2011年11月29日
日本原電へ申し入れ
日本共産党の近畿ブロックの議員さんたちと日本原電へ申し入れに行きました。
内容は「老朽化原発の廃炉」「3,4号機増設の中止」「近隣自治体との安全協定」等々…。
私も「文部科学省が指摘するM8.2を想定した耐震対策をすべきだが何故行わないのか」「点検したことが無いという場所を無くすためにも徹底した安全総点検を行うべきだが、何故行わないのか」などなど…お聞きしました。
小中一貫教育について
今日(29日)の赤旗新聞を見たら、「『授業交流』子ども不在…として、先日、文教厚生常任委員会で視察に行った三鷹市の小中一貫教育についての記事があった。
施設一体型でない小中一貫校…。
小学校では週4時間程度、中学校では週6時間程度の「授業者乗り入れの授業」(小学校の先生が中学校へ、中学校の先生が小学校へ行って授業をする)が行われている…視察に行ったときもそのメリットについてるる語られていたけれど…。
小学校と中学校は歩いて30分かかるところもあり、授業と移動の時間の授業は補充の教員(非常勤)が行うとのこと。
乗り入れの授業では、生徒との信頼関係がない中で授業を行うため、本来の実力が発揮されず支障の方が大きい…。
ある中学校では、中学の教員が小学校へ行っている間に、中学の授業が崩壊し、補充の教員が退職に追い込まれたり…。
担任が不在になる問題は大きく、アンケート結果では「小中一貫教育が子どもたちのために意義があるとは思えない」と答える教員が8割を超えているそうです。
視察に行って行政側の「バラ色」の説明を聞くだけでは可否の判断はできないものだとつくづく感じました。
やはり…現場の話を聞いてみないと…。