23日、敦賀市議会で二つの議員説明会がありました。
一つは、「赤レンガ倉庫整備計画中間報告」。
敦賀の金ヶ崎にある赤レンガ倉庫は、1905年(明治38年)に建設されたもの。
明治中期から昭和初期の敦賀港を象徴する施設の一つ。
2009年1月に、北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録されました。
2003年、日本原電は赤レンガ倉庫を、当時の敦賀商工会議所の会頭の会社から4億円で買い、その日のうちに敦賀市にポ〜ンと寄付

日本原電、太っ腹

ところが…耐震工事が巨額なため、敦賀市としては安全を考えて放置。
さて、今日の説明では、いよいよ赤レンガ倉庫の耐震補強工事をし、倉庫の中で、昭和初期の敦賀を再現したジオラマ展示やレストランにするとのこと。
費用は約10億円で、そのうち、敦賀市は約2億円で、残りは国と県。
ジオラマね〜レストランね〜…

三方を山に囲まれた人口7万弱のこの敦賀で果たして成功するのか

市外、県外の人が、何度も訪れてくれるのか

赤レンガ倉庫、外から眺めるだけでも十分なように思うのですが…。



二つ目は、「敦賀斎苑使用料の値上げ」。
担当職員の説明によると…「原発が停止して経済状況が悪化しているため、受益者負担の原則に則って、火葬にする料金を値上げする」と…。
不況など生活苦の方が増え、お葬式どころか直送するケースも増えています。
使用料の値上げで火葬するお金さえ無い…そんな事になったらどうするのか?
9月議会に値上げの条例改正が提出されるとのこと。
しっかり審議しなくては

それにしても…赤レンガ倉庫の改修10億円の説明の後に、火葬の値上げの説明とは…


敦賀市に「お金」はあるのか、無いのか

ようは、使い方の問題ですね…
