開会式典では、きょうされん理事長や、実行委員長の福田福井大学学長、県の障害福祉課長、東村福井市長のあいさつなどにつづいて、地元の利用者の代表として山内敬一郎さんがあいさつ。
会場のフェニックスプラザに障害者用トイレ、スロープなどを実現した経緯にもふれながら歓迎のあいさつを述べ、大きな拍手につつまれました。
宮城の被災施設からの報告、基調報告、作曲家の池辺晋一郎さんの記念講演と合唱など、すばらしい式典でした。
式典がおわると、分科会に分かれて研修です。
私(佐藤県議)が参加した分科会では、きょうされん常務理事の藤井克徳氏が講演。
地震津波被災の女川町では、健常者の死亡は20人に1人、障害者は6人に1人が死亡した。復興にあたっては、障害者問題をすえてほしい、とまず話されました。
政策水準をとらえるうえで、障害のない市民の生活水準と比較すること。低収入+親まるがかえで形の上で地域生活が維持されているのが現実。
また、障害者基本法の成果として、手話が言語にふくまれたこと、障害者政策委員会がつくられたこと、などをあげました。
しかし、「可能な限り」という文言が6箇所もあり、「財政の都合がつけば」となりかねない、と指摘しました。
ならなかった障害者総合福祉法、成立した総合支援法についても、具体的な問題点を指摘しました。
最後に、当面の政策課題として、「家族依存からの脱却。公的責任のがれ扶養義務制度」「障害者にかける予算の配分は先進国で最低」などをあげました。
この後、金沢大学の井上教授の話と、藤井氏との討論がおこなわれました。
いま、生活保護議論のなかで扶養義務強化がいわれているが、1950年に生活保護法ができて以来、最大の危機だ。人権としての生活保護は憲法からきており、これを壊すのは憲法違反。ここが破られると、社会保障制度の穴がますますおおきくなる。扶養義務の問題が社会保障制度をダメにしている最大の問題だ、などのやりとりがかわされました。
2012年09月30日
きょうされん第35回全国大会inふくい(その2)
私は行けなかったのですが、福井の佐藤まさお党県議が参加されたとのこと。
以下、引用させていただきます。
2012年09月29日
きょうされん第35回全国大会inふくい
今日(29日)から明日(30日)まで、「きょうされん第35回全国大会inふくい」が開催されています。
「きょうされん」は、日本の障害者向け共同作業所の連絡会です。
毎年、全国各地で開催されていて、今年は福井県が開催地です。
明日(30日)は、一般公開シンポジウムがあります。
ちなみに、チラシの隅で笑顔を振りまいているイメージキャラクターの「かにぃちゃん」は、娘が応募して採用されたもの。
明日の閉会式で感謝状をいただけるそうで…親子で緊張しています
「原発ゼロ」金曜日県庁前行動
今日(28日)は金曜日。
「原発再稼働反対」求める官邸前行動に連帯し、福井市でも開催されている原発集会に参加しました。
毎回予定が重なり、8月4日に行ったきり行けてなかったのですが、7週間ぶりに参加する事ができました。
仕事を一通り終わらせて行ったので少し遅刻しましたが、県庁前にはたくさんの方が集まっておられました。
秋になり、日が落ちるのも早い…
薄暗くなる中、プラカードを持ち沈黙の抗議?
