2011年07月01日
長くて熱い6月議会がおわりました
原発の意見書をめぐり、熱い議論が繰り広げられた6月議会が終わりました。
最終日の今日は、とても長〜く感じた一日でした。
朝9時から議会運営委員会が開催され、委員長報告や討論など議会運営について確認。
私たちが出した「エネルギー政策の見直し等を求める意見書」にたいして反対討論の申し出があり、日本共産党議員団としても賛成討論を申し出ました。
良かった…準備してて。
また、次に、対抗して?出された意見書について、日本共産党議員団として反対討論を申し出ると、みなさん、一瞬凍った感じ…。
賛成討論は…無し。
まさか「安全対策を求める意見書」を反対されるとは思っていなかったようですが、ひと言もエネルギー政策の見直しについて書かれていなくて、しかも、原発を中長期的に推進していくことが明文化されている、まさに「原発推進」のための意見書に賛成はできません。
その後、9時半から全員協議会が開催され、10時から在職20年の永年議員の表彰があり、それが終わってから、6月議会の本会議が始まりました。
さて、委員長報告の後、一般会計補正予算の反対討論を行いましたが…のどがはりついて声が出にくい…ガラガラ声や〜
昨日、鯖江の5カ所で街頭演説したのが悪かったか? それとも、平和行進のアナウンサーしたから? それとも…寝不足のせい? …と頭をよぎりましたが仕方がない。
水を飲む余裕ないし、がんばって最後まで読み終えました。
討論を終え、次の「非核平和都市宣言」を求める請願が不採択になったことにたいする反対討論の原稿を読み直していると…胸が熱くなり、涙が…やばい
「ノーモア広島、ノーモア長崎、ノーモア被曝者」この言葉は、中学、高校と多感な時期を長崎で過ごし、核兵器廃絶の運動に長く携わってきた私にとってまさしく「ツボ」なんです。
壇上で泣くかも…アカン…どうしよう…。
討論を待っている間、ドキドキと胸の鼓動が早くなってきました。
議長に名前を呼ばれ、反対討論のために壇上へ…。
そうだ、まず、水を飲もう!
ところが、コップを持つ手がガタガタ震える…アカンわ〜最悪
水を一口だけ飲み、原稿へ目を落としました。
さぁ、がんばるぞ
ところが…初っぱなから胸が熱くなって声が出ない…
アカン…泣いたらアカン…
頭の中で、「泣いたらアカン」と唱えながら、必死で最後まで反対討論の原稿を読み終えました。
その後、「意見書」の賛成討論。
討論のぎりぎりまで何度も書き直し、矢印もいっぱい書いたため、「つぎ、どこ読むんやったっけ?」と思いながら読んでいたのは、聞いている方も分かったようで…なんともお粗末で恥ずかしい…
それにしても、6月議会は内容の濃い議会でした。
さっそく議会便りを発行して、みなさんにお知らせしたいと思います。