2017年01月24日
もんじゅ廃炉の説明会
24日、経済産業省と文部科学省が来庁。
もんじゅの廃炉などについて、説明会がありました。
もんじゅの成果を今後に生かしていく…との流暢な説
明でしたが、40年、ほとんど動いていなかったのに…
もんじゅを天まで高く上げるほどの好評価。
そして、高速炉開発を進めていく…というお話でしたが
そこまでして何故、高速炉に固執するのか。
その、本当の狙いはプルトニウムを保持し、いずれは核
兵器開発…? なんて言えないでしょうけどね。
さてさて、もんじゅの廃炉は嬉しいけれど…
マスコミで廃炉の報道がされて、政府に問い合わせても
「決まってない」「事実でない」。
地元説明を!との求めに、10月に敦賀市議会に文部科学
省が来てした説明は、今後、新規性基準に適合するよう
工事をして、2032年まで100%出力で運転して、それか
ら廃炉にします…と。
なんだ、すぐに廃炉じゃないの?と思っていたら、12月
に廃炉が決定。
この間の経緯は、私ですら市民をなんだと思ってるの?
と感じるほど…。
総括も十分されていないし、もんじゅの運転を任せるの
に不適格と烙印を押した日本原子力研究開発機構に廃炉
を担わせて本当に大丈夫?
もんじゅの敷地内に研究用の原子炉をつくるなんて、誰
も望んでないよ!
原発がそんなに欲しかったら作ってやるよ…的な?
敦賀市民をバカにしてない?
安全な廃炉、新たな雇用…原発に変わる新しい産業こそ
市民は望んでいます。
この声がしっかり届く政治を実現しなくては!とつくづ
く感じた説明会でした。