2017年01月29日
敦賀で、再稼働反対集会
29日は、サヨナラ原発福井ネットワークの主催の原発
反対集会「再稼働反対!原発のない福井を作ろう!福
井県集会」が敦賀で開催され、私たち嶺南センターも協
力することになり、みんなで参加しました。
井戸弁護士が高浜原発仮処分裁判のお話をとてもわかり
やすく話されました。
平成19年の浜岡原発静岡地裁判決は、根拠のない希望的
観測判決だった。
平成27年の福井地裁異議審決定は、争点を隠し、決定し
た。
平成28年の福岡高裁宮崎支部決定は、論理をねじ曲げ決
定した。
これからは、恥ずかしい却下決定、判決の手法である。
しかし、市民運動の盛り上がり、弁護士の努力、専門家
の協力などにより、司法は変化してきている。
現在、原発をめぐり数多くの裁判が争われているが、勝
利判決をいくつも勝ち取っている。
そして、現在、3基しか原発は動いていない。
司法は、国民の信頼を失うわけにはいかない。
政府の方針に反した結論を出しても、マイナスにならな
い世論を作っていくことが重要。…等々
その他にも、小浜の明通寺の住職、中嶌哲演さんのお話
し、高浜の方の「高浜原発の現況」、美浜の方の「美浜
町の自立にむけて」、若狭の原発を考える会のかたの
「1.22関電本店包囲報告」「若狭アメーバーでもで教え
られたこと、これからの課題」、敦賀の方の「敦賀に生
きた二人の菩薩…太田和子さんと杉原あつこさん」等、
内容の濃い集会でした。
私も「もんじゅの廃炉と市民の思い」と題して発言させ
て頂きました。