今日は福井県母親大会が開催されました。
午前中の分科会では、敦賀が担当している
「子どもの貧困」の分科会に参加しました。
助言者は、福井市で無料塾をしている南部先生。
子どもの目線でがんばっておられる南部先生の
お話しに大変、感銘を受けました。
そのほか、貧困の連鎖を断ち切ろうと努力したが、
断ち切れなかったという夜間高校の先生のお話や、
敦賀の子ども食堂の方のお話など、子どもの貧困と
直接関わって活動されている方の生のお話も聞けて、
大変勉強になりました。
午後からは、全体会で、元自衛官の泥さんのお話しを
お聞きしました。
「9条の輝き、平和の築き〜」
自衛隊員の多くが、平和を守るために自衛隊に入った。
隊員は、自衛隊を「日本で一番大きな反戦団体」と
思っている。
そのため、集団的自衛権などすすめる安倍政権に対し、
自衛隊の中に不信が広がっている。
国際貢献と言うが、武器を持って国際貢献しなくても、
日本はこれまでアフガニスタン緑化事業、医療・農業・
教育支援など国際貢献を行ってきた。
…等々、とってもユニークでわかりやすいお話でした。
ベトナム戦争が何故負けた理由の一つに、徴兵制で
国中から無作為に兵士を集める徴兵制により、軍隊の
中にも反戦主義者がいたから…と。
それを聞いて、昨日、観た映画「戦場ぬ止み」の中で
辺野古基地反対のゲート前のリーダー、ヒロジさんが
We Shall Overcome(勝利を我らに)の歌を、何度も
みんなと一緒にゲート前で歌うシーンがあって、
なぜ、We Shall Overcomeの歌が好きで歌うのか、
それは、ベトナム戦争の時、基地の前でこの歌を
歌ったら、基地の中にも一緒に歌う反戦兵士がいて、
基地の中と外で心を通わせた思い出があるから…と、
語られていたことが頭をよぎりました。
夜、生活相談の電話がありました。
まさに貧困問題…市民の暮らしを守るために
精一杯、がんばります=3=3=3