2013年02月26日

観光、介護、財政などなど…議員説明会

25日は朝から夕方まで、議員説明会がありました。

ひらめき「港と鉄道のまち」を核とした敦賀市観光振興計画(案)。

これまで原発依存で観光の意識が低かったが、これからは、市民の意識も高めて「民主導」の観光行政を行いたいとのこと。

その事にまったく異論はありませんが、すでに「港と鉄道のまち」がテーマと決まっていて…敦賀市の第6次総合計画に沿ってるのはわかるけど…「行政の押しつけ」のように感じました。

私は、先に「港と鉄道のまち」というテーマを掲げて、市民に「これでお願いします」というのではなく、もっといろんな資源が敦賀市にはあるし(「玄蕃尾城」が抜けてので追加するよう要望しました)、観光ボランティアのみなさんの声もお聞きし、修正が必要なら修正をするなど、市民が主体となるような計画となるよう求めました。

ひらめき介護保険の制度改正による条例。

「地域主権改革」による条例改正です。

これは、国が最低限の責任を放棄し、どこに住んでいても「義務付け」によって保証されてきた最低水準が、「従うべき基準」「標準」「参酌すべき基準」の3つに分かれ緩和され、自治体ごとに違ってきます。

敦賀市は、介護保険の地域密着型の施設について、「参酌すべき基準」として、地域包括支援センターとの連携、スプリンクラーなど防災の義務などを盛り込みました。

ひらめき駅西地区の大型公共施設の見送り。

現在、駅前駐車場になっているところに、日本原電の学習施設や日本原子力研究開発機構のプラント技術産学共同開発共同センター、そして男女共同参画センター、健康施設、商業施設などの複合施設の建設を予定していましたが、敦賀原発の3,4号機の増設の見通しが立たず、三法交付金なども不透明になったため、先送りするとの説明がありました。

20年間で87億円、市の負担は25億円の事業で、私たち日本共産党市議団はずっと「不要不急の大型公共事業」「駅前であり、今後、時間をかけて市民と考えていくべき」として反対してきたので、ホッわーい(嬉しい顔)ダッシュ(走り出すさま)

ひらめき市役所庁舎耐震化について。

耐震診断の結果、耐震補強が必要と診断された敦賀市役所の耐震補強工事について説明がありました。

現在の庁舎を20年以上使用することを前提とした工法は三種類。

「強度型補強」14億円、「制震補強」15億円、「免震補強」21億円。

それぞれメリット、デメリットがあるということで、平成25年度に検討して、平成26年度には実施したいとの説明でした。

市民の税金なので、できる限り安く、そして強くなるよう求めていきたいと思います。

ひらめき中期財政計画の公表。

敦賀市の2013年から5年間の市政運営の財源について説明がありました。

現在、日本原電が稼働していないこと、日本原電1号機が2015年に運転停止すること、などで税収や交付金の減少を見込んでいます。

そして、福祉の予算もカット、カット、カット…。

こんな状態でも、10年後も20年後もず〜っと巨額な税金投入が必要となる四年制大学、北陸新幹線はどんどん進んでいく不思議…。

   かわいい かわいい かわいい

さてさて…今朝、新聞報道を読んだ市民の方から電話携帯電話がありました。

「市長は市民の暮らしが分かっていない」と…。

高齢者の住宅問題、生活保護の問題、若者の自立支援…山積した深刻な問題の解決はいったいいつになるのでしょうか…バッド(下向き矢印)

ここは日本共産党市議団の出番手(チョキ)、はりきって明日からの3月議会に臨みたいと思いますダッシュ(走り出すさま)
posted by きよこ at 12:54| 議会、議員活動2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする