2014年08月04日

第60回日本母親大会in神奈川(その1)

8月2日、3日の二日間、横浜で開催された第60回日本母親大会in神奈川に参加しました。

日本全国から7200人もの女性(男性も少し)が参加され、会場のパシフィコ横浜・国立大ホールは満杯で、第4会場まで設置されていました。

オープニングは、横浜中華学院の生徒さんの獅子舞でした。

とっても可愛かったです。

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そして、記念講演、小森陽一さん(東京大学大学院教授)「子どもたちに憲法が輝く明日を」。

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小森陽一さんは、「青い空は〜青いままで〜子どもらに伝えたい〜♬」と若い頃からずっと歌っている「青い空は」の作詞をされた詩人、小森香子さんの息子さんです。

小森さんは、まず、お母さん(香子さん)がこの日のために作ったという「詩」を朗読。

朝鮮戦争が始まり、労働運動が弾圧された頃、結婚し、子どもを産んだ香子さん。

子どもだった陽一さんを連れて参加した第1回母親大会。

母親大会の歴史と憲法をめぐる動きを語り、「沖縄をかえせ」の歌を「沖縄にかえせ」と歌った子ども(陽一さん)から教えられたこと。

そして今の不穏な世の中で、母とはどうあるべきか…香子さんの詩に思わず、涙があふれました。

さて、小森陽一さんの講演は二回目ですが、とてもユニークで分かりやすいお話でした。

集団的自衛権の行使容認をすすめる安倍政権。

閣議決定後、広がる国民の怒りに、関連する法案の上程を通常国会まで先延ばし、国民はそのうち忘れるだろうと、時間を稼いで一機に法案を通そうとしている。

安倍政権が戦争する国へと大きく国の進路の舵を切ろうとしているいまこそ、母親の底力を発揮して、戦争する国にさせないため地域からの運動をすすめよう、「母親が変われば世界が変わる」「母親が変われば息子がかわる。がんばりましょう」と会場の参加者に呼びかけられました。

     かわいい   かわいい   かわいい

その後、「今日の運動」…資生堂やいすず、JALなど企業をあいてとした女性労働者のたたかい、年金者、中小業者、教職員など暮らし、教育を守るたたかい、米軍基地や原発などをあいてとした平和、安全を守るたたかい…全国のたたかいに励まされました。

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最後に会場全員でエール交換を行ない、特別決議「安倍政権の集団的自衛権行使容認に抗議する」などを採択し、全体会は終了しました。

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posted by きよこ at 12:36| 日記2014.01〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする