2012年02月03日
原発が無くなると、仕事が無くなる?
原発事故の後、原発のかかえる問題をいろいろと取り上げていたマスコミも、「原発が再稼働されないといかに大変か」と巻き返しの報道を始めた。
まぁ、これまでの原発利益共同体(電力会社、マスコミ、政治家、行政…など)がなくなった訳じゃないので、当たり前と言えば当たり前の話だけど…。
敦賀市議会でも「エネルギー問題を考える議員の会」が「ストレステスト(耐性評価)を終えた原発の早期再稼働」を求めて精力的な活動をおこなっている。
4人に1人は原発関係で仕事をしている敦賀では、「原発が動かないと仕事が無い」という市民は多いのだけど…。
それでも、「原発事故ですべてを失ってからでは遅い。エネルギー政策の転換で、原発に依存しない街づくり、仕事づくりを今のうちに始めなくては!」という市民も多い。
原発を廃炉にするとしても、今すぐ仕事が無くなるわけではなく、廃炉にするための仕事が30年あまりある。
また、原発から自然エネルギーへの転換で、より多くの雇用が生まれる。
ドイツでは、原発産業で働く人は約3.5万人だが、自然エネルギー産業で働く人は約37万人(2010年)で、実に10倍以上!
そして、今すぐ出来る政策としてオススメなのが「住宅リフォーム助成制度」。
全国で、「仕事が増えた」「雇用が増えた」「飲食店のお客さんまで増えた」「地域経済が潤った、活性化した」と報告されている。
「早く敦賀でもやって欲しい」と関係団体や住民から熱望されていて、私も議会で何度か提案したが、敦賀市はちっとも動こうとしない
いい加減、原発に固執するのはやめて、早々に、原発に依存しない地域産業の創出に力を注いでもらいたいものだ。
まさか…「原発が動かないと仕事が無い」と思わせるために、ワザと動かない訳じゃないよね?
節分…
2月3日は節分。
鬼はそと〜福はうち〜なんて、しなくなって随分たつなぁ〜
あれは…十数年前、子ども達が小さかった頃のこと。
雪が積もったお庭に、子ども達と「鬼はそと〜」と豆まきをしました。
さて、暖かくなって雪が溶け…
ナメクジが豆を目当てに這い回った跡でテカテカ光る庭を見て…ぞ〜っ
「二度と豆まきはしない」と心に誓いました。
でも、恵方巻きは今年もしっかり食べました