福井市フェニックスプラザで朝から開催されてまして…
私は、午前の原発集会の後、午後から参加しました。

認知症の当事者とご家族の方々が
「本音トーク」と題してステージでお話をされました。
コーディネーターは、NHKのキャスターだった
町永俊雄さん。
39歳で若年性アルツハイマー型認知症と
診断された丹野さんは…
40歳未満で介護保険が受けられず、
認知症の家族の会に行き、
若年性認知症のつどいに参加。
今も仕事をしながら、
当事者の相談を受ける
「おれんじドア」を始めたそうです。
「認知症になったら、いきなり、
『認知症の人』と偏見の目で見られるが、
自分は自分。変わらない」
「認知症の人は何もできない、
何もわからないと決めつけ、
『守ってやらなくてはならない』と
思われがちだが、大きなお世話。
できることもあるし、仕事もできる。
できないことだけやってくれたら良い」
「家族で抱え込まず、周りに助けを求める必要がある」
「認知症に優しい町は、みんなに優しい町」
コーディネーターの町永さんの
「持続可能な制度のために…と、社会保障が後退し、
我々の暮らしは持続できない」との発言は、
昨日、私が社保協で言ったことと同じでびっくり❗
会場から大きな拍手がわき起こりました。
その他、当事者のみなさん、
ご家族の皆さんの体験、本音トークは
目からウロコで、
先日、精神障がいの家族会でお聴きしたことと
共通するものを感じました。
全国から1500人の参加があり、
大会ボランティアも200人で過去最高とのこと。
介護職の方か、家族の方か、ボランティアの方か…
若い方も参加しておられ、
最後、「ふるさと」を全員合唱し、
元気をもらって帰りました。