7時なると、レゲエ歌手Sing J Royさんのお仲間さんのコールで、みんなの思いを県や関電にぶつけました。
娘と…
若いレゲエ歌手さんのコールはラップ調でなかなか楽しかったです
いつもより早く終わり、レゲエ歌手さん達の路上ライブが行われました。
最近作った歌だそうですが最高
感動して、家に帰っても心がほくほくしました。
楽しい抗議行動で、新しい時代が来たと感じました。
2012年09月28日
9月議会が終わりました(^^
今日(28日)、9月議会が終わりました。
11件の議案のうち、条例改正など10件について全会一致で可決しました。
56号議案平成24年度9月補正予算案については、反対討論が3名、賛成討論が1名。
日本共産党敦賀市会議員団を代表して、私が、反対討論をしました(以下を参照)が、反対少数(共産2,無所属2)で可決されました。
労連から出された「地方財政の充実・強化を求める」陳情は、総務民生常任委員会で不採択となったので、党議員団長の上原議員より不採択に反対の立場(陳情に賛成の立場)で討論をしましたが、賛成少数(共産2,無所属1)で不採択となりました。
また、某議員の海外視察についても反対少数(共産2,無所属1)で可決されました。
その他、原子力発電所特別委員会の報告や人事案件の採択があり、午前中には9月議会が閉会しました。
傾向として、議会閉会日になるとバタバタと何やらあって、すんなり終わることが少ないように思う敦賀市議会ですが、今議会は日程通りスムーズに進み閉会し、拍子抜けした感じ…
(私が行った一般会計補正予算の反対討論の要旨)
(私が行った一般会計補正予算の反対討論の要旨)
今回の補正予算には、敦賀市立看護大学の開学にむけて大学のロゴ及びマークを作成する委託料52万円を含む公立大学法人設立準備経費183万8千円が計上されている。
公立大学法人設立については、開学のための5億を超える費用負担に加え、開学以降も毎年、約3億円の負担が必要だが、将来にわたって安定的に教員や学生を確保することは困難であり、敦賀市の財政負担は益々増大することになる。
また、地元入学者が専門学校よりも少なくなることで、地元就職者が減り、看護師不足に拍車をかけるのではないかとの懸念もあり、また、看護専門学校を希望する多くの学生が市外へ通わなくてはならなくなるなど問題が山積しており、大学設立について安易に賛成できない。
また、原子力発電所の停止に対応する緊急雇用対策事業として子育て支援員配置事業など9事業7107万円、37名分が計上されているが、原子力発電所で働いていた方々の雇用に直接結びつくような事業はない。
先の議会の一般質問で私ども(党議員団)が求めた市独自の上乗せや全国的に雇用が増えると喜ばれている住宅リフォーム助成制度も無く、「仕事がない」という市民の声に充分応える補正予算とはなっていない。
2012年09月27日
26日は駅周辺整備特別委員会でした
26日は、敦賀駅周辺整備調査特別委員会でした。
担当課長から概要説明があり、その後、千葉先生よりデザインの変更を含め説明がありました。
8月21日の特別委員会の説明では、駅前に太陽光パネルを設置する案に対し、駅前には緑が必要との意見が多くの議員から出されました。
←8/21の時の模型
すると…9月26日の特別委員会で示されたのは、太陽光パネルの周りや駅前広場に緑を増やすという案…。
←9/26の時の模型
「そこまでして太陽光パネルを設置するのか」と思いましたが…。
太陽光パネルの設置は敦賀市側の要望ということで、デザインをする千葉先生にしたら、太陽光パネルは外せないし…市側の要望も議員の要望も取り入れなくてはということで考えられた折衷案のようです。
太陽光発電は、キャノピー(ひさし)の照明に使い、余った電力は売電するとのこと。
前回、私が要望した障がい者用の乗り降りする場所の屋根について、ちゃんと全面に設置されることになったので良かったです
また、今回、イベント広場に植木を増やす事については、「イベントできなくなる」「そもそも、イベント広場が必要か」などの意見もあり、私は「周辺住民の声を聞いて決めるべき」と求めました。
さらに、歩道にもキャノピーまたはアケードをするよう求めましたが、道路交通法の関係でできないとの事…残念
太陽光発電は、キャノピー(ひさし)の照明に使い、余った電力は売電するとのこと。
2012年09月26日
予算決算常任委員会でした。
今日(25日)は、予算決算常任委員会で、補正予算案の討論、採決がありました。
一般会計補正予算案に、私は、党議員団を代表して反対討論をしました。
理由は、公立大学の設立に反対であり、その設立準備金183.8万円を含む補正予算に反対。
その他、反対討論も賛成討論も無く…反対少数(共産2、無所属2)で可決され、わずか5分で委員会は終了しました。
その後、「反対討論が簡単すぎる」とのクレームがありましたが…もともと本会議でしっかり理由を述べる予定なので、自分の中では全然OK
無所属の議員さん達のように、討論は本会議のために大事にとっておいて、委員会では討論しないで採択の時に反対することもできるけど…さすがに、委員会で討論無しで「賛成多数」で可決というわけに行かないと、簡単ですが討論した次第です。
