2011年07月12日
新幹線を考える討論集会
7月15日(金)午後6時30分より
福井県教育センター大ホール(福井市)にて、
「北陸新幹線を考える討論集会」があります。
主催は、北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会です。
福井県は、北陸新幹線の敦賀までの延伸を強く求めていますが、県民にとって、今、どうしても必要なことでしょうか?
第三セクター化される北陸本線は、どのようになるのでしょうか?
みなさんのご意見を、お聞かせ下さい。
駅周辺整備調査特別委員会で視察に
議会の敦賀駅周辺整備調査特別委員会で、金沢市に視察に行きました。
まず、敦賀駅前に建設する施設(原電の学習施設や商業施設、公共施設を併設)をPFI方式(建設、維持管理、運営等を民間に委託する手法)でするという敦賀市の計画があるので、PFI方式で建設し、運営しているという金沢大学の図書館へ行き、説明をうけました。
大学独自で建設し運営するよりも、21.5%安くなった、というお話でしたが…算出根拠も詳しく教えてもらえず…契約が切れる7年後は大学独自で運営するという説明で、大学を移転するのに、確実に補助がもらえるPFI方式を選んだのかな〜?と感じました。
ちなみに、敦賀市の計画では民間ですると5%しか安くならないらしい…。
次に、敦賀市は、中心市街地活性化の計画で、舟だまり地区や金ヶ崎などの開発を計画しているので、中心市街地再開発事業で建設した近江町いちば館に行って説明をうけました。
地下、1階はお店。
2階は飲食店。
3階が子どもの広場。
4階が住民票などがとれる窓口と研修施設。
金沢は敦賀と比べものにならないくらい人口も多いし、観光客も多いし、利用が多いのかもしれないけど、それでも毎年1億円ほど管理組合に払っているとの説明に、「・・・・」。
やっぱり、不要不急の大型箱物建設はやめた方が良いんじゃない?と感じた視察でした。
最後に、新幹線を見越して建設した金沢駅へ。
金沢駅の方が説明をして下さいました。
金沢駅は一日の乗降客が4万人で北陸で一番多く、バリアフリー法で、エレベーターと上りのエスカレーターを設置しています。
そのため、下りのエスカレーターは、民間の商業施設が設置しました。
今回の敦賀市の駅舎改築では日本原電からの寄付もあり、原発に依存して身の丈以上の開発を続けている敦賀市の姿がハッキリ見えた視察でした。
敦賀駅は一日の乗降客が6000人で、バリアフリー法の基準では、エレベーターだけの設置ですが、市が負担して、改札口の上下のエスカレーター、そして各ホームの上りのエスカレーターを設置します。