2011年09月11日

フクシマと共に9.11パレード福井

今日は、福井市の中央公園で、「フクシマと共に9.11パレード福井」が開催されました。

早い時間に到着し、初めはパラパラの人で心配しましたが、11時を過ぎるとだんだんと人が増え、パレードが始まる頃にはたくさんの参加者…かわいい

陶芸や野菜、飲み物などを販売する人もいて、賑やかに集会が開催されました。

展示されていた俵万智さんの句「子を連れて 西へ西へと逃げてゆく 愚かな母と言うならば言え」を見て、私も子どもを持つ母として、胸が熱くなりました。
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パレードはフェニックスプラザを通って駅前を通り西武で解散…。

先月の8.11よりも多い参加者、子ども連れのお母さん達もいて、ラップ調の歌にあわせ楽しくパレードすることが出来ました。

解散後はアオッサで署名行動。

30分間で、たくさんの署名が集まって良かったです。

さて、その後、390円のおろし蕎麦を食べて、アオッサの下でコーヒーを飲んで、新婦人主催の映画「春との旅」へ。

入館するのにチケットが見あたらず、時間がかかり、中に入った頃にはすでに始まっていて、真っ暗の中、手探り状態でなんとか空席を見つけて座ることが出来ました。

映画「春との旅」は、失業した孫が、おじいちゃんを連れて、おじいちゃんの兄弟の家を回る話で、おじいちゃんがワガママ放題で…私の父とそっくり…たらーっ(汗)

私は涙腺が極端に弱いため泣けましたあせあせ(飛び散る汗)が、クライマックスあたりから疑問に感じる展開になり、ラストシーンではあまりにあっけない終わり方…。

おじいちゃんや春のような「依存と共依存」の家族は日本では多いけど、「いつまでも一緒」って、本当にそれで良いのか…。

生活相談の中でも、親や子、孫とか離れたくても離れられず泥沼というか、がんじがらめになってる家族があって…ある程度距離がある方が良いよ、とアドバイスしたところで、家族だからこそ切っても切れない、離れられない…大変だ。

しかも、おじいちゃんが死んで解決という話では無い、難しい問題の映画やなぁ…と重い気持ちで帰途につきました。
posted by きよこ at 22:56| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原発学習会と心の病の講演会

10日は朝から、粟野南小学校の体育大会の来賓。

炎天下の中、元気に頑張る子どもたちを見ていると、自然と笑みがこぼれてくる。

いつもなら競技をしばらく見て楽しむのだけど、東神戸医療互助組合の原発学習ツアーの受け入れの準備のために早々に退席する。

   かわいいかわいいかわいい

添付資料を家のプリンターで20人分印刷し、レジメをコンビニでコピーし、生涯学習センターへ。

この日はどこの会議室も一杯で、空いていたのが生涯学習センターだけ。

初めて生涯学習センターを借りたのだけど、入り口から遠いのと、トイレから遠い事を除けば問題ないし、会場費の200円は安い。

さて、予定通り、11時ごろ、東神戸医療互助組合のみなさんがマイクロバスで到着。

約1時間、私から、福井県内15基の原発の状況と地域経済や自治体財政の原発依存の問題、活断層と地震、福島原発事故後の動きと住民の変化、再生可能エネルギー等々お話させて頂き、その後、参加者の方から質問やご意見を頂き交流。

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   かわいいかわいいかわいい

12時半前に東神戸医療互助組合のみなさんのマイクロバスを見送り、急いであいあいセンターへ行って、二州家族会(心の病を持つ人を家族に持つ人の会)の心の病を理解する講演会「当事者への接し方」(敦賀温泉病院の玉井先生が講師)の準備。

会場に着くとすでに椅子が100個並べられほぼ準備は完了していた…すみません

数日前まで、参加確認が20名ほどと言われ、友人知人、市役所、民生委員さんや区長さんなど何人か声かけをさせてもらったが…どれだけ集まるのか…?

ところが、始まる前に次々と来場者が…!

椅子を追加して並べ、最後には、なんと150名の参加が…!

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帰る時も、「また、このような催しがあれば声をかけてください」「とてもよかったです」等々。

心の病について理解してくださる方が増える機会ができて本当に良かった。

posted by きよこ at 08:56| 日記2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする