2011年05月29日

俳優さんが原発発言でテレビに出られない!?

俳優の山本太郎さんが、原発をめぐる発言のせいでテレビドラマに出演できなくなった…とのこと。

山本太郎さんは、文部科学省が、これまで、子どもが一年間であびても良いとされる放射線量の基準を1ミリシーベルトとしていたのを、福島原発事故の後、年20ミリシーベルトの放射線をあびても良いと変更したことについて批判していました。

言論・表現の自由って、あるようで無い…。

そう言えば、似たようなこと、いくつもありましたね。

朝日新聞が、キャノンの偽装請負を記事にして、広告を減らされて大幅な減収となったため、その後、記事にできなくなった。

他紙も企業の「しうち」に恐れをなして、会社名を出しての偽装請負の記事が書けなくなった、という話。

どうやらテレビや新聞が保障している「言論・表現の自由」は、スポンサーである「企業が許す範囲」らしい…。

ちなみに、私が長年読んでいる「しんぶん赤旗」は、企業から広告をもらっていないので、企業の実名入りでばんばん真実を報道していますが、それが「当たり前」では無いんですね…。

日本国憲法が形だけのモノにされていることをつくづくと感じる事件でした。

ちなみに、「赤旗」が何故スクープを連発できるか…という面白いブログを発見しましたので、良かったら見てみてください。
posted by きよこ at 11:25| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする