2011年03月18日
敦賀市でも被災者の受け入れ開始
今日の福井新聞で、敦賀市の市営住宅で、被災者を受け入れることが報道されていた。
さっそく市役所の建築課に電話し「布団や食器など必要なものはないか?」と聞くと、「布団はこちらで用意します。敦賀に来られる被災者は、敦賀に身内がおられるので、他は大丈夫だと思います」とのこと。
市営住宅の和久野団地の中層(4階建て)やバリアフリー工事をした二階建ても空きが数件ある。
特に、「特高賃」(所得の高い世帯用)は、家賃が八万円もするため入居者がおらず、数年空いている状態だ。
「和久野団地でも被災者を受け入れるべき」と言うと、「検討します」との答え。
だけど…考えてみると、全国的に被災者を受け入れている状況の中、身内が敦賀にいるという方以外は、わざわざ避難場所に敦賀を選ぶ人は少ないだろうなぁ…。
原発がたくさんあり、「もんじゅ」まであるのだから…。
…それでも地方選挙はある (><;)
14日、日本共産党の志位委員長が、「全国民、全自治体が災害の救助、復興に力を集中すべき」「選挙になれば電力も使うし、車も走らせなくてはならない」などを理由に、いっせい地方選挙の延期を提案した。
そして、みんなの党「正常な状態でなければ選挙権を行使できない」、国民新党「全国で選挙が出来る状態にない」と同調。
ところが、自民党「被災地に限定すべき」、公明党「全国一律はいかがなものか」と拒否。
そして、民主党「国会で議論して決めたい」。
その結果、いっせい地方選挙は、被災地を除いて、予定通り開催されることに…。
こんな時に、選挙してて良いの?…そんな思いはある。
地震、津波、原発事故…そして、雪…。
ところが、自民党「被災地に限定すべき」、公明党「全国一律はいかがなものか」と拒否。
被災された方々を思うと、すぐにでも、物資を持って支援活動に駆けつけたい…。
学習会の講師として敦賀に来ていただいたことがある原発立地自治体の某町の議員にも連絡が取れない…。
選挙がなければ、今すぐにでも被災地に飛んでいけるのに…。
けれど、選挙があるのなら、がんばって当選しなくては!
これまで、議会で原子力の安全性や原子力防災の充実を追及してきたのは、残念ながら、私たち日本共産党の議員だけなのだから…。