昨日(14日)の赤旗日刊紙に、
敦賀の高木毅衆議院議員の名前が二面に渡って掲載されていた。
しかも、あまり良い話じゃなく…

まず、1面トップ。
残った政党助成金を国に返還せず、
各政党の支部や国会議員が「基金」として貯金をしていることが発覚。
その額、実に8億2700万円。
そして、1000万円以上貯め込んでいる国会議員11名の中の1人に高木氏の名前が。
1199万8390円なり。


そして、15面。
政党助成金で「福井トヨタ」の224万5000円の車を買ったとか…。
国民1人あたり250円の政党助成金、その8980人分で買った車…?
さて、政党助成金は、その昔、政治献金による企業と政治の癒着が問題になって、
企業献金は廃止するけど、
選挙にお金がかかるなら、その代わりに、国民の税金を政党にあげるから…
と1994年に導入された制度。
赤ちゃんからお年寄りまで、1人あたり250円、
約3200億円を強制的に政党に献金させられている。
それも問題だけど、何にでも使えるというのも問題。
前、「うちわ」が取り上げられていたが、
今、問題になってるのは「カレンダー」。
カレンダーを作って有権者に配布するって、利益供与じゃない?
その他、親族会社から多額の購入をしたり、
リゾートホテルで会議をしたり、ふすま張り替えたり、風船買ったり…???
「福井トヨタ」で車買ったり…

政治献金も廃止されず、制限という形で残ってるし、
政治が企業や団体とお金で癒着してて、大企業や資産家が優遇されてる…って、
政党助成金ができる前とまったく構図は変わっていない。
それどころか、税金で政党を運営できるし、
小選挙区制のおかげで、力のある政党はつねに国会では大勢でいられるから、
逆に努力をしなくなった。
日本共産党は政党助成金に反対し、受け取りを拒否している。
受け取りを拒否している日本共産党の国会議員が8人から21人に増えたので、
政党助成金をもらっている政党の分け前が増えて、
議員は減ったのにもらう金額が増えたって…何でやねん

本当におかしな政党助成金、廃止しか無い

ってことで、日本共産党は21議席に増えて、議案提案権をもらえたので、
さっそく「政党助成金廃止法案」を国会に提出します

これからの国会論戦が楽しみです