な〜んて、実は、討論の文章をちょっと読み間違えて、あわてて頭の中で修正しながら読んだら、超簡単になっただけですが…
2012年09月24日
今日の1日。
今日(24日)の午前中は医療生協の支部の三役会議でした。
10月に初めて開催する支部主催の独り暮らしの高齢者対象の「おしゃべり昼食会」と11月に実施するバス旅行の打ち合わせをしました。
午後は、1時半から精神障がいのボランティアサークル「虹の会」の例会に久しぶりに出席し、3時半から、小学生の下校の見守り隊に、これまた久々に参加しました。
いつも、何やかんや会議や行事等々と重なって行けないことが多いのですが、今日は、議会が休会日なので、参加することができて良かったです。
その後、家に帰り、明日の議会(予算決算常任委員会)の準備。
そして、夜、某会議に出席した後、9時過ぎから上原議員団長と明日の議会の打ち合わせをしました。
さぁ、明日のために今日こそ早く寝なくちゃ〜
夜の会議の冒頭、56歳で保育士の免許をとった仲間のお祝いをみんなでしました
2012年09月23日
11月に講演会「若狭の原発と活断層」
11月24日(土)に、原発講演会を開催するとのこと。
実行委員会の呼びかけがあったので、今日、午後からの初会合に参加しました。
「もっと大きな会場を」「多くの団体、市民に実行委員会のお誘いを」等々、みなさん積極的な意見が出されました。
講師の渡辺先生は、そのスジでは著名な方だそうで…。
なんでも、ずっと以前から、日本原電の破砕帯を指摘していた先生だそうで、活断層の難しい話をわかりやすく話してくださるとのこと。
期待して取り組みたいと思います。
「若狭の原発と活断層」
と き 11月24日(土)午後2時から
ところ あいあいプラザ(敦賀市東洋町)2階ホール
講 師 渡辺満久(東洋大学社会学部教授)
東京大学 理学系研究科地理学専攻博士課程修了。
理学博士。専門は地形学(変動地形学)。
会 費 500円
ところ あいあいプラザ(敦賀市東洋町)2階ホール
講 師 渡辺満久(東洋大学社会学部教授)
東京大学 理学系研究科地理学専攻博士課程修了。
理学博士。専門は地形学(変動地形学)。
会 費 500円
新婦人でバーベキュー…
今日(23日)は朝8時半から町内の清掃作業でしたが、雨のため中止に…。
せっかくなので、家の周りを掃除して気分スッキリ
その後、新婦人の親子リズム小組のバーベキューに助っ人として参加しました。
場所は、美浜の新庄の河原。
2日続きのバーベキューでしたが…メンバーや会場が違うので、それはまた新鮮で楽しい
助っ人のハズが…しっかり食べる側…?
子どもたちは冷たい水も何のその…川に入って大はしゃぎでした
子どもたちは冷たい水も何のその…川に入って大はしゃぎでした
後援会でバーベキュー
今日(22日)は、日本共産党の山本きよこ地域後援会のバーベキュー大会でした。
毎年、黒河の河原でバーベキューをしていましたが、今年は、赤崎の海辺で開催しました。
山本まさひこ(衆議院3区予定候補)が挨拶
テントの中は、風が通り抜けて気持ち良い
子どもたちは海で泳いだり焼き肉食べたり元気いっぱい
山本まさひこ(衆議院3区予定候補)が挨拶
テントの中は、風が通り抜けて気持ち良い
子どもたちは海で泳いだり焼き肉食べたり元気いっぱい
常任委員会と議会運営委員会
21日は、午前中に各常任委員会があり、午後から議会運営委員会がありました。
私は、文教厚生常任委員会で、付託された議案は二つ。
一つは、西浦児童館の廃園について。
西浦児童館は保育園として使われていましたが、年々児童が減少しH23年にはゼロ人となったため休園していましたが、この10月から廃園に…。
ちなみに、児童館跡の利用について、この間、西浦地区のみなさんと協議していたそうですが(高齢者施設や地区集会場など?)、要望が無いため、取り壊すための補正予算もあげられています。
まだ新しいし、もったいないけど、使ってないのに維持費が年間150万前後かかるなら、仕方がないですね…
取り壊すなら補助金返還があるのでは?と聞いたら、全額一般財源だったそうで…
それはそれで驚き…
西浦だし、日本原電がらみ? 後で詳しく調べてみよう…。
もう一つは、母子医療について配偶者のDVで別居している場合も無料の対象とするというもの。
二つの議案は全会一致で採択しました。
その後、指定管理者制度で民間委託している社会福祉施設の「あいあいプラザ」、障害者施設の「やまびこ園」、武道館、ソフトボール球場の「きらめきスタジアム」について、運営状況など説明がありました。
午後は、議会運営委員会がありました。
議員定数について、県内他市の実施状況(定数を減らしてどうなったかなど)を事務局が調べてくれていたので、報告をうけました。
どこの議会でも、だいたい、委員会は3つが適正のようで、一つの委員会の人数は7〜8名、そして委員会で賛否が二つに分かれた時に委員長の判断にゆだねられるため、委員長のぞいて奇数(委員長含めて偶数)が運営しやすい…といった感じ?
大きな市でも、小さな市でも同じような回答でした。
こうして、委員会だけで考えれば、3委員会×8名+議長=25名が適正…?
