3時間以上の長時間の説明会…。
2011年03月25日
議会で原発説明会がありました
今日は、議会の全員協議会があり、原子力安全・保安院(経済産業省)と日本原電と日本原子力研究開発機構と関西電力から説明がありました。
原子力安全保安院からは、福島原発の事故の経過など、そして日本原電、開発機構、関電からは、現状と今後の対策など話されました。
その中で、「想定外」との話しが出たので、私は、2006年3月に日本共産党の吉井英勝衆議院議員が国会で、今回のような事を想定して安全性を追求していたことを紹介し(吉井英勝衆議院議員のホームページ参照)、「想定外ではなく、すでに5年も前に想定されていた」「今度こそ、安全神話を払拭すべき」と求めました。
また、「大規模地震は来ない」「大津波は来ない」ということを前提に話しをしていたので、私は、敦賀でもM8.2の地震が来ることを文部科学省の地震調査研究推進本部が指摘していること、更に、敦賀や若狭町でも大津波が過去に来たことがあることも紹介し、「どれだけ安全だと言っても、今や市民は誰も信じていない。安全宣伝ではなく、安全対策こそ必要」と求めました。
また、日本共産党敦賀市会議員団の上原議員団長は、「40年以上経った原発やもんじゅは、もう動かすべきではない」と強く求めました。
休憩無しで、入れ替わり立ち替わり説明者が現れ、それぞれが同じような話しをされ、私も、上記の話しをその度にしたので、とても疲れる説明会でした。
特に、関西電力は、一番最後の説明で、しかも日本原電とそっくり同じような内容…。
みなさん疲れていたのか、最後の関電には誰も何も発言しなかったので、私は、「関西電力が新聞に折り込んだ「越前若狭のふれあい」で、早々に安全宣伝をしたことは、住民の不信をかっている。今必要なことは、安全宣伝ではなく、どんな地震が来ても、どんな津波が来ても、事故をおこさない安全対策である」と強く求めました。