今日(17日)は、午前中、全員協議会室にて予算決算常任委員会がありました。
当初予算について、分科会報告があり、その後、討論と採決がありました。
日本共産党議員団を代表して上原議員が反対討論をしました。
消費税増税の問題、職員給与削減の問題、そして標準スケールで福祉、教育予算を削減する一方で、駅前広場、北陸新幹線、四年制大学、赤レンガ倉庫整備事業など人口68000人の敦賀市にとって身の丈以上の事業が行われる問題等々…。
その後、今回、珍しく市政会の議員より賛成討論がありました。
標準スケールで福祉を削減しても、敦賀は最高水準の福祉であり、全体にバランスのとれた予算配分である…とのこと。
他に討論はなく、採択の結果、反対少数で採択されました。
次は議会最終日です。
予算については、分科会で採決した後、全体会で採決…そして本会議場でも採決。
これでもか〜と3回も採決とって、その度に反対討論するので大変です。
20日の議会最終日は、党議員団を代表して私が議場にて反対討論することになったので、それまでにがんばって討論を作らなくちゃ
お昼1時に「国民の食糧と健康を守る福井県連絡会」のキャラバンが敦賀市へ…。
TPP交渉から撤退するよう求める要望書を敦賀市と敦賀市議会へ提出され、上原議員と同席しました。
午後は駅周辺整備調査特別委員会がありました。
総事業費約10億9400万円をかけた駅の交流施設「オルパーク」が4月5日にオープンします。
その施設の説明と駅前広場の整備の進捗状況、仮駅前広場までの歩道にアーケードを設置する等の説明がありました。
特別委員会の終了後、急いで高速をとばして京都のジオラマJAPANへ…。
敦賀市は赤レンガ倉庫を改装し、敦賀の古い街並みを再現したジオラマ館とレストラン館にする計画(
赤レンガ倉庫整備計画)で、今議会で予算や条例が出されています。
赤レンガ倉庫の耐震補強工事も含め費用は10億4000万円、国や福井県の補助金もありますが、2億円は敦賀市の負担。
完成後の管理費は毎年5400万円で、10万人入場者があれば採算は取れるけど、入場が少なくて採算がとれなくても経済波及効果が2億2000万円はあるという敦賀市の説明ですが…。
子どもたちの遊び場、ノスタルジックな雰囲気を味わう場としてのジオラマ展示は悪くはないけど、レストランが4つもあるレストラン館なんて無謀…。
しかも、1店舗の家賃が月25万円だなんて…採算合わないとレストランだってサッサと撤退してしまうことは目に見えています。
市民温泉リラポートも原発の交付金で39億円かけて建設し、「採算は取れる、観光客が来る」とか言って…結局、毎年1億円を超える赤字。
あの時、誰も議会で反対する人はいませんでした。
日本共産党議員団も反対しませんでした。
その反省の上にたって、二度と執行部の甘い言葉を鵜呑みにしてはならない、市民の貴重な税金を一円たりともムダに使わせない
そう、決意しています。
そこで、反対討論をつくる前に京都のジオラマを見てみようと思い立ち、急いで出発したのですが…。
ところが、議会のバタバタで出発が20分ほど遅れ、高速道路を飛ばして京都のジオラマに到着したのが5時15分。
入場終了の5時から15分ほど過ぎてしまいました…
それでも閉館は5時30分だしまだ15分はある
諦めきれず出入り口でウロウロしてたら、ジオラマ館から職員らしき男性が…。
男性「もう閉館やで〜」
私「議会の関係で一目見たくて福井から高速とばしてきたんです」
男性「それなら、そこから入って頼んでみたら?」「市会議員や〜言うたらチラッとだけでも見せてくれるんちゃうか」 そう背中を押されました。
そして教えられたドアから静々と入ると…5時半閉館のハズがすでにロビーの電気も消え誰もいない…
私の中では、閉館前に入った入場者が5時30分の閉館ギリギリまで帰りを惜しんで遊んでいるイメージだったのですが…。
平日の夕方とは言え、渡月橋や嵐山駅周辺には観光客がいっぱいいたけど…。
結局、ジオラマを直接見ることは出来なかったけど、雰囲気を感じることができて良かったです。
さて、ここで、転んでもただでは起きない私、帰り道に美味しいうどん屋さんで夕ご飯を食べて帰りました。
なんでも創業70年以上のお店だとか。
絹のようなのどごしの良い美味しいおうどんでした
天とじうどん