2011年10月30日
藤野保史さん来敦
このたび、衆院選の北陸信越ブロックに立候補することになった藤野保史(やすふみ)さんが、日本共産党嶺南地区委員会の事務所に挨拶に来られました。
藤野保史さんは41歳…若い
福岡出身で京都大学法学部を卒業後、共産党中央委員会で穀田恵二衆議院議員や吉井英勝衆議院議員の秘書をされていたとのこと。
その後、政策委員会の所属となり、中小企業政策など担当されていたそうです。
原発問題で大変お世話になった吉井英勝議員が勇退されるので残念ですが…
その分、なんとしても、藤野さんを国会におくりだし、原発問題や中小企業対策で頑張ってもらいたいです
原発問題で大変お世話になった吉井英勝議員が勇退されるので残念ですが…
2011年10月28日
もうすぐ決算議会…
ようやく今日から決算書に目を通し始めました。
毎年、独自に頂いている資料についても、市役所の各課へ行って「遅くなって済みませんが、月曜日までに出してください」とお願いにまわりました。
本当に、こんなに多忙で決算の準備が手につかなかった年はありません…
11月3日も岐阜県から、原発学習会ツアーが来られ、対応をすることになっていますが…準備はまだ何も出来てません
こっちは土日が勝負かな… 両方がんばります
とりあえず、11月1日に決算書質疑の通告を出してから、学習会の準備をする予定です。
今は、決算に集中するのみ
あ…赤旗新聞の集金がまだやった〜
敦賀の放射線量は?
原発問題住民運動福井県連絡会の事務局が、敦賀市内の放射線量を計ったそうです。
さすがに日本原電の周りは高い数値を示しています。
粟野でも一部高いのは…ホットスポット?
青年大集会に全国から約5000人
ニューヨークのウォール街で始まった貧困と格差に反対する世界の流れに連帯して全国青年大集会2011が23日、東京・明治公園で開かれました。
今回で7回目となる青年集会ですが、かつてない最大規模
「若者の使い捨て労働はやめろ」「原発はいらない」などの要求を掲げて全都道府県から約4800人の青年が集まり、「日本をかえるのも、私たち若者の連帯と行動です。被災地と心をひとつにし、力をあわせて職場も、政治や社会もかえていきましょう」とするアピールを採択しました。
今年は、初めて海外の代表が参加し、アメリカ電気・無線・機械労働組合(UE)と韓国青年ユニオンの代表が連帯を表明しました。
福井県からは5名の若者が参加し、パレードも気持ち良くできたそうです。
←福井の青年たち
私も若かったら…一緒に東京行きたかったなぁ
2011年10月27日
議会運営委員会の視察
議会運営委員会の視察に行ってきました。
24日は、別府市議会で、「べっぷ子ども市議会」と「一問一答方式」について視察しました。
別府市では、子ども会育成連合会、PTA連合会、別府市、市議会、教育委員会が主催し、別府市議会子ども会を支える議員連盟が後援して、「べっぷ子ども市議会」を開催しています。
参加者は各小中学校の代表者と市長、正副議長、執行部各部長。
子ども議員から選ばれた議長、副議長が議事を進行し、小学生の子ども議員が一般質問をし、中学生の子ども議員が提言と「子ども宣言」を行うとのこと。
自分たちの住んでいる別府市の問題、未来について子どもたちが考えるきっかけとなっているようです。
敦賀市でも以前(10年くらい前)は広報が担当して子ども議会を開催していましたが、現在は行われていません…。
再開できると良いなぁと思いました。
また、別府市では、さまざまな議会改革を行っていますが、聴覚障害者のため手話通訳は素晴らしいと思いました。
別府市の視察の後、その日のうちに大分市へ…。
25日は、大分市議会で、「議員政策研究会」と「市民意見交換会」について視察しました。
大分市議会では、政策立案ができる議会となるよう平成19年から「議員政策研究会」を設置しています。
それぞれ議員がテーマを提案し、プレゼンを行い、その中から最も必要と思われるものをみんなで話し合って一つに絞り、研修や検討を行い、市民にも意見を聞くなどして条例を作ります。
これまで、「大分市議会基本条例」「大分市子ども条例」を作ったとのこと。
ちなみに、大分市議会では、提案した議員が所属する会派の人数と関係なくテーマが選ばれているようなので質問したところ、大分市議「民主的に話し合って、必要なテーマを決めています。会派は関係ありません」とのこと…。
敦賀市では、プレゼンを行ったところで、結局は、最大会派の議員が提案したテーマが多数決で採用されると思うので、大分市はすごいと感心しました。
また、「市民意見交換会」は、「議会基本条例」「子ども条例」「議員定数」など、その時々の重要なテーマで市内13カ所の公民館で行っているそうです。
その際、市政に対する要望等もお聞きし、「議会活性化推進会議」で集約し、常任委員会で振り分けて協議し、執行部へ出すべき要望は出し回答を得て、その結果を冊子やホームページ上で公開している、とのこと。
ちなみに、「議会活性化推進会議」は、月2,3回開催し、平成23年度4月現在だけでも18項目にわたって検討を行うなど、議会基本条例をつくった後も、改革をどんどん行っている姿勢は見習わなくては…と思いました。
26日は、防府市議会で、「防府市議会基本条例」「議会懇談会」「議会報告会」について視察しました。
防府市の議会基本条例について説明をお聞きし、敦賀よりもすごいなぁとうらやましく思いました。
敦賀市と違うところは…まず、「危機管理」の条文があり、災害がおこった時の議会のあり方を条文化しています。
そして、議会に提案される重要な政策、施策、計画などについて、審議に必要な情報提供を求めています。
さらにすごいのは、事件議決の拡大
地方自治法の改正で、総合計画が議会の議決からはずされてしまいましたが、防府市では、総合計画だけでなく、環境基本計画、地域福祉計画、障害者福祉計画、次世代育成支援行動計画…等々、議会で議決が必要と決めた計画の数は、全国でトップクラスとのこと。
敦賀市では、議会基本条例を作る時に、私から総合計画の議決等について求めましたが、今後の検討課題とされ、改選後の議会においても「必要なし」とされてしまった事を考えると、実に羨ましい…
また、「議会モニター制度」をつくり、市民に議会のモニターになってもらい、本会議や常任委員会を傍聴してもらい、議会の運営について意見や要望を出してもらったり、議会便りや議会のホームページへの意見を出してもらったりするとのこと。
この秋に募集して11名のモニターさんに研修を行ったばかりだそうですが、とても素晴らしいアイデアだと思いました。
委員会での議員間討議も設け、活発に行われているとのこと。
敦賀市議の「会派で議案に対する態度を決めていたらどうなるのか」との質問に、防府市議「会派ごとにしっかりとした態度を決めていたら、討議はできませんね」との回答。
防府市では、活発な討議の結果、修正案を出すことになったり…とのことですが、敦賀市では、委員会までに、議案や請願などについて賛否が会派ごとにしっかり決まっているので、残念ながら討議はありえないでしょう…
防府市では、同じ会派でも議案についての賛否が分かれているので、会派にしばられていないところがあるのでしょうか…?
