23日は、議会から一週間前ということで、3月議会のための議会運営委員会がありました。
日程や議案・請願を付託する委員会、代表質問や総括質疑の順番や会派などの持ち時間などなど…確認をおこないました。
議運の後、午後から、広報委員会があり、議会のホームページに載せる議会報告会について話合いました。



2時35分から、全員協議会があり、以下の説明がありました。

北陸新幹線と並行在来線の取り扱いについて
金沢から敦賀間の建設費用は1兆1300億円で、うち、福井県の区分は7500億円。
そのうち、駅部等については地方負担があり、駅部等建設費用の三分の一が地方負担、そのうちの十分の一が敦賀市の負担になるとのこと。
でも…「駅部等」の費用が分からないから、敦賀市の負担も分からない。
そして、在来線の第三セクター化で、JRから買う線路の土地代や車両代、毎年かかる運営費もまったくわからない。
敦賀の経済波及効果は28億円と見込んでいるが…肝心の自治体負担についてはまったく明らかにされない中、「経済界等の協力を得ながら並行在来線の存続を図る」って…また、原発をあてにしてる?
敦賀から東京まで5分短縮と言うが、大宮止まりとの話もる。
福井県内だけでも、芦原温泉駅、福井駅、南越駅、そして敦賀駅と4駅もある。
いちいち停まっていたら、短縮どころか、時間がかかってしょうがない。
市民が望んでいない新幹線を、メリットだけならべて説明し、納得しろ、協力しろと言われても出来るものではない

今年はなんとしても、北陸新幹線問題のシンポジウムを開催しなくては!と決意を新たにしました。

第5次行政改革について
第4次行政改革で、福祉会館や市営駐車場の有料化をはじめ市民負担を押しつけてきましたが、またもや第5次行政改革…次は何が待ち構えているのか…


詳しい計画は3月末に公表と言うことで、概略だけの説明でしたが、「減免制度の見直し」により増収を図ることが計画されているようです。

第五期介護保険事業計画について
介護保険料の月基準額が1150円値上がりし、4200円から5350円になるとのこと。
これは、嶺南で一番高い保険料…

無年金でも年間12000円の値上げで年額32100円の保険料…払えないとペナルティ…大変です。

国民健康保険税の値上げについて
所得割0.9%の値上げ、均等割4100円の値上げ、平等割4100円の値上げで、1世帯当たり13101円、1人当たり7593円、9.25%の値上げになるとのこと。
働き盛りで子どもが多いと…数万円も値上がりすることになる

前回の値上げ以降、収納率が下がっているが、ますます払いたくても払えない人が増えるのではないか…と心配です。

下水道料金の値上げについて
今回、基本料金を100円値上げし、超過料金も10円ずつ値上げしていますが、3年から5年後に、三度目の値上げをすることも話されました。



値上げのオンパレード…

駅前の開発に100億円?
看護大学に5億円?
そんなお金はあるのに、市民の暮らし、健康を守るお金は無いらしい…ストレスぼっか〜ン

3月議会、またもや忙しくなりそうです。