2013年07月14日
戦歿者戦災死歿者追悼式
敦賀市の戦歿者戦災死歿者の追悼式に参列しました。
1989名の方が尊い命を「お国のため」「大東亜共栄圏のため」「ヨーロッパ帝国主義からのアジア解放のため」の戦争で亡くされました。
そのうち、一千数百名の方々が戦地で亡くなられ、三度にわたる敦賀空襲でも150名以上の方が亡くなられたそうです。
(昨年の様子)
参列しながら、昨年、文教厚生常任委員会の視察で鹿児島の知覧を訪れ、片道だけの燃料で敵機へ突っ込んで行った多くの若者「特攻隊」のみなさんの遺書や写真を見たことが頭をよぎりました。
その中には…敦賀の人もいました。
また、夫の母から、敦賀空襲で戦火の中、逃げ惑った話を聞いたことを思い出しました。
戦火の中の戦災死歿者には、幼い子どももいただろうに…
さて…。
市長あいさつで「戦没者のおかげで今の日本があることを子ども達に伝えたい。そのために校長先生にも来てもらいました」と…。
んんん…
来賓などの挨拶を直訳すると「英霊のおかげで今の日本がある」的な挨拶もあったので…市長のあいさつに、思わず、「戦争反対」「平和」を願う私のアンテナがピキンと反応…
戦争があったから多くの犠牲があり、残された遺族が悲しい思いをしました。
そして…ここからが大事
だから、「二度と戦争をしない」と誓い、戦争を放棄した平和憲法ができたわけです。
だ・か・ら、私たちが戦歿者や戦災死歿者、そして遺族に誓うべきは、「二度と戦争をしない」ということ
自民党の改憲草案は、戦争への道が見え隠れしてるし…
平和憲法に則った教育基本法も、7年前、多くの反対を押し切り、憲法改悪に先駆けて改悪され、「愛国心」を植え付けるものになってしまったし…
敦賀市や教育委員会の今後の動きに注意しなくちゃ
私も戦没者戦災死歿者に献花し、「みなさまの犠牲を無にせず、戦争で人を殺したり殺されたりする時代へ時代を逆行させないよう、戦争に繋がる道は絶対に許しません。安心して見守ってください」と誓いました。
受付で「粗供養」と書かれた小さな箱をもらいました。
振ったらカサカサ音が鳴ったので、お菓子かな?と思って、家に帰ってコーヒーを入れたら…洗剤でした