三つの自治体の視察で感じたことは、常に前に前に…と意識的に積極的に議会改革を進めて行かなくてはならない、ということ。
これらを糧にこれからもがんばります
2011年10月23日
今日の一日…
朝、9時から町内の清掃作業に参加しました。
10時には町内会館からバスが出て、町内の役員と30名を超える高齢者が吉河の市民福祉会館へ…。
私も福祉委員としてお手伝いをするため市民福祉会館へ行きました。
お茶をお出ししたり、お菓子やお弁当を配ったり…カラオケの機械を操作したり…最後に後片付けをして、午後2時に終わりました。
その後、きらめきみなと館の大ホールで開催されている野坂の郷のイベントへ行っていろいろ見て、卓上カレンダーを買いました。
そして…2時30分から、男女共同参画センターで開催される9条の会・敦賀の主催の「みんなでつくろう平和のつどい」に参加しました。
二本松はじめさんの歌や9条の会の平和の訴えなどがあり、平和、命の大切さをあらためて思わされました。
2011年10月22日
核兵器廃絶のために…
今日は、福井県の原水協主催で、敦賀の会議がありました。
そして、原水協はその実現のために、今年2月から新しい署名を始めました。
求める内容は一つ。
「私たちはすべての国の政府に、すみやかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう求めます」
さて、この署名の賛同者を敦賀でも募り、多くの署名を集めるために、具体的に何をどうするか…などなど話し合いました。
核兵器廃絶に向けて世界が動き出し、日本中の至る所で動き出しています。
敦賀市でも大きな動きをつくり、核兵器廃絶が一日でも早く実現するよう、みんなでがんばりましょう
NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて核兵器廃絶の署名700万筆を国連へ提出したのが昨年5月。
その後、開催されたNPT(核不拡散条約)再検討会議では、全会一致で「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことを決め、努力義務まで明確にしました。
この賛同署名は、世界では、国連事務総長、ノーベル賞受賞者や受賞団体などなど…。
国内でも、吉永小百合さん、沢田研二さん、杉良太郎さん、宝田明さん、元ちとせさん、山田洋次さん、大江健三郎さん、瀬戸内寂聴さんら多くの著名人、そして全地婦連、日青協など幅広い市民団体…。
短大特別委員会で新見市へ…
21日、敦賀市議会の敦賀短大等調査特別委員会で岡山県新見市へ…。
バスで行ったのですが…岡山駅から高速で1時間、四方を山に囲まれたところにある人口約3万4000人の市です。
学校から見た新見市の市街地
新見市は、30年前の1980年、過疎脱却と地域振興のために、全国初の組合立(一市四町)の公立の女子短大を作りました。
当初、学科は、看護学科50人、幼児教育学科50人。
1996年に地域福祉学科(介護士の養成)50人を開設。
1999年に男女共学にし、2004年に看護学科に保健師の専攻科15人を開設。
2010年に看護学科のみ四年制の大学にし、新見公立大学看護学部60人を開設しました。
学校の正面玄関
現在、短大の学生と大学の学生(2年生まで)併せて412名の学生がいますが、地元の学生17人以外は、みなさん新見市に住んで大学に通っています(住まないと通えない?)。
看護学部の学生が4年制になる二年後には、440名を超える学生になるそうです。
学生や教員が、積極的に地域のイベント等に参加しています。
強みは、医療、福祉分野の学校だということ。
保育所や介護施設など、学生が実習等々で行くので、地域貢献で市民に喜ばれているとか。
地元負担は、国からの大学関係の交付金に上乗せして約7000万円ほど市の持ち出しがあるぐらい…。
残念ながら、他自治体から来る学生の新見市への定着率は8%とのことで、ほとんどが地元へ帰ってしまうのですが、経済波及効果や地元貢献など考えると新見市にとってはプラスの方が多いようです。
新見市の大学の事務局長さん曰く「教授の確保が問題」とのこと。
つきつめると敦賀病院のあり方まで問われる大学問題…予算が計上される12月議会までに結論を出さなくてはならないため、あと一ヶ月、特別委委員会の調査は続きます。
敦賀市も短大と看護専門学校を廃止し、四年制の看護大学を作る予定ですが、教授の確保の問題、自治体の負担の問題、地元就職率の問題等々…問題が山積みです。
2011年10月20日
踏んだり蹴ったりの「税と社会保障の一体改革」
「消費税は大増税」「社会保障は削減」の「税と社会保障の一体改革」は自公政権の時代に提案され、今では民自公が「一体」ですすめています。
この証券優遇税制をやめ、本来の20%の課税に戻すだけでも、国と地方自体の税収は、年間約5千億円から7千億円も増えるのに…
そんな事を考えると、ほんとうに、腹が立ってしかたありません
やっぱり、政治を変えなくっちゃ〜とお腹に力が入ります
日本経団連は消費税について、第一段階で10%、最終的に20%を上回る税率にすることとあわせて法人税の減税を要求しています。
この上に「一体改革」で、国民健康保険や国民年金の保険料(税)、介護保険料など値上げされ、医療費の窓口負担も増え、軽度の人の介護サービスは削減…
受け取る年金も、68、70歳と引き延ばされ、しかも支給も減らされる…
踏んだり蹴ったりとは、まさにこのことです。
日本共産党は、政党助成金(共産党は受け取っていない)、原発建設・推進予算、アメリカ軍への思いより予算などをやめ、これまで減税してきた大企業や資産家に更に減税する政策をやめて負担能力に応じて負担を求めることを提案しています。
