2011年06月26日

医療生協の総代会の後に原発学習会

医療生協の総代会が福井市の自治会館でありました。

総代会の後、そのままその会場で、医療生協の平野先生による原発学習会「原発事故と放射能と健康について…安心して住み続けられるまちづくりをめざして…」がありました。

内容は、ほぼ前回と同じだったかな〜?

さて、今回、心に残ったのは…。

パワーポイントでスクリーン上に映し出された茂木清夫・東大名誉教授の「地震地帯と原発立地」の地図。

これまでに大きな地震があった地域が世界地図上に記され、その上に原発立地を明記すると…怖いことに、地震地帯に原発があるのは日本だけでしたたらーっ(汗)

学習会の後、質疑応答があり、鷹巣の男性が発言されました。

「50年前、鷹巣の砂丘に原発が立てられる計画があり、三人で反対運度を始めた。砂丘の上に原発を立てることの危険性を調べて、みんなに伝えた。魚を売る行商の人も広めてくれた。そして、その結果、砂丘の上でなく、岩盤がある敦賀半島に原発が建てられる事になった。福島原発の事故がおきて、あの時、原発に反対してくれてありがとう、と、50年経って初めて感謝された」と話されました。

私も昔、原発は、当初、嶺北に作られる予定だったけど、地盤が悪く、福井で反対運動をしていたら、突然、敦賀に建てれることになった、と聞いたことがあります。

その時のマスコミは「明暗分ける…」と書いたとか。

福井が「明」で、敦賀が「暗」かと思いきや、原発立地で潤うことになった敦賀が「明」で、立地されなかった福井が「暗」という記事だったそうで…びっくりした思い出があります。

さて、敦賀でもし過酷事故が起きれば、間違いなく「暗」となってしまいます。

敦賀が「暗」にならないよう、これからもがんばらなくては…ダッシュ(走り出すさま)
posted by きよこ at 23:40| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする