21日は、午前中に各常任委員会があり、午後から議会運営委員会がありました。
私は、文教厚生常任委員会で、付託された議案は二つ。
一つは、西浦児童館の廃園について。
西浦児童館は保育園として使われていましたが、年々児童が減少しH23年にはゼロ人となったため休園していましたが、この10月から廃園に…。
ちなみに、児童館跡の利用について、この間、西浦地区のみなさんと協議していたそうですが(高齢者施設や地区集会場など?)、要望が無いため、取り壊すための補正予算もあげられています。
まだ新しいし、もったいないけど、使ってないのに維持費が年間150万前後かかるなら、仕方がないですね…
取り壊すなら補助金返還があるのでは?と聞いたら、全額一般財源だったそうで…
それはそれで驚き…
西浦だし、日本原電がらみ? 後で詳しく調べてみよう…。
もう一つは、母子医療について配偶者のDVで別居している場合も無料の対象とするというもの。
二つの議案は全会一致で採択しました。
その後、指定管理者制度で民間委託している社会福祉施設の「あいあいプラザ」、障害者施設の「やまびこ園」、武道館、ソフトボール球場の「きらめきスタジアム」について、運営状況など説明がありました。
午後は、議会運営委員会がありました。
議員定数について、県内他市の実施状況(定数を減らしてどうなったかなど)を事務局が調べてくれていたので、報告をうけました。
どこの議会でも、だいたい、委員会は3つが適正のようで、一つの委員会の人数は7〜8名、そして委員会で賛否が二つに分かれた時に委員長の判断にゆだねられるため、委員長のぞいて奇数(委員長含めて偶数)が運営しやすい…といった感じ?
大きな市でも、小さな市でも同じような回答でした。
こうして、委員会だけで考えれば、3委員会×8名+議長=25名が適正…?
でも、議会は委員会だけでないし、議会全体、そして議員一人一人の活動があります。
議員の定数なんて、かけたり足したり数字ではじき出すものでは無いと思うのですが…「議員の数を減らせ」という市民の声が大きく、数字の根拠づくりに頭を抱えている敦賀市議会です。
そんな時間があれば、もっと、議会改革をすすめるような議論をしたい…と思うのですが、「議員定数の適正」は議長の諮問で今年度中に結論を出す必要があるので、仕方がありません
11月の市内8カ所で開催する議会報告会で、「議員定数」の中間報告を行います。
そのため、報告の「まとめ」なども行いました。
夜は、福井では県庁前での原発再稼働反対行動、敦賀では「がれき」問題の講演会などがあったのですが…私は、「敦賀の保育を考える会」の会議に出席しました。
みなさんもいろいろ重なったようで…参加者は少なかったですが、近々開催する
総会について話し合いました。
国会では「子ども・子育て新システム」が決まってしまいましたが、多くの反対の声で、関連法のなかに、児童福祉法24条の市町村の保育実施義務を残させることができました
これからももっと運動を大きくして、保育を守っていかなくては
と決意を新たにしました。