2011年07月28日
ドイツはフランスの原発に依存している?
今日は、京都で、関西圏の日本共産党議員のみなさんと原発問題での学習交流集会がありました。
それぞれの地域で取り組まれている学習会や原発ツアー、集会、パレード、独自のポスターづくり等々…聞くことが出来ました。
初めての企画でしたが、これからもやってもらいたいものだ…と思って帰って来ました。
さて、みなさんとの意見交流の中で、「ドイツは脱原発と言っても、フランスの原発の電力に依存しているじゃないか」と言う人がいるが、それは意図的なデマだとの話。
家に帰ってネットでみると、いろんな情報が飛び交っていましたが…ドイツの新聞記者、ドイツ在住のジャーナリスト、ドイツ在住の日本人などのブログを見る限り、やはりデマというか…間違った情報のようです。
日本目線でなく、ドイツ目線ってやつ?
出力調整が出来ないフランスの原発の余剰電力を安く買えるということもあり、ドイツはフランスから恒常的に電力を買っているのは事実のようですが…ドイツの一日分の消費電力のわずか3%…依存とはいえないみたい。
ちなみに、ドイツは、自然エネルギーが普及しているデンマークからも輸入してるらしい。
でも、実はドイツは、フランスやデンマークからの輸入以上に、スイス、オーストリア、オランダ、ポーランド等々へ輸出している輸出大国とのこと。
ちなみに、フランスの原発は、ライン川の水位が下がって発電できない、川の水温が高くなるから排水できず発電できない…など原発が止まることが多く、逆にドイツの輸入に頼っているので、今後、ドイツの脱原発の影響を受けることになるのはフランスのようです。
ヨーロッパは地続きなので、電力の売り買いが普通に行われているようで…日本の価値観では考えが及ばない事ってありますね〜
ついつい、マスコミで学者とかジャーナリストとかが言う事を「そうなんや」と信じてしまいがちですが、原発推進の方々の意図的な操作ってこともあるんですよね。
日本共産党の志位さんも、原発推進に荷担してきたマスコミの責任を話されてましたが、赤旗新聞をちゃ〜んと読んで、もっと賢くならなアカンわ〜と反省した一日でした。
昔、杉津にも津波が来ていた…
以前、北陸道下り線の杉津のパーキングの食堂で見かけた「杉津の由来」。
その昔、杉津に津波が来た時、家に火を付けて、その明かりで逃げたことが書いてあって…ずっと私の記憶に残っていました。
3・11のすぐ後、日本共産党敦賀市議団で、市長へ原発問題で申し入れをした時、市長が「敦賀には津波が来たことがない」と言ったので、「昔、杉津に津波が来たことを市長は知らないのか?」とビックリして問いただしたのですが…。
先日、杉津のパーキングに寄ったとき、再び発見 ご紹介します。
関電流で言えば「伝承であって史実ではない」?