16日の午前中、敦賀市議会の議員説明会が3つの内容でありました。
新型インフルエンザ対策行動計画について
平成21年に流行した新型インフルエンザの経験をふまえ、
平成24年に「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が制定され、
平成25年6月に政府の行動計画が策定され、各自治体も行動計画をつくることに。
敦賀市の全人口の25%が新型インフルエンザにかかった場合の被害想定は、
患者数13,500人で、入院患者数は1080人、死者は340人と推定されるそうです。
対策の目的は可能な限り感染を抑制し、生命・健康を保護すること、
そして、生活・経済に及ぼす影響が最小となるようにすること、だそうです。
ちなみに、新型インフルエンザの患者が出てから、
それに合わせて新しいワクチンを製造するまで数ヶ月かかるそうです。
まずは政府関係者が優先的にワクチンを接種するだろうし…
下々の自治体の下々の私たち市民までワクチンが届くころには収束してたりして?
具体的な行動計画はこれから作成するらしいですが…間に合えば良いのですが…。

資源エネルギー庁による原発停止に伴う地域経済・雇用への影響分析
資源エネルギー庁のアンケート調査によると…
原発停止前と停止後で約5.8億円の影響があり、
このままずっと止まったままだと95億円のマイナスだとか。
そのため、敦賀市は、国に対して原発の有効需要創出など要望する、
原発のマイナス分を赤レンガ倉庫のジオラマ展示など観光で補う…と。
アンケートが「このままずっと原発が停止していたら…」が前提で、
原発の廃炉作業で仕事がうまれることは念頭にない調査内容であり、
誘導的だなぁ〜と感じました。
敦賀市の対策についても、観光だけでは片手オチ。
原発依存をやめ廃炉作業を進めることが一番の地域経済・雇用の対策であり、
同時にそれにかわる産業をつくり、地場産業を振興することこそ必要です。

グラウンドゴルフ場整備計画
3月議会で議案が出されたグラウンドゴルフ場整備事業の説明では、
市民温泉リラ・ポートの横にグラウンドゴルフ場を作る。
管理はリラ・ポートと別の指定管理者に任せる。
だけど、トイレと駐車場は作らず、リラ・ポートのトイレと駐車場を使う。
パック料金(割引)についても、相乗効果が期待できるので、
敦賀市は負担せず、リラ・ポート独自で割引するだろう…
等々の説明だったため、議会では時間をかけて押し問答がありました。
本会議では、きちんとした説明を求める旨の付帯決議が出されたので、
議会閉会後、検討、調整し、あらためて、この日、説明がありました。
管理はリラ・ポートと同じ業者を指定して任せる。
そして、私がずいぶんこだわったトイレについても、
「グラウンドゴルフ場の管理棟にトイレをつくる」との説明がありました。
やった〜



これでみなさんに安心して利用していただけます。