5日から7日までの一般質問では
正副議長を除く21人の議員が質問にたちました。
何度も言うようだけど…
こんなこと、初めてで画期的!
今回、新敦賀ムゼウムについて
7人の議員が質問しました。
12億円の建設費、10万人来たとしても
年2680万円の赤字が予想されることについて
「市民の理解は得られない」
という意見が多かったです。
先月の議員研修で講師が言われてましたが
「決めるのは議会」
「決めるということは、将来に責任がある」。
今後の予算の賛否については、
多くの市民が関心を寄せており、
議会の真価が問われています。
私は、ムゼウムについては、
産経建設常任委員会で
聞きたいこと聞いて、言いたいことは言ったし、
後は反対討論かな〜ということで
市営住宅、保育園の給食、
児童館の拡充、ヨウ素剤について質問しました。
市営住宅の問題では、
敦賀市は、公営住宅長寿命化計画で
市営住宅を1614戸から1300戸に減らす計画だが、
現在ある1596戸の市営住宅のうち、
用途廃止、改修予定などのため、
現在、入居している住宅、空き家で入居可能な住宅が
あわせて1279戸しかないこと、
計画通り146戸改築しても、348戸廃止すると、
市営住宅は1248戸にしかならないこと、
用途廃止や改修予定の住宅に193世帯が住んでおられ、
移転のために193戸の空き家が必要にも関わらず、
空き家は187戸しかないこと…等々が明らかに。
更に、ひとり世帯用の住宅が少なく、
平成11年、私が初めての一般質問で
「単身者も入居可能な住宅を増やすべき」と質問し、
これまで家族世帯用として募集していた角鹿、曙団地を
単身者も可能な住宅に変更しましたが、
その後、これらを用途廃止の住宅にし、
入居者の募集を停止したため、
平成12年頃、211戸あったひとりでも入居可能な住宅が
今ではわずか54戸しかないこと、
そのため、平成26年は4戸の募集に35人、
平成27年は4戸の募集に28人、
平成28年は1戸の募集に8人が応募し、
平成29年、30年は住宅の空きがないため、
募集すらされていないことも明らかに。
私は、市営住宅の早急な改修、増築で
入居可能な住宅を増やすと共に、
単身者も入居可能な住宅を増やすこと、
また、エレベーターの設置などバリアフリー化で
高齢者、障がい者をはじめ市民が
安心して住み続けられる住宅にするよう求めました。
また、子育て世帯などの入居を可能にするため
入居資格の収入基準を国が決めた上限25.9万まで
拡充するよう求めるとともに、
家賃が8万円で高額なため、10数年空き家になっている
和久野団地の特公賃を用途変更し、
市営住宅として入居者を募集するよう求めました。
更に、和久野団地、桜ヶ丘住宅の空き地についても
今後の活用について、「まちづくり」として、
住民参加で話し合うよう求めました。
市営住宅については、
前向きな答弁が多かったので良かったです。
保育園の給食については、
保育料の無償化に伴い、これまで保育料に含まれていた
副食(おかず)代が有料になるため、
低所得者や多子世帯への減免制度を求めましたが、
答弁は、けんもほろろで「やりません」と。
また、今年6月から、かつて公立で、
現在、社会福祉事業団に民間委託している
松原保育園、木崎保育園、金山保育園で
3歳以上児の給食の主食の提供が始まり、
保護者や子ども達に喜ばれています。
現在、21園中、公立11園、民間1園のみ
主食の提供がないため、
敦賀市の公立保育園11園でも
3歳以上児の給食で、あたたかいおかずと一緒に
炊きたてのご飯を子ども達に提供するよう求めました。
児童館については、
児童館のガイドラインが改正され、あらためて、
0〜18歳までの子ども達の