(1次系には空気がないので漏れても燃えないとのこと…ホンマカイナ〜)
2011年07月09日
新婦人の原発学習会
今日は、新婦人の原発学習会がありました。
県内だけでなく、京都、大阪、兵庫からも来られ、49名の参加で行われました。
さて、一行は、バスで、敦賀駅から美浜原発へ。
バスの中で、佐藤正雄福井県議から、福井県議会など原発をめぐる情勢が話され、その後、私がバスガイドをして、道中、原発の豆知識?を披露しました。
原発の成り立ちや沸騰水型、加圧水型の話、もんじゅ、ふげんの話、活断層の話などなど…。
つい話に夢中になっていると…美浜発電所のPR館に到着。
そこでは、加圧水型原発の仕組みなどetc.…説明を受けて館内を見学しました。
次に、もんじゅのPR館、ナトリウム施設、もんじゅ構内の見学へ…。
「ナトリウムは包丁でチーズのように切れます」
さて、かつて、ナトリウム漏れ火災事故があったけど…ナトリウムは空気や水に反応して燃えたり爆発したり…というイメージなのに、何でこのチーズのようなナトリウムは燃えないんだろう?と思っていたのですが、今日、やっと私の中の謎が解明されました。
・ナトリウムは、100数十度で溶けて液体になる。
・ナトリウムは空気中では300度以上になると発火する。
・もんじゅの2次系配管の中を流れるナトリウムの温度は300〜500度だから、漏れると発火する。
(1次系には空気がないので漏れても燃えないとのこと…ホンマカイナ〜)
次に、日本原電のPR館で説明を受けて、3.4号機増設予定地を見学。
日本原電の敷地内のトンネルを専用のバスでくぐると…東京ドーム6ヶ分の埋め立て地。
日本原電1.2号機には防波堤は無いけれど(津波は来ないらしい…)、3.4号機建設予定地は外海で冬の波が荒いので11mの防波堤を建設していました。
最後に男女共同参画センターで学習交流を行いました。
他県の新婦人の取り組みも紹介され、学習会、申し入れ、署名行動など、原発のある地元の新婦人としてがんばらなくては!と決意を新たにしました。
(1次系には空気がないので漏れても燃えないとのこと…ホンマカイナ〜)