資産家の減税と言えば…先の9月議会で、証券優遇税制の延期が決まったばかり(反対は共産党2,無所属1)…。
2011年10月19日
青年集会と原発集会のお知らせ
全国青年大集会2011
10月23日(日) 東京・明治公園
●11:00 分科会
●13:00 メイン集会
●15:00 アピールウォーク(17:00解散予定)
主催 全国青年大集会2011実行委員会
全国青年大集会が今年も開催されます。
全国から5000人の青年が東京・明治公園に集まり、雇用(非正規、労働問題)、保育、介護、医療、学生、女性、原発、震災などなど…様々な分科会に別れて、学習や意見交流など行います。
福井県からも数人の青年が、車に乗り合わせて22日に出発します。
参加者募集中
●13:00 メイン集会
●15:00 アピールウォーク(17:00解散予定)
10・30大集会inふくしま
10月30日(日) 福島市・四季の里
●11:00 交流会
●12:00 元気ステージ
●13:00 ふくしま大集会
●14:15 アピールパレード
主催 10・30大集会inふくしま実行委員会
「放射能被害から子どもたちを守る」「被害の全面賠償」「原発なくし、安心して住み続けられる福島」の実現をめざし、「10・30大集会インふくしま」を成功させましょう!
福井県からもマイクロバスを出します。29日に出発します。
●12:00 元気ステージ
●13:00 ふくしま大集会
●14:15 アピールパレード
2011年10月18日
敦賀・長浜・翏島の三市協議会で自治体病院の学習会
敦賀・長浜・高島三市議会協議会の臨時総会後、講演「自治体病院の現状と今後」がありました。
講師は有限責任監査法人トーマツ 代表社員・公認会計士 和田頼知 氏。
市立敦賀病院、市立長浜病院、長浜市立湖北病院、公立高島総合病院など、それぞれ分析した結果の報告がありました。
敦賀病院の看護体制は10:1。
医師1人あたりの収益は1億2,000万円。
患者1人一日あたり外来単価10,127円、入院単価36,577円。
長浜病院の看護体制は7:1。
医師1人あたりの収益は1億4,000万円。
患者1人一日あたり外来単価9,147円、入院単価47,171円。
湖北病院の看護体制は7:1。
医師1人あたりの収益は1億4,000万円。
患者1人一日あたり外来単価8,553円、入院単価28,007円。
高島総合病院の看護体制は10:1。
医師1人あたりの収益は1億6,000万円。
患者1人一日あたり外来単価8,931円、入院単価34,626円。
…ということで、病院によって違います
さて、今後の医療報酬ですが、平成22年度の診療報酬の改定では、急性期病院の単価が上がったが、平成24年度の診療報酬の改定は、介護報酬の改定と同時改定で、在宅医療を支援する意味から、訪問系の医療報酬の単価が上がる予定、とのこと。
自治体病院の存在意義は救急ですが(ガン等は他市へ行く余裕がある?)、そのために、後方支援(療養型病床や介護施設)の確保が求められる、等々…。
医師の確保のために何が求められるか…については、「ここで働きたい、医師を送りたい」と思える環境の整備が必要とのこと。
また、医師が業務に専念できる環境が好まれ、医師のペーパーワークなど仕事をサポートする事務職員を十分に配備することが求められるとのこと。
更に、医師も看護師も勉強熱心で向上心があり、能力・スキルアップが出来る環境が求められるとのこと。
その他、いろいろお話をお聞きしましたが、今後、敦賀病院のあり方など考える上で、参考になりました。
敦賀・長浜・高島三市協議会で原発の意見書提出
敦賀・長浜・高島三市議会協議会の臨時議会が開催されました。
前回の総会で、三市協議会として原発問題について意見書を出すことを決めていました。
そのため、6月に敦賀の三市協議会の議員で意見書案を作成し、長浜市議会、高島市議会で協議をして頂いていました。
今回、長浜市案として、修正案が提示されましたが、県原協(県内の原発立地市町の原子力関係特別委員会でつくる県原電所在地議会特別委員会連絡協議会)の会長をされている敦賀市の議員が、県原協の立場を主張されたため、敦賀市側より休憩を求めました。
敦賀市の議員で意見書について(廊下にて)それぞれの態度を確認し、議会を再開。
ところが、次に、長浜市側(三市協議会副会長)より休憩が求められ…三市協議会の会長と副会長で(廊下にて)意見書案を再度見直しました。
議会再開後、見直しされた要望書案の説明があり、三市協議会として、中立の立場がより明確となった要望書を提出することが決まりました。
要望書の要旨は次の通りです。
1,原子力災害の収束と住民の安心確保
2,原子力発電の安全対策
(1)安全対策と明確の説明
(2)安全規制の見直しと明確な説明
3,原子力防災対策
(1)防災対策の充実
(2)情報の提供
(3)防災道路等の早期整備
4,エネルギー政策
2,原子力発電の安全対策
(1)安全対策と明確の説明
(2)安全規制の見直しと明確な説明
3,原子力防災対策
(1)防災対策の充実
(2)情報の提供
(3)防災道路等の早期整備
4,エネルギー政策
2011年10月17日
見守り隊とPTAの交流会
粟野南小学校のPTAさんと見守り隊「ミテルンジャー」の交流会がありました。
ミテルンジャーの結成から現在までの苦労、今後の課題など、意見交換を行いました。
私も、2005年のミテルンジャー結成当時から関わっています。
新和町1丁目では、高齢のみなさんを中心に構成しているため、無理なく続けられるようにするにはどうすればいいか…悩みはつきません。
みなさんと意見交換する機会を与えて頂き、良かったです。
