今日(13日)は、敦賀のきらめきみなと館で、小出裕章さんの講演会「未来は創れる!!今できることを」がありました。
実行委員会の事務局として取り組みに携わってきましたが…いよいよ本番ということで、ドキドキ
朝8時から大勢の方が準備のために来て下さいました。
12時の開演前に、まかないカレーがふるまわれました。
河合実行委員長と村井事務局の歌、敦賀のじょん。さんの歌、美浜出身のレゲエ歌手シャバジーさんの歌、保母さんの歌などがステージで披露されました。
その間、ぞくぞくと来場者が…。
最初出したイスでは足りなくなって、どんどん追加しました。
小出さんの講演会が始まる頃には会場いっぱいの人、人、人…で、主催者発表600名
スタッフとしていろいろとバタバタしていたので、じっくりお話は聞けなかったですが、「原発に夢を持って、原子力を専攻したが、勉強して原発は危険だと分かった」「京都大学の原子炉実験所で、なるべく被曝しないように働いているし、放射能を外へ漏らさないようにしてきたが、今、福島やその周辺は、その危険な原子炉の管理区域よりも放射線濃度が高い」「原発は廃炉にすべき」などなど…とてもわかりやすいお話でした。
そのうちネットで配信されると思います。
(←アップされました)
展示コーナーでは、原発の抱える問題やこれからの展望などわかりやすく展示されていました。
原発に反対、賛成、中立の声…。
ボランティアの取り組み。
福島原発事故後の汚染状況など…。
そのほか、アート展や書き初めコーナーもありました。
ひらたひさこさんのイラスト。
ひささんが福島の方々とやり取りしているお手紙。
河合さんの作品。
親バカですが…娘の作品。
その他、クラフトマーケットや飲食コーナーもありました。
講演会の後、小出さんを囲む会をしたところ…いっぱいの人。
元原発労働者という方もおられて、勉強になりました。
片付けを終え、打ち上げを終え、9時過ぎに帰宅。
体力的にはヘトヘトですが、とってもすがすがしい気持ちです
さてさて…。
「3.11さよなら原発福井県集会inつるが」を終え、報告集を作って賛同人に郵送し、住所がわからない人で届けられる人へは直接届け終えたのが昨年の秋。
次回の3.11(3/10)は福井市で開催することになり、ホッ
としていたところへ降って湧いた「1.13小出さん講演会」の話。
3.11集会の後に福井に戻ってきたシンガーソングライター、河合さんを中心に再結成されたピースアクションの若者たちが、「原発のある敦賀で集会をしたい」と持って来た話に、正直、「なんで〜
終わったばっかりやし…
」と思いました。
でも、敦賀でする原発の集会を失敗させるわけにはいかない
と、事務局になって取り組んできました。
ふと思い出したのが、26年前、敦賀に結婚してきたばかりの頃のこと
民青同盟で活動していた私でしたが、歌声サークルと一緒になって、8月に「平和コンサート」という取り組みを始めました。
戦争、平和、核兵器の問題など題材に、歌あり、詩の朗読あり、演劇あり。
3、4年は続けたでしょうか…。
そのうち、次々と結婚して子育て等で忙しくなり…やらなくなってしまいましたが。
その時、ステージ以外にも、平和への思いを習字や絵画などでも表現して会場に展示したいなぁ〜
とおもいつつ、夢で終わってしまいましたが…
まさにその時の夢
を20年経った今、当時ではありえない「原発」をテーマに実現しようとしている
しかも、初回のステージの時、私が作った被曝二世を題材にした構成詩の中で「私の子どもたち
」という歌を独唱しているときに私のお腹にいて、元気よくお腹の中から蹴ってきた娘と一緒に…
そう思うと、胸があつくなって…立地自治体で運動している活動家としての意地だけでなく、若い頃の気持ちに戻ってみなさんと取り組みました。
新しく増えていく繋がり、老いも若きも一緒に繋がっていく楽しさ…
チケットを売りに回る中で多くの方と対話し、「人には言えないが原発はいらないと思ってる」など、いろんな思いも聞けたし、本当に楽しかったです
「未来は創れる!!今できることを」なんてピン
とこないテーマと思ってましたが、本番当日になって、「今、私たちは私たちにできることをやっている。こうやって未来はみんなで作っていくものなんだ
」と実感を持って受け止めることができました。
さぁ〜次は、3月10日、フェニックスプラザで開催する「3.11メモリアルアクション〜原発のない新しい福井へ〜」です
がんばります