でも、議会は委員会だけでないし、議会全体、そして議員一人一人の活動があります。
議員の定数なんて、かけたり足したり数字ではじき出すものでは無いと思うのですが…「議員の数を減らせ」という市民の声が大きく、数字の根拠づくりに頭を抱えている敦賀市議会です。
そんな時間があれば、もっと、議会改革をすすめるような議論をしたい…と思うのですが、「議員定数の適正」は議長の諮問で今年度中に結論を出す必要があるので、仕方がありません
11月の市内8カ所で開催する議会報告会で、「議員定数」の中間報告を行います。
そのため、報告の「まとめ」なども行いました。
夜は、福井では県庁前での原発再稼働反対行動、敦賀では「がれき」問題の講演会などがあったのですが…私は、「敦賀の保育を考える会」の会議に出席しました。
みなさんもいろいろ重なったようで…参加者は少なかったですが、近々開催する
総会について話し合いました。
国会では「子ども・子育て新システム」が決まってしまいましたが、多くの反対の声で、関連法のなかに、児童福祉法24条の市町村の保育実施義務を残させることができました
これからももっと運動を大きくして、保育を守っていかなくてはと決意を新たにしました。
まだ新しいし、もったいないけど、使ってないのに維持費が年間150万前後かかるなら、仕方がないですね…
それはそれで驚き…
総会について話し合いました。
2012年09月21日
原発推進政策求める議案が反対少数で可決
一般質問の終了後、議員提案による議案「革新的エネルギー・環境戦略の見直しに関する意見書提出の件」が出されました。
内容は…以下の通りです。
1、「40年運転制限制」について、その形式的・機械的な適用を行わず、科学的な根拠に基づいて、発電用原子炉ごとに判断すること。
2、原発の新設・増設について、一律に行わないとするのではなく、工事進捗状況、既存の原子力発電所との置き換え等の具体的な事情に照らし、そもそも新設・増設かをふくめて、個別具体的に判断すること。
3、核燃料サイクル政策について、引き続き従来の方針に従い再処理事業に取り組むとの政府方針に基づき、もんじゅでの研究を、廃棄物の減容及び有害度の低減などの目的に限定することなく、当該政策の中核をなすものとして、引き続き、高速増力路開発をその研究目的にすること。
4、立地地域対策の強化について、原発稼働ゼロの方針と関わりなく、これまで長年にわたり国策に協力してきた歴史的経緯を踏まえて、稼働停止によって影響を受ける財政支援措置の補てん的政策の確立と実施を行うとともに、地域経済への影響を回避する支援策の構築と実施を行うこと。
5、今回明らかになったように、立地自治体、関係団体の理解を欠いた、拙速な決定を将来にわたって行わないこと。
日本共産党敦賀市会議員団を代表して上原議員が反対討論をしましたが、反対少数(日本共産党議員2名のみ。ちなみに今大地さんは出席停止中)で可決されました。
2012年09月20日
一般質問終了(^^v
今日は一般質問3日目。
午後一で私の一般質問が始まりました。
始まるまでは超緊張 ドキドキ心臓バクバク
ところが、いざ発言席で「日本共産党敦賀市会議員団の山本きよこです。発言通告書にしたがい質問しますので、誠意あるご回答をお願いします」と話し出すと、不思議と落ち着いてきました
さて、いつも「早口で何を話してるか分からない」とよく言われるので、最初は努めてゆ〜っくり、ゆ〜っくり…丁寧に話していましたが、途中から時間が足りないことが判明し、後半はいつもの超高速の弾丸トークに…。
残り時間が15秒当たりになると、言いそびれてることがいろいろあるし…何を話して、最後はどう締めくくるか…焦る焦る
13、12、11、10…一秒ごとに減っていくタイマーの数字とにらめっこしながら、「中池見湿地の自然は未来へ手渡すものという認識にたって守って頂きたい」(的なこと…?)言い終えた瞬間、タイマーの数字が0となり、議場から「おお〜!さすが」の声。
毎回、これやね…
後悔することはいっぱいありますが、後は、議会便り「こんにちは!山本きよこです」で補うことにしよう(ポジティブシンキング)
質問の要旨は以下の通りです。
(1)公共施設への磁気ループの設置について
磁気ループは磁気誘導ループとも言います。
会議室、劇場などで、聴力障害者や高齢者などの補聴器に直接音声を送り込むための機材です。
声に近い周波数で磁気を発生させるため、雑音の少ないクリアな音声を聴く事ができ、聴力障害者や高齢者などの「集団補聴システム」として20年以上前から実用化されています。
難聴の方は全国で約600万人とも言われ、高齢化社会が進むにつれ、増加していきます。耳が不自由になると、地域社会へ参加したくても困難なことが多いのが実情です。
全国では、ホール、福祉施設、スポーツ施設、図書館、学校、バスなどに設置されています。
東京都「東京都福祉のまちづくり条例」では、観客席・客席を設ける1000u以上の施設の改修・新設をする場合、集団補聴システム(磁気ループ、FM方式、赤外線方式)の設置が遵守(じゅんしゅ)義務となっています。
ぜひ、敦賀市においても市役所の窓口をはじめ、市民文化センター、市民福祉会館、公民館、男女共同参画センター、公民館など市の公共施設敦賀病院の窓口などへ順次、設置すべき…と求めました。
(2)児童館の拡充について。
第5次行政改革の中で、児童館については民間委託が計画されており、反対する立場で6月議会の一般質問で取り上げましたが、今回は角度を変えて、「児童館」のそもそものあり方について質問しました。