2011年10月16日
敦賀の○○の初めては吉田さん
日本共産党の名誉県委員の吉田一夫さんと、後援会員さんのみなさんに「しんぶん赤旗」の購読をお願いにまわりました。
吉田さんは、86才(吉田一夫さん86歳の誕生日参照)ですが、とっても元気です。
敦賀の党をずっと引っ張り上げてきた吉田さんは、知る人ぞ知る有名人。
行く先々の後援会員さんも高齢で…「吉田さん、生きとったんか〜!」と歓迎してくれて話しに花が咲きます。
そんな咲いた話しの中から…
後援会員さん「吉田さんは駅前でラーメン屋しとったんや」
敦賀で戦後、初めてラーメンを売ったのは吉田さんの店(駅前の焼き鳥屋さん)で、とっても流行ったそうです。
吉田さん「松原の浜辺で浜茶屋を一番始めに出したのも、わしの親父や〜」と自慢げ…。
もちろん、吉田さんもお手伝いされたていたそうです。
後援会員さん「気比さん祭り行くと、吉田さんのお父さん、いっつもおった」。
吉田さん「気比さん祭りで、寄付を持って来た人の名前をお札に書くのは親父の仕事やったで」「書いては酒飲んどって、ちっとも家帰ってこんかったわ」
吉田さんのお父さんは敦賀で一番の大工の棟梁で、市内にたくさんのお弟子さんがおられたのだけど、字がとってもお上手だったらしい。
お話を横でお聞きしてて「吉田さんって親子ですごいんや」と感心。
そして、後援会員さん「新聞、入れてくれたらいい」と有り難く購読のお約束を…ありがとうございます
吉田さん曰く「わしは100歳まで生きるんや〜」。
私も負けずについていきます
福井県で(敦賀市で)初めて日本共産党から市会議員に当選した人であり、福井県で(敦賀市で)初めて党から県会議員に当選した人。
2011年10月15日
保育を守る署名行動
今日は、福井市のアオッサ前で、「福井の保育を良くする会」のみなさんと保育を守る署名行動をしました。
今、政府は、保育の改悪を狙っています。
ちなみに、福井県議会の9月議会で、「子育て新システム撤回を求める意見書」が自民党、共産党などの賛成多数で可決されたとのこと(民主党は反対)。
これからも、保育士さんや保護者のみなさんはじめ多くのみなさんと協力して、子育て新システムをやめさせ、子どもたちを、保育を守るためにがんばります!
政府が進める「子ども・子育て新システム」は、市町村が保育事業に責任をもたなくなり、すべて保護者の自己責任に…。
国民にあまり知らされずに進められている「子育て新システム」ですが、道行く人に説明すると、みなさん快く署名に協力してくれました。
また、福祉ではなくなるため、高額の保育所や劣悪な保育所ができ、保護者の負担が増え、サービスを受けられない事態もうまれてしまいます。
2011年10月14日
ホームページのリニューアル
ブログにかまけてほったらかしになっていたホームページのリニューアルをしました
ホームページでは活動をマジメに詳しく報告し、ブログでは徒然なるままに…をめざして一年ちょっと頑張ってきましたが、やっぱ、私には無理…
2001年からやっとこすっとこ続けてきたホームページと並行して、毎日ブログ書くなんて、とろい私にはやっぱり無理でした…
ということで、思い切ってホームページをリニューアルし、日々の活動も含めブログでお伝えすることにして、トピックスをホームページのトップで掲載することに…
まぁ〜手前味噌ですが、今までよりスッキリしたかな〜
良かったら、ホームページ「こんにちは! 山本きよこです」をご覧下さい
粟野地区の区長さんと市議の語る会
粟野地区の区長さんと市会議員の懇談会がありました。
「災害に対良い粟野」を目指したいとのこと。
住民が安心して暮らせる粟野をめざして、超党派でがんばらなくては!と思いました。
また、若葉町の県道「岡山・松陵線」の問題も深刻です。
岡山・松陵線は50年以上も前から計画がありながら、若葉町地係に関しては用地買収の問題で未整備のままです。
私も、お母さん達で「子どもの安全確保のため、粟野中学校の横の道路に歩道をつけて欲しい」と敦賀市に何度か要望をしたことがあります。
市会議員になって13年…「今まで無かったな〜」と思っていたら、粟野地区としては初めての開催だそうです。
さて、粟野は敦賀市の人口の三分の一が住む地区。
市会議員も今年の選挙で7名に…。
今日は、区長さん21名中18名、市議7名中6名が参加しました。
先日の豪雨の例をあげ、河川の改修や下水道の整備、避難施設の問題等々要望をお聞きし、地域住民と密着している区長さんの苦労を垣間見た思いがしました。
でも、その度に、「粟野中学校の横は道幅が狭いので歩道を造るのは無理。県道岡山・松陵線ができれば交通量は緩和されるし、県道岡山・松陵線に歩道を付けるので安全」との回答でしたが…何年経ってもそのままです。
岡山・松陵線の整備計画にかかり、立ち退きが迫られる予定の住宅にお住まいの方は51名。
そのうち80才以上の方は12名、最高齢で94才とのこと。
「高齢で立ち退きが困難になってきた」「住宅を改修したくても、いつ立ち退く事になるか分からなくて出来ない」など深刻な問題を抱えておられます。
ところが、県は未だに曖昧な返答で…県や市は、該当する地域にすむ住民の苦悩に真剣に向き合うことが必要なのでは!?と強く感じました。
これからも、このような機会があればぜひ参加したいですし、せっかくだし、「粟野在住市会議員の会」を超党派で立ち上げることも必要では?なんて思いながら帰りました。
2011年10月13日
見渡すかぎり満開のコスモス
今日、福井へ行ったついでに、福井市のコスモス広苑へと足をのばしました
約1億本のコスモスとのこと。
こんな見渡す限りのコスモスを見るのは初めてで感動
