27日、朝9時半から、「災害情報等に関する住民実態調査」の中間報告について、議員説明会がありました。
今年の18号台風の時、9月16日午前4時15分に「避難準備情報」、5時5時に「大雨特別警報」、5時25分に「避難勧告」が出されました。
これらの情報伝達について調査、分析をし、今後の防災対策の強化につなげるため、住民アンケートをとった、その中間報告です。
アンケート配布部数は1200、回収部数は454、回収率は37.8%。
まだ、アンケートの回答がボチボチと戻って来ているらしく、最終報告にいかしたい、とのことでした。
「避難準備情報」についてはトンボメール(敦賀市防災情報配信メール)で知った方が多く(110人、33.6%)、その他、雨が心配で早くおきてテレビ、RCNなど見て情報を得ている人が多いことに驚きました。
また、「大雨特別警報」や「避難勧告」については、防災ラジオも大きな役割を果たしていました。
私も、防災ラジオのけたたましい音声で飛び起きた一人です。
テレビ、防災ラジオ、トンボメール、RCN、防災関連メールなどなど…敦賀にはいろんな情報を得る手段があります。
それでも、「避難勧告」が出されたことを知らなかった人が454人のうち74人(16.3%)もおられたことは驚きであり、今後の大きな課題です。
私がその点について質疑したところ、市「今後の課題であり、子どもの頃から情報を自ら得ようとするよう防災教育の必要性を感じた」とのこと。
また、地デジになって以降、RCN離れがおき、防災情報を得られない市民がいることについても指摘されていました。
災害要援護者の情報入手手段、避難の問題など、課題は山積みです。
今後、市民の安全を守る立場で改善するよう求めていなくては