児童館は、0才〜18才までの子どもを対象とした施設で、管理運営規則で「児童に健全な遊びを与えてその健康を増進し又は情操をゆたかにする事業」をするとあり、更に「つるがいきいき子ども未来プラン」でも、児童館を「児童の居場所づくり」と位置づけ、「遊びを通した仲間関係の形成や児童の社会性の発達と規範意識の形成を計るため、地域において児童が自主的に参加し、自由に遊べ、安全に過ごすことができる放課後や週末等の居場所づくりの推進を図る」とあります。
いじめの問題など、子どもをとりまく環境は大変であり、18才までの多感な時期の子どもたちの居場所ともなるよう、職員を増やし、18才までの子どもを対象とした事業を実施すると共に、粟野地区へも児童館を設置拡大するよう求めました。
(3)北陸新幹線の問題について
1)、在来線の廃止と第三セクター化による市民負担
市民の多くが納得しないまま、北陸新幹線の敦賀までの認可がおり、金沢、敦賀間の建設工事が始まりました。
北陸新幹線の敦賀開業のメリットとして、経済波及効果、交流人口の増加、乗換がない、などが言われていますが、在来線の廃止、第三セクター化の負担、北陸新幹線の自治体負担、時間延長などのデメリットについて市長の見解を問い、デメリットもきちんと住民に説明すべき、と求めました。
2)中池見湿地に与える影響について
ラムサール条約に登録された中池見湿地の東側の山間部に北陸新幹線のトンネルが通過することが明らかになりました。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、中池見湿地に与える影響について「調査はするがルートは変更しない」とのこと。
トンネル工事が中池見湿地に影響があることは明らかでありルート変更を求めるべき、と求めました。
会議室、劇場などで、聴力障害者や高齢者などの補聴器に直接音声を送り込むための機材です。
声に近い周波数で磁気を発生させるため、雑音の少ないクリアな音声を聴く事ができ、聴力障害者や高齢者などの「集団補聴システム」として20年以上前から実用化されています。
難聴の方は全国で約600万人とも言われ、高齢化社会が進むにつれ、増加していきます。耳が不自由になると、地域社会へ参加したくても困難なことが多いのが実情です。
全国では、ホール、福祉施設、スポーツ施設、図書館、学校、バスなどに設置されています。
東京都「東京都福祉のまちづくり条例」では、観客席・客席を設ける1000u以上の施設の改修・新設をする場合、集団補聴システム(磁気ループ、FM方式、赤外線方式)の設置が遵守(じゅんしゅ)義務となっています。
ぜひ、敦賀市においても市役所の窓口をはじめ、市民文化センター、市民福祉会館、公民館、男女共同参画センター、公民館など市の公共施設敦賀病院の窓口などへ順次、設置すべき…と求めました。
いじめの問題など、子どもをとりまく環境は大変であり、18才までの多感な時期の子どもたちの居場所ともなるよう、職員を増やし、18才までの子どもを対象とした事業を実施すると共に、粟野地区へも児童館を設置拡大するよう求めました。
北陸新幹線の敦賀開業のメリットとして、経済波及効果、交流人口の増加、乗換がない、などが言われていますが、在来線の廃止、第三セクター化の負担、北陸新幹線の自治体負担、時間延長などのデメリットについて市長の見解を問い、デメリットもきちんと住民に説明すべき、と求めました。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、中池見湿地に与える影響について「調査はするがルートは変更しない」とのこと。
トンネル工事が中池見湿地に影響があることは明らかでありルート変更を求めるべき、と求めました。
2012年09月18日
一般質問一日目
今日は、一般質問の一日目。
まず、一般質問の前に、6月議会の一般質問の時の北條議員への侮辱発言で9月議会の冒頭に「陳謝」の懲罰を科せられたけど「拒否」をした今大地議員へ、またまた懲罰として「3日間の出席停止」を科すことが賛成多数(反対は共産党のみ)で可決されました。
今大地さん、どうするの? 今回も拒否したら、次は「除名」だし…と心配してましたが、すんなり退場されました。
そして、その後、何事も無かったかのように、一般質問が始まりました。
今議会で一般質問する議員は20名の予定でしたが、今大地さんが懲罰で「3日間の出席停止」となったので、19名となりました。
今回の一般質問で多いのがエネルギー政策の問題で5名、その他、いじめ問題4名、北陸新幹線が今大地さんが抜けて3名です。
エネルギー政策と言っても、共産党以外は「原発ゼロはけしからん」という立場のみなさんですから、聞いていて、「福島で今もなお避難生活をされ、被曝の影響に怯えているみなさんには聞かせられないなぁ」…と悲しくなりました
さて、今日は7名まで終わったので、この調子でいくと、私はやはり20日の午後になりそうです。
実は、一般質問の原稿を忘れて、質問の項目すら思い出せず、壇上で頭が真っ白になってしまう夢を見たので、正夢にならないように頑張って質問原稿を仕上げたいと思います
敬老の日で赤飯くばり
今日(17日)は敬老の日でした。
午前中は、福祉委員として、老人会のみなさんへ赤飯を配るのをお手伝い。
午後は、75才以上の日本共産党員のみなさんへ赤飯くばり。
みなさんに喜んでもらえて良かったです
それにしても、朝、配り始める頃にはやんでいた雨が、夕方、最後の家を配り終えたとたん降り出しました
まるで、私が配り終えるのを待ってたかのよう…?
