避難訓練、2日目。
5キロ圏内の住民で支援が必要な方は、
1日目、事故が起きる前に避難しています。
2日目の今日は、朝8時に全面緊急事態。
5キロ圏内の住民は、
放射性物質が放出される9時半より前の
8時前に京都や兵庫に避難。
ところが、30キロ圏内の
おおい町、高浜町、小浜市、若狭町、
美浜町の住民は、まず、屋内退避。
そして、9時半に放射性物質が放出され、飛散し、
危なくなった10時過ぎ、ようやく避難開始。
バスや自家用車で敦賀の運動公園へ。
運動公園の駐車場でスクリーニングを受け、
放射性物質が付着してたら除染し、
嶺北へ避難する計画です。

私も11時前から12時過ぎまで、
運動公園に行って様子を見てきました。
会場では、関西電力をはじめ九州電力、四国電力、
北海道電力、日本原燃…等々、派遣されてきた人が
スクリーニングを担当しておられました。
運動公園の駐車場に次々と車、バスが入ってきます。
まず、スクリーニングで汚染されていないかチェック。

汚染されていたら、洗車して除染。

もし、車が汚染されていたら、
乗っている避難住民のスクリーニングをします。

放射性物質がついていたら、シャワー室で除染
のはずが…今日は拭いて除染。
シャワーの水は用意してないとのことでした。
その後、みなさん、
それぞれの避難所へ移動して行きました。
それにしても暑かった〜💦
まともにタイベック(防護服)を着ていたのは
除染を担当する自衛隊員のみ。

その他のみなさんは「タイベック着用中」と書いた
ゼッケンをつけてました。
私たちは実効性ある訓練を求めてますが…
タイベック着てたら倒れる人、続出しそうな天気💧
実際に事故が起きたら、天気は選べないけど、
せめて訓練は、真夏で無くても良いのでは?
それにしても…とても大がかりな訓練だけど、
実際に事故が起きたらどこまでできるんだろう。
地震で原発が損壊した想定だけど、
高速道路は震度6以上だと通れない。
だから震度を明確にしていないのだろうけど、
逆に、震度6もない地震で放射性物質が出るような
事故を起こす原発って???って思う。
原発さえなければ…と、
つくづく感じた避難訓練でした。