以前は田んぼで、きっと減反政策によるものなんだろうなぁ…と複雑な思いにかられましたが…それでも、コスモスはとてもきれいでした
世界のコスモスもありました。
農家のみなさんの手作りの軽食や野菜市などもありましたが、夕方の遅い時間だったので売り切れ…残念
世界のコスモスもありました。
2011年10月12日
女性議員の会の会合
今日は、今庄の土の駅で福井県女性議員の会の会合を開催しました。
女性議員の会として、福井県に原発問題で要望書を出すことについて話し合いました。
福井県女性議員の会は超党派の会です。
自民もいれば民主もいて…社民、共産党、無党派の方もいます。
県議もいれば市議、町議もいます。
(公明党の市議と一部の町議は退会されましたが…現在、会員数21名)
そのため、原発についても意見はバラバラ…。
ですが、「女性ならではの視点で一致できる点で要望書を出そう」と、合意形成を図るべく、今後、はたらきかけをすることになりました。
超党派ならではの取り組みとなるようがんばらなくちゃ〜
2011年10月11日
北海道での原発集会
10月8日から10日まで、原発問題住民運動全国連絡センター主催の「フクシマから原発とエネルギーを考える」全国交流集会in北海道に参加してきました。
8日の泊原発見学と周辺露頭調査には行けませんでしたが、夜の「JCJ特別賞受賞記念懇親会」から参加しました。
「原発問題住民運動全国連絡センター」と「原発の安全性を求める福島県連絡会」が、今年の8月、日本ジャーナリスト会議(JCJ)の特別賞を受賞したのですが、その報告がありました。
全国センターと福島県連絡会は、これまで、福島原発の大地震・津波事故の危険性を指摘し、国と東京電力に対して抜本的対策を取るよう交渉を続け、その内容を情報誌「げんぱつ」で取り扱ってきました。
受賞された全国センターや福島県連絡会の方が「事故が起きなければ受賞は無かった。複雑です」と心境を話されていました。
9日は、朝から夕方まで400名近い参加で、「フクシマから原発とエネルギーを考える全国交流集会」が開催されました。
記念公演は立石雅昭・新潟大学名誉教授の「泊原発の耐震安全性---フクシマから学ぶ」でした。
「子どもたちの本当の被害は数年経たないとわからない」
「福島原発事故が人災であるその最大のミスは、危機対応システムができていないこと」
「発電所に大津波が到達したのは15:42(東電の写真によると)なのに、全交流電源喪失は、その前の15:37等々。それなのに、津波が原因として、津波の対策しか行われていない事は問題だ」等々…。
その後、伊東達也・筆頭代表委員から特別報告「福島原発過酷事故から半年余---被災現地からの報告」がありました。
「地震を引き金に発生した原発震災は世界で初めて。史上最大・最悪の災害(公害)である」
「県民は安全神話を信じ、放射線について基礎知識がなかったため、パニックが事故後しばらくたっても続いた」
「国は、EPZをあらためるべき。原子力緊急時医療対策も機能せず、ヨウ素剤についても国から指示がなかった。見直すべき。」
「福島で起こった苦難は、全国のどこでもお起こり得る」等々…。
そして、午前の最後は、柳町秀一・事務局長から問題提起「原発の危険を縦横に語り、原発撤退の合意形成を」がおこなわれました。
「原子力安全委員会は、安全神話の根拠となった1992年決定文書を廃止することを検討している」
「緊急時対策とは、原発施設から放出された放射能による@放射能雲段階(短期間)A地上付着段階(中・長期間)の外部・内部被曝対策として緊急時計画を策定するゾーンのことで、一般的に50マイル(80km)が多い。ところが、日本政府は、過酷事故を想定した防災対策を作らず、途中から、防災対策を重点的に充実すべき範囲として半径8〜10kmを緊急時対策のEPZという用語をつかい防災対策=緊急時対策であるかのように見せかけてきた」
「EPZの見直し議論が出ているが、本質的議論ではない」
「現状の原発が軍事技術(軽水炉技術、再処理技術、ウラン濃縮技術など)の延長上でのエネルギー利用である。燃料のウラン濃縮をアメリカに7割依存していることで、アメリカのウラン濃縮工場(核兵器など)の経常運転確保の補完的役割を担っている。軍事技術のエネルギー利用としての原発は真の原子力の平和利用ではない」
「今、原発を止めているのは国民の世論であり、このままでは国民世論が変わってしまう。原発からの脱却は、再生可能エネルギーの開発と表裏の問題」
「原発の9電力体制では再生可能エネルギーへの転換は実現しない。自治体が中心となり、住民参加ですすめていくべき」
「原発賛成の人とも語り合い、合意形成をつくっていくことが必要」
みなさん、与えられた時間が予定よりもかなり少なかったらしく、端折って必要なところを抜粋した形で話されたのが残念…じっくり聞きたかったです。
午後から、全国の取り組みの報告がありました。
福井県からは、原発問題住民運動福井県連絡会の事務局の林さんが福井県の運動について報告。
また、全国センターの代表委員でもあり、原発の安全性を求める嶺南連絡会のメンバーでもある山本雅彦より「原発の再稼働とストレステスト」について報告。
北海道、青森、宮城、福島、石川、静岡、大阪、佐賀、鹿児島など17名が発言され、最後に、「いまこそ、日本の百年の計にかかわる国民的議論・対話を大いにすすめよう!」と北海道からのアピールを採択しました。
10日は、幌延深地層センターの見学でした。
朝8時に札幌駅前を出発し、バスで「幌延深地層研究センター」へ…。
幌延や豊岡など人口よりも牛の数の方が多いらしいけど、広大な牧場で牛を発見するのも一苦労…。
センターへ行く途中、ゴージャスな幌延町役場が…。
町営住宅も立派…!