領土問題の学習会
16日の午前中は、山本まさひこ3区予定候補のポスター貼り。
市内一円にポスターを貼り出しました
ポスターを貼らせて頂いたお宅で、イチジクをたんまりもらいました。
午後からは、松岡町へ。
日本共産党主催の「領土問題学習会」がありました。
思ったよりも多くの参加で、やはり関心が高いんだなぁと感心。
日本共産党の領土問題の国会での論戦は、他の議員より絶賛されるなど、リードしています。
日々の赤旗に詳しく載っているので、これからも勉強しなくちゃ〜と反省
さて、尖閣諸島の問題では、「中国も75年間、領有を主張していなかった」「反日デモ、暴力や威嚇は問題だ」と。
歴代日本政府についても、「領土問題は存在しない、と言ってまともに取り組んでこなかった」と対応の問題点を指摘しました。
竹島については、「江戸時代から利用している。1905年に領有。サンフランシスコ条約でも含まれていない」「しかし1952年に一方的に李承晩ラインがひかれ、韓国が武装部隊で占拠した」「共産党は竹島は日本領との見解を1977年にだしている。双方の専門家レベルで議論必要。その際に、植民地支配の問題も明確にしなくてはならない」と述べました。
また、98年の日韓漁業協定は竹島問題を留保してその海域での漁業を双方にみとめるもので画期的なもの、と紹介しました。
更に、千島の問題について、日本共産党は、北方領土(択捉、国後、歯舞など)だけでなく、全千島列島の返還を求めています。
「ソ連の侵略的併合で許されない。しかし、サンフランシスコ条約で、日本が放棄してしまった。交渉をやりなおす必要がある。択捉、国後は千島でない、との従来の政府の見解は国際法上は相手にならない理屈だ」と。
2012年09月17日
福島の医師がフクシマを語る(第一弾)
15日は福井市のフェニックスプラザにて医療生協主催の講演「福島の医師がフクシマを語る」がありました。
午前中は、映画「いのちの作法」の実行委員会だったので、それが終わって大急ぎで福井へ…。
ところが、フェニックスプラザに着いたら…すっごい人。
後から知ったのですが、AKB48のコンサートが同じフェニックスプラザであったそうです。
近くの駐車場は満車で、ぐるぐると車を停めるところを探し…離れたところへ停めたため、講演には遅刻してしまいました。
さて、会場に入ったらこれまたすごい人。
「ここには咲いていなかったミズアオイが、津波で地面がはぎとられ、過去の地層のなかにあった種が開花しのだろう」とのことでした。
さて、福島第一原発から20キロ圏内には、21万人が住んでいたそうです。
その中に、病院が7つ、老犬施設が3つ、特別養護老人ホームが6つ、グループホームが6つあったそうで、避難は簡単ではなかったそうです。
21万人のうち、15万人が避難しましたが、県外が6万1000名、そのほとんどが自主避難で、1万1000名が知人、親族の家で避難生活を送っていて、心身疲労が激しいそうです。
今年の8月21日に発表した震災の死亡者1263名のうち、6割の761名が福島の方だそうで、直接の原発事故の放射線被曝による死亡ではないけれど、原発関連での死亡となっています。
避難生活で最も苦しいのは、二重生活による経済負担。
父をおいて、母が子をつれて避難している例が多いとのこと。
国の指示以外の自主避難には東電の補償外のため、住民票をおいたまま避難している方も多く、避難先で行政サービスが受けられないというケースもあり、難民としての苦しみがあるそうです。
また、東電が賠償金を支払ったのは520件で申請のわずか13.7%(2012年9月)。
約束の期日や金額を守らないなど東電の対応があまりにひどいため、文部科学省のもとにある原発ADR(原子力損害賠償紛争解決センター)でさえ東電に抗議するほどだとか。
また、昨年12月からの動きとして、「精神と財物の賠償の基準策定」「中間貯蔵地選定」がすすめられていて、おなじ自治体でも、120万〜600万の色分けがされて、住民の反目もうまれているそうです。
その他、被爆線量の可視化の必要性などなど…話され、あっという間に時間がたちました。
