北陸新幹線の工事現場を視察しました。
私は新幹線に反対してるけど、工事は進んでるので
市民に説明できるように、と参加しました。
トンネル構内や車両基地など
5カ所で説明を受けました。
とんでもない大規模で巨額の税金をつぎ込む
大型公共事業ですが、働いているのは20人くらい、
しかも、地元の人はそんなに多くないそうです。
年配の警備の方が真っ黒に日焼けして
働いておられる姿が印象的でした。

昼からは党の学習会に参加すべく福井へ。
福沢諭吉について研究している
元大学教授による福沢諭吉論で、
日本の戦前の思想が如何にして作られたのか
学びました。
福沢諭吉は、「学問のすゝめ」の冒頭
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」で、
民主主義の先駆者のように言われています。
ところが、とんでもない思想の方だった…💦
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
の後には「と云へり。」とあります。
直訳すると「…人を造らず、と言われている」と。
だから、福沢諭吉が言ったわけでなく、
アメリカの独立宣言を引用をしたにすぎない。
その証拠に「学問のすゝめ」を読み進めていくと、
学のない人やアジアの国々、人種を蔑視。
そして、我慢して国に従え…云々。
こうした福沢諭吉を政府は師匠としてたとか。
西洋を尊び、アジアを侮蔑していた福沢諭吉の思想は、
今なお、日本人に大きく影響を与えています。
ちなみに、右翼が
「今こそ、福沢諭吉の脱亜論に学べ!」と
街頭で演説しているそうです。
ところが、福沢諭吉が脱亜論者だったことを
書いた教科書が検定で通らず削除させられるなど、
侵略戦争しかり、従軍慰安婦しかり、真実を隠した
教科書で子どもたちの教育が行われています。
だからこそ、
政府が隠そうとすることをしっかり私たちが
勉強しなければ!と思いました。
一万円札、滅多に見ませんが、恨めしいです。