深地層研究センターを受け入れ、多額の交付金が入ってきているとのこと。
どこも一緒やなぁ…と思いました。
出発から、なんと5時間半後にようやく「幌延深地層研究センター」へ到着。
今後20年で深度500mまで掘るそうですが、現在はまだ250m。
研究している場所が、結局、そのまま処分場になってしまうというのが海外の例だそうで…地元の方は「そのうち、核のゴミが持ってこられるのではないか」と、とても心配されています。
また、これまで300億円かけて研究しているけれど、今後、どれくらいかかるか未定だそうで…。
六カ所村での使用済燃料のガラス固化も行き詰まっているし…本当に使用済燃料が処分される日がくるのか…?
こんな状態なのに、原発を動かして核のゴミを増やし続けてるなんて…怖いなぁ。
「核の無毒化、無害化」の研究の必要性をつくづく感じた見学でした。
さて、文教厚生常任委員会の視察から帰ってすぐで、かなりハードな北海道行きでしたが、たいへん勉強になり行って良かったです。
あと、今回、自費での参加で、飛行機などネットで「格安」で検索して予約しましたが、飛行機代が往復3万500円と本当に驚くほど格安だったので、北海道がとても身近に感じました。(幌延は遠かったですが…)
いつか、ビール工場とか…のんびり観光で行きたいです
「福島原発事故が人災であるその最大のミスは、危機対応システムができていないこと」
「発電所に大津波が到達したのは15:42(東電の写真によると)なのに、全交流電源喪失は、その前の15:37等々。それなのに、津波が原因として、津波の対策しか行われていない事は問題だ」等々…。
「地震を引き金に発生した原発震災は世界で初めて。史上最大・最悪の災害(公害)である」
「県民は安全神話を信じ、放射線について基礎知識がなかったため、パニックが事故後しばらくたっても続いた」
「国は、EPZをあらためるべき。原子力緊急時医療対策も機能せず、ヨウ素剤についても国から指示がなかった。見直すべき。」
「福島で起こった苦難は、全国のどこでもお起こり得る」等々…。
「緊急時対策とは、原発施設から放出された放射能による@放射能雲段階(短期間)A地上付着段階(中・長期間)の外部・内部被曝対策として緊急時計画を策定するゾーンのことで、一般的に50マイル(80km)が多い。ところが、日本政府は、過酷事故を想定した防災対策を作らず、途中から、防災対策を重点的に充実すべき範囲として半径8〜10kmを緊急時対策のEPZという用語をつかい防災対策=緊急時対策であるかのように見せかけてきた」
「EPZの見直し議論が出ているが、本質的議論ではない」
「現状の原発が軍事技術(軽水炉技術、再処理技術、ウラン濃縮技術など)の延長上でのエネルギー利用である。燃料のウラン濃縮をアメリカに7割依存していることで、アメリカのウラン濃縮工場(核兵器など)の経常運転確保の補完的役割を担っている。軍事技術のエネルギー利用としての原発は真の原子力の平和利用ではない」
「今、原発を止めているのは国民の世論であり、このままでは国民世論が変わってしまう。原発からの脱却は、再生可能エネルギーの開発と表裏の問題」
「原発の9電力体制では再生可能エネルギーへの転換は実現しない。自治体が中心となり、住民参加ですすめていくべき」
「原発賛成の人とも語り合い、合意形成をつくっていくことが必要」
福井県からは、原発問題住民運動福井県連絡会の事務局の林さんが福井県の運動について報告。
また、全国センターの代表委員でもあり、原発の安全性を求める嶺南連絡会のメンバーでもある山本雅彦より「原発の再稼働とストレステスト」について報告。
出発から、なんと5時間半後にようやく「幌延深地層研究センター」へ到着。
ちなみに、センターは「もんじゅ」「ふげん」でおなじみ日本原子力研究開発機構がやっています。
副館長さんから説明を頂いた後、質疑応答、館内見学がありました。
ここでは、使用済燃料を処分する研究を行っています。
今後20年で深度500mまで掘るそうですが、現在はまだ250m。
また、これまで300億円かけて研究しているけれど、今後、どれくらいかかるか未定だそうで…。
2011年10月08日
原発全国集会に行ってきます
原発問題住民運動全国センターの「福島原発震災を考える」全国交流集会が、今日から札幌で開催されています。
10月8日は、現地見学で、泊原発と周辺地層調査。
9日は、「フクシマから原発とエネルギーを考える」全国交流集会in北海道。
冬の支度をして行ってきます
交流集会の内容は…
記念公演・・・
「泊原発の耐震安全性---フクシマから学ぶ」立石雅昭・新潟大学名誉教授
(地質学)
特別報告・・・
(地質学)
特別報告・・・
「福島原発過酷事故から半年余---被災現地からの報告」伊東達也・筆頭代表委員
問題提起・・・
問題提起・・・
「原発の危険を縦横に語り、原発撤退の合意形成を」柳町秀一・事務局長
そして、全国の取り組みの報告があります。
10日は、幌延深地層センターの見学です。
原発問題住民運動全国センターの全国交流集会は年に1回、開催されていて、昨年は静岡でした。
今年は札幌でかなり遠いですが、福島原発事故後なので、何としても参加したいと、明日の全国交流集会から参加し、10日、死の灰の地層処分を研究している幌延深地層センターを見学して来ます。