「福島が本当にスクッと立つには、農業や漁業などの第一産業だ。みな、苦しいけれど、ほこりは失っていない」との話には胸を打たれました。
10月27日にも敦賀市男女共同参画センターで、講演「福島の医師がフクシマを語る」(第二弾)を行います。
ぜひ、多くの方に参加して頂けるよう、声かけをひろげていかなくちゃ〜
163名の参加だとか。
講師は、福島んの医療生協組合のわたり生協病院医師の斉藤紀先生でした。
遅れて会場に入ると、まだ始まったばかりなのか、事故を克服する立場での講演ということで、絶滅危惧種の「ミズアオイ」の青い花が一面に咲いている風景がプロジェクターで映し出されていました。
2012年09月16日
磁気ループって?
今回、公共施設への磁気ループの設置を一般質問でするのですが、実際、見た事がなくて、社会福祉協議会へ行ってきました。
義気誘導ループとは、ホール、会議室、教室、劇場などで、補聴器に直接音声を送り込むための機材です。
実際、高齢者の方から、「補聴器をしてても聞きづらい、多くの人とかかわる場に出づらい、おっくうになって出不精になる」等々、お聞きした事があります。
磁気ループはその点、磁気受信付きの補聴器があれば、磁気を受信して音声信号に変えるため、騒音の多い場所でもクリアな音声を聴くことができる、とのこと。
さっそく、社会福祉協議会へ行って、設置の有無、今後の計画などお聞きしに行ったところ、奥から出してきてくれました。
実際には使用した事がないようで…。
社会福祉協議会にあるのはヘッドホンタイプで、44セットあります。
「これからは、使用するようお願いします」とお願いして帰りました。
ちなみに、聴覚障害の方にお聞きしても、「聞いた事はあるけど、見た事も無い」とのこと。
市役所の担当課は「要望が無い」とのことでしたが、存在を知らなければ要望もあがらない、とも言えます。
今ある機材の活用とともに周知の徹底、市役所の窓口をはじめとする公共施設の設置について、今議会の一般質問で求める予定です。
前向きな答弁だとうれしいけど…なにぶん、初めて一般質問するので、これからも、実現するまで地道にネバリ強くもとめていきたいとおもます。
社会福祉協議会にあるのはヘッドホンタイプで、44セットあります。
2012年09月15日
映画「いのちの作法」の実行委員会
15日の午前中は、映画「いのちの作法」の実行委員会でした。
今回、初めて参加しました。
ぜひ、多くのみなさんに観て頂きたいです。
記録映画「いのちの作法」
上映日 10月13日(土) @午後2時から A午後6時30分から
ところ きらめきみなと館(敦賀市桜町1-1)
入場料 一般1000円、高校生以下、障がい者500円
主 催 映画「いのちの作法」を観る会
後 援 敦賀市教育委員会、福井新聞社、FBC福井放送
連絡先 木嵜(25-8118)
第82回キネマ旬報文化映画ベストテン第4位
ぴあ映画満足度ランキング第1位
日本映画ペンクラブ会員選出ベスト5文化映画部門第3位
どんな映画かと言うと、昭和30年代に、豪雪・貧困・多病多死の三重苦を乗り越え、全国に先駆けて老人医療費の無償化と乳児死亡率ゼロを達成した岩手県西和賀町(旧沢内村)のお話です。
「住民の生命を守るために、私の生命をかけよう」と宣言した当時の深沢晟雄村長と住民が共に築き上げた「生命尊重の理念」を掲げる町で、その理念は、若い世代にも脈々と受け継がれているとのこと。
老人や障害者、そして、児童養護施設の子どもたちの生命に向き合いながら、地域に生きることを模索している西和賀町の人々の姿を描いているドキュメンタリー映画です。
ぴあ映画満足度ランキング第1位
日本映画ペンクラブ会員選出ベスト5文化映画部門第3位
敦賀でも毎月11日にミニ集会
11日は、午前中に予算決算常任委員会が終わったので、午後から、依頼されていた介護施設のボランティアに行き、施設の「まつり」ということで、施設のお年寄りのみなさんとまつりを楽しみました。(私は的当てゲーム係)
夜は、原発の最終処分について描かれたDVD「10万年後の安全」の上映会に参加し、私から、9/1に飯舘村に行った報告をさせて頂きました。
参加者は31名。
これからも、毎月11日に、敦賀でも原発集会を開催するとのこと。
