29日は、サヨナラ原発福井ネットワークの主催の原発
反対集会「再稼働反対!原発のない福井を作ろう!福
井県集会」が敦賀で開催され、私たち嶺南センターも協
力することになり、みんなで参加しました。
井戸弁護士が高浜原発仮処分裁判のお話をとてもわかり
やすく話されました。

平成19年の浜岡原発静岡地裁判決は、根拠のない希望的
観測判決だった。
平成27年の福井地裁異議審決定は、争点を隠し、決定し
た。
平成28年の福岡高裁宮崎支部決定は、論理をねじ曲げ決
定した。
これからは、恥ずかしい却下決定、判決の手法である。
しかし、市民運動の盛り上がり、弁護士の努力、専門家
の協力などにより、司法は変化してきている。
現在、原発をめぐり数多くの裁判が争われているが、勝
利判決をいくつも勝ち取っている。
そして、現在、3基しか原発は動いていない。
司法は、国民の信頼を失うわけにはいかない。
政府の方針に反した結論を出しても、マイナスにならな
い世論を作っていくことが重要。…等々

その他にも、小浜の明通寺の住職、中嶌哲演さんのお話
し、高浜の方の「高浜原発の現況」、美浜の方の「美浜
町の自立にむけて」、若狭の原発を考える会のかたの
「1.22関電本店包囲報告」「若狭アメーバーでもで教え
られたこと、これからの課題」、敦賀の方の「敦賀に生
きた二人の菩薩…太田和子さんと杉原あつこさん」等、
内容の濃い集会でした。
私も「もんじゅの廃炉と市民の思い」と題して発言させ
て頂きました。