今日は朝から良い天気…
少し動くと汗かくほど暑いですが、昨日から札幌に行っている原発問題住民運動福井県連絡会の方に電話で聞いたら「北海道は冬みたいに寒いです」と…。
2011年10月07日
文教厚生常任委員会の視察
10月5日は、名古屋からバスで2時間かけて長野県飯田市へ。
飯田市の「公民館活動」について勉強してきました。
2008年から、公民館について、社会教育機関としての位置づけを残しながら、地域自治組織の基盤となる住民組織「まちづくり委員会」の一委員会として位置づけました。
公民館の4つの活動の特色は「文化、体育、広報などの専門委員会制度」「地域密着型に公民館を配置」「地区公民館を支える分館制度」「住民主体の事業展開」だそうです。
おおむね小学校単位ごとにある21の公民館の下に、おおむね町内ごとに105の分館があり、自主的な活動が数多く行われているそうです。
乳幼児教育支援事業、家庭教育支援事業、多文化共生事業、地域芸術文化振興事業、学習交流推進事業、強度学習支援事業、健康学習推進事業、環境学習支援事業などなど・・・。
たいへん素晴らし取り組みでしたが、お話によると、戦前から綴り方教育などが盛んで、もともと自ら考え行動する力が飯田市のみなさんにはあるようで、敦賀市では、まずそこから始めないと前に進まないのでは?と感じた視察でした。
その後、飯田市からバスで4時間かけて東京へ・・・しんどかったです
10月6日は、三鷹市で「小中一貫教育」について勉強してきました。
三鷹市の小中一貫教育は、現行制度の中で、既存の小学校、中学校を存続させたまま、コミュニティスクールを基盤として、学校と家庭と地域が当事者としてともに手を携え、義務教育の9年間を通して、子どもたちの「人間力」「社会力」を育てている、とのこと。
コミュニティスクールとは、学校運営協議会を設置している学校のことで、中学校区を単位としたコミュニティスクールごとに、学校、保護者、同窓会、住民協議会、民生児童委員、学識経験者、アドバイザー、青少対、交通対などで構成するコミュニティスクール委員会があり、学校運営への参画を初め教育支援等行っています。
コミュニティスクールでは中学校区毎に学園名をつけてて、例えば敦賀で作るとすると、あわの学園粟野中学校、あわの学園粟野小学校、あわの学園黒河小学校、あわの学園粟野南小学校って感じ?
学園内の小学校、中学校で教員の相互乗り入れ授業や生徒同士の交流を作ることで、小学生が中学校生活への見通しと安心感、期待を持って進学することができるため(中1ギャップが減少)、不登校の減少にもつながり、学力の向上にもつながっているとか。
以前も、小中一貫教育について他の自治体で勉強しましたが、この三鷹市は「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」で、ひと味もふた味も違う…!
二つの中学校へ別れて入学しなければならない小学校がある敦賀市で、三鷹市のような、全市で小中一貫を実現することは困難で残念ですが、視察で感じたことは、三鷹市は教育のビジョンをしっかりもっているということ。
敦賀市はまずそこから始めなくてはならないのでは?…と思いました。
三鷹市の視察を終え、千代田区にあり、東京23区、千葉、神奈川などで「病児保育」を実施しているNPO法人フローレンスへ。
フローレンスでは、100名のスタッフ(うち保育は40名)で、病児保育を行っています。
共済型の月会費制で、月会費は、子どもの年齢や病児保育の利用実績に応じて、3ヶ月に一度見直しを行うとのこと。
利用がない人で月5,000円台、利用が多い人で月20,000円台の会費だそうです。
子どもが病気になったらメールで申し込み、利用者の身近にいるスタッフがかけつけ、利用者の自宅で1対1の家庭保育を行うとのこと。
以前、視察に行った四日市市の病児保育は、病院が独自で併設し、衛生面など完備した保育室で、採算度外視で行われていたので、このようなやり方があるのか…と驚きました。
次に、歩いて「ヤンセン」へ。
統合失調症や発達障害の薬を作っている会社で、発達障害のバーチャル体験ができるパソコンソフトを作っています。
私は、以前、ヤンセンの統合失調症のバーチャル体験をさせて頂いていたので、その話をすると、その場でみなさんにも統合失調症の体験をさせてもらうことができました。
パソコンの中ですが疑似体験することで、発達障害の方(子ども)や統合失調症の方のつらさを少しでも理解することができるので、多くの方に体験してもらって、苦しみ、つらさを理解できる人をひろげていければ…と思いました。
10月7日は、朝食抜きで朝7時にホテルを出発し(ホテルの朝食が7時からだったので…)、北名古屋市へ。
そこで、「認知症に対する取り組み」について勉強しました。
北名古屋市では、認知症の見守りとして「おたがいさまねっと」を実施しています。
ステッカーを市内のいたるところ(個人の家や会社、公共施設)にはり、認知症への理解を深めると共に、「おたがいさまねっと」に登録してもらい、高齢者への声かけや見守りを行う事業です。
