2011年12月01日

市立児童文化センターのアトムコーナー

敦賀市立児童文化センター「子どもの国」には、「アトムコーナー」という幼児向けの原発教育コーナーがあります。

建設当初は、児童文化センターとして「文化」に重点を置いた施設になる予定でした。

ところが、その後の選挙で市長が替わり、予定されていた学芸員の大幅縮減とともに展示コーナーになる予定だった場所が「アトムコーナー」に…。

子どもが大きくなって最近は行ってなかったのですが、先日、決算の討論の準備もあり、久々に行ってきました。

すると…電源三法交付金で最新の機材をそなえ見事に充実されていました。

20111130-1.JPG 児童文化センターの主役?「アトムあそぼうランド」

さて、中に入ると…

20111130-2.jpg 電動紙芝居…電気の成長日記

20111130-3.jpg UFOキャッチャーで燃料をつかんで運び出します

20111130-4.jpg 原発の種類を説明する

20111130-5.jpg 保護者向きの安全宣伝

20111130-6.jpg 握手ロボットの足下に、何故か放射線を計る機器を展示

20111130-7.jpg 
↑これがH22年度の決算にのっていた購入した展示品
ボタンを押すと、原発についてのアニメが放映される。

さて、このアトムコーナーの維持費は展示品の購入もふくめてH22年度の決算で341万4698円。

原発が集中立地する敦賀ならではの幼児向け原発安全教育で、他の自治体ではまずありえませんたらーっ(汗)

だけど、敦賀の子どもたちは、どっぷり浸かって育っています。

自然エネルギーへと世界の流れは変わって行っています。

偏った教育で時代の流れについて行けない子どもにならないように…そして、児童文化センターとして「文化」を中心とした施設になるよう求めて行きたいと思います。
posted by きよこ at 00:22| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする