集団的自衛権の学習会

「９条の会・敦賀」主催の憲法を考えるつどいに参加しました。

演題は「集団的自衛権行使容認閣議決定を許さない！　壊憲の危機と私たちがなすべきこと」で、講師は福井の海道弁護士です。

お葬式の参列したため遅れて参加しましたが、会場はいっぱいの人でした。

　　　　　　　　　　

「自衛権」には、「個別的自衛権」と「集団的自衛権」がある。

「個別的自衛権」は、自分の国が攻撃を受けた時の武力行使で違憲ではない。

ところが、「集団的自衛権」は、1981年の政府答弁によると「自国の密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力を持って阻止する権利」であり、あきらかに違憲である。

「自衛権」でなく、「他衛権」である。

政府は、記者会見でパネルを使って説明をしたが、それは矛盾だらけ。

「邦人輸送中の米輸送艦の防護」のパネルでは、アメリカ軍の輸送艦で日本人の在留邦人の母と子を運んでいるが、本来、有事の際、日本人を助けて輸送するのは日本政府か政府が依頼した民間航空機。

もし仮にアメリカ軍が輸送するとしても、優先順位は１にアメリカ人、２にイギリス人、３にカナダ、そして４が日本人などその他の国の人であり、順番はなかなか回ってこない。

「駆けつけ警護」のパネルでも、日本人のNGO団体が攻撃されたら…との例えだが、PKOは日本人を守るためでなく、その地域の自治維持を担当しているため、現場から離れて日本人を助けに行くことはできない。

それに、NGOのみなさんも、「自衛隊が来ればアメリカ軍と同等に見られ、敵と見なされ逆に危険になるので、自衛隊には来て欲しくない」と言っている。

武力行使の３要件は、限定する基準が「おそれ」等で、あいまい、抽象的である。

この間、自民党政府が進めていることは…

・マイナンバー法…「国家の知る権限」保障、「国民のプライバシー権」侵害

・国家安全保障基本法案…「国家の安全」保障、「国民の国防の責務」

・特定秘密保護法…「国家のプライバシー権」保障、「国民の知る権利」侵害

…等々、国民より国家を優先し、国家が国民を統治し、アメリカと一緒に戦争のできる国へと国家観を転換するもの。

最近のマスコミの論説などでは、「拙速な強権政治」「限定行使には説得力がない」等、批判している。

これまで、改憲派と言われてきた右寄りの憲法学者でさえ、政府の危険な動きに警告を発している。

憲法とは、「王様を縛る法」である。

今がターニングポイントであり、運動を拡げていく必要がある。

我が家のミニトマト

「うす皮鈴なりさくらんぼトマト」という魅力的な名前に惹かれて買ったミニトマトの苗。

鈴なりとはほど遠くて、結局、お店でトマトを買って食べています。

しかも、これでうす皮と言えるの？って思うくらい、皮もしっかり固いし…。

さくらんぼって言うから、てっきり甘いかと思いきや、さくらんぼみたいにツヤツヤだから、って…つくづく残念な我が家の「うす皮鈴なりさくらんぼトマト」。

いやいや、私の育て方が悪いのかなぁ？？？

今日の一日

21日は…午前中、７月に行われる越前市議選の予定候補、加藤さんのとこへ行って、ビラまきのお手伝いをしました。

休憩無しのワンラウンド、２時間30分…地図を片手に、歩き続け、ビラをまき続けました

運良く、ビラを巻き終わる頃に雨がポツポツ…

ちなみに、午後からビラまきの応援に行った夫はずぶ濡れになったそうです。

さて、私はビラまきを終えた後、車の中でおにぎりやパンをかじりながら福井市へ。

「再稼働を認めないで下さい」署名の事務局会議に出席し、産直のお店でお野菜を買ってのんびり帰りました。

明日は、朝の町内の清掃作業に始まり、知人のお葬式、集団的自衛権の学習会（９条の会）、原発住民運動福井嶺南センターの役員会議、近所の方のお通夜…と晩まで分刻みです…

月曜日の議会の準備もあるし…今晩はゆっくりお休みして充電したいと思います

先日の粟野地区の体育大会の時、帽子をかぶらなかったため、頭のてっぺんを日焼けして頭痛がしたので、今回はしっかり帽子をかぶって日焼け防止