更に、「おたがいさまねっとメール登録会員」も展開し、敦賀市のトンボメールみたいなものですが、迷い人の捜査情報や認知症に関する情報、研修会・講習会についてもメールで送信されるとのこと。
平成19年からは認知症の徘徊捜査模擬訓練を行っているため、普段から高齢者への見守りが定着し、徘徊している高齢者の市民通報数が増えているとのこと。
以前、先進地の大牟田市でも徘徊捜査模擬訓練について勉強しましたが、模擬訓練の必要性を強く感じました。
少し早めに視察が終わったので、北名古屋市で認知症予防に素晴らしい効果をあげていて全国的に注目されているという「回想法」についても勉強させて頂きました。
回想法とは、昔懐かしい生活用具などを用いて、かつて経験したことを楽しみながら皆で語り合うことによって、脳を活性化させ、気持ち(心)を元気にする心理・社会的アプローチのこと。
北名古屋市では、この回想法を「思い出ふれあい事業」として、介護予防、認知症予防を目的に保健福祉の地域ケアに位置付け実施しています。
ぜひ、敦賀市でも、このような回想法を実施すべきだと思いました。
ちなみに、NPO法人で、昭和日常博物館の品物を全国に貸し出すこともしていて、「オールウェイズ3丁目の夕日」にも協力していて映画のエンディングロールに名前が小さく出ているとか。
ちなみに、三国の昭和倉庫にも昭和時代の懐かしい品物が所狭しと並べられていて、その話しをすると北名古屋市の学芸員さん「親しくさせてもらっています」とのことでした…びっくり
最後に、一宮市へ行って、「発達障害児童の支援及び指導」について勉強してきました。
市独自で手引き書を作り、市内の全教員に発達障害児の支援についての勉強会をするなど、発達障害の子どもを含めた教育のビジョンをしっかりもっていることに驚きました。
敦賀に帰ってきたのが夕方5時半…今回、かなりハードな視察でしたが、内容がたいへん充実していて、有意義なものとなりました。
ぜひ、敦賀市でも、実現できるところから求めて行きたいと思います。
2011年10月05日
2011年10月04日
文教厚生常任委員会の視察
7日から文教厚生常任委員会の視察に行ってきます。
7日は長野県飯田市で「公民館活動」について視察してきます。
飯田市では、公民館活動において、文化、体育、広報などの専門委員会の制度をもうけ、全国的に高く評価されているとのこと。
そのほか、公民館の地域密着型の活動、独立館を支える分館制度などなど…。
8日は東京都三鷹市で「小中一貫教育」について視察してきます。
また、NPO法人フローレンスの「病児保育」について、ヤンセンファーマー(株)の「バーチャルAD/HD」についても視察してきます。
9日は愛知県北名古屋市の「認知症に対する取り組み」について視察してきます。
また、一宮市で「発達障害児童の支援及び指導」について視察してきます。
今回は三日間で六つの視察項目ということで、盛りだくさんでハードですが、敦賀市でいかせるものをしっかりつかんで帰って来たいと思います。
医療生協の組合員ルーム1周年
医療生協組合員ルーム「晴ればれ」の1周年を記念し、「うたごえの集い」を開催しました。
一部では、つるが生協診療所所長の大門先生を初め各事業所からご挨拶をいただき、その後、アコーディオン伴奏で歌を歌ったり、詩の朗読や篠笛の演奏がありました。
食事を食べながら懇談した後、二部にうつりました。
ちなみに、二部の司会は…私。
まずは、サプライズで、10月に誕生日を迎える大門先生や看護師さん、組合員さんのお誕生日会を行いました
その後、高木さんの尺八演奏、薬局の山本さんのじゃんけんゲーム、私の歌唱指導で手話で「四季の歌」、9条の会つるがの方の合唱などなど…最後はまたアコーディオン伴奏で歌いかわし、終了しました。
参加されたみなさんから「楽しかった」と喜んでもらえて良かったです。
組合員ルーム「晴ればれ」が、これからも組合員さんの憩いの場として末永く運営されるよう、私も微力ながらがんばりたいと思いました。
2011年10月03日
広報委員会
今日は、議会便りとかホームページとか…いろいろ担当している議会の広報委員会がありました。
11月11日に開催する議会報告会の広報やアンケートの内容など話し合いました。
また、ホームページや議会便りの充実のため、今後、広報委員会で具体化していくことを確認しました。
愛用していた猫の手(肉球)ストラップが、あまりにきちゃなくなったので、また同じ物を購入しました
←使用前使用後?
2011年10月02日
いしずえの碑にて
今日は、年に1回のいしずえの会。
東浦の山中に「いしずえの碑」がある。
福井県内で民主運動、労働組合運動、婦人運動、平和運動などなど…さまざまな運動に携わって亡くなられた方々を追悼するもので、今日も4名の方の名前を書いた石を納めた。
「安らかに眠って欲しいけど、安らかに眠ってられる情勢じゃない…」
遺族の言葉に笑いと涙…。
世の中を少しでも良くしたいと願い、運動に携わってこられたみなさんにとって、志半ばにこの世を旅立つことはさぞかし無念だったろう。
残された私たちがその意志を受け継ぎ、次の世代にバトンタッチするころには、今よりも、もう少しは良い世の中にしなきゃ〜あかんと決意を新たにした。
遺族の言葉に笑いと涙…。