私も、できる限り参加していきたいと思いす。
2012年09月14日
9月議会(10日〜12日)について
10日から9月議会が始まっています。
10日の議会初日の冒頭、6月議会で、懲罰特別委員会の委員長より、北條議員を侮辱する発言をしたとして今大地議員に議場で陳謝させる懲罰を科すことを賛成多数で決めました(共産党のみ反対・一番下の理由参照)。
ところが、今大地議員は登壇して「拒否します」。
そこで、また急きょ休憩に入り、共産党をのぞく全ての会派の議員より、「決定に従わなかった」ことに対して今大地議員へ懲罰を科すことを求める動議が出されました。
それをうけて議会運営委員会が開催され、懲罰特別委員会で引き続き今大地議員の懲罰について検討することを決めました。
その後、本会議が再開され、今大地議員が逆に北條議員に懲罰を求めていた処分要求については、著罰は科せないことを全会一致で決めました。
そして、議案についての市長提案理由説明、議案や陳情の委員会付託、駅周辺整備特別委員会と公立大学設置特別委員会の委員長報告が行われて休会に入りました。
議会休会後、広報委員会が開催され、11月に開催する議会報告会の広報について相談し、10月21日の晴明の朝市、11月4日のふれあい市でチラシ配布をすることを決めました。
11日は予算決算常任委員会でした。
大きなものとして行政放送専用チャンネル整備事業費補助金3433万円、不活化ポリオワクチン2530ま万円、ゴミ焼却センター施設補修費1945万円などなど…。
また、原発が停止している影響を是正するため、子育て支援員配置事業、農地情報管理システム改修事業費、敦賀の味覚PR隊活動事業費などなど…雇用対策として7107万円(37名分)。
議長をのぞいて25名の議員が委員会に所属していますが、質疑に立つのは…やはりいつもの数名(10名もいない)…でした。
12日は、一般質問の締め切り日でした。
12日午前中ギリギリまで悩み、絞り込み、以下の点について質問することにしました。
(1)公共施設への磁気ループの設置について
(2)児童館の拡充について
(3)北陸新幹線の問題について
@ 在来線の廃止と第三セクター化による市民負担
A中池見湿地への影響
さて、今回は20名が一般質問をします(26人中)。
いじめ問題、新幹線問題、雇用問題などが多いように思います。
一般質問は18日から20日まで。
私はたぶん、19日の終わりか20日かな…。
原稿つくる心の余裕がありませんが、がんばります
「今大地議員の懲罰に反対した理由」
9月議会の一般質問で北陸新幹線の問題を取り上げた今大地議員。
「北條議員が質問もしていましたよね。早いところトンネルを掘ろうよと。敦賀から着工するように働きかけてくれと、ね、トンネルはおいしい工事です、確かに。入り口と出口のそこの土地さえ買収してしまえば山ん中は自由ですから、それは大もうけするでしょう。ね、聞いててちょっと、えっと思ったんですけれどもね、特にそういうトンネルが欲しいと思っていらっしゃるのは経済界であり、いわば建設業界の皆さんだと、そういう皆さんに心から拍手するようないい質問されてて、北條さん、非常に、びっくりしたんですけれども」(議事録より)。
そして、北條さんが「誤解を受ける発言であり、訂正し謝罪をしてくれ」「せめて、私の名前だけでも削除して欲しい」と求めた訳です。
でも今大地さんは「間違ったことは言っていない」として、訂正・謝罪に応じず、北條さんは「懲罰の動議」を出すことに…。
私たち日本共産党議員団は、言われた本人、北條さんが「侮辱に感じた」ということで、せめて名前の削除には応じても良かったのではないか?と思いますが、今大地さんの一般質問での発言が侮辱にあたるとは思えなかったし、何でもかんでも懲罰動議を出していたら議員の発言が抑えられてしまうという懸念があるため、今大地さんへの懲罰については「戒告」を主張し、本会議場でも「陳謝」に反対の立場をとりました。
ちなみに、懲罰には四つあって、@戒告、A陳謝、B出席停止、C除名です。
(2)児童館の拡充について
(3)北陸新幹線の問題について
@ 在来線の廃止と第三セクター化による市民負担
A中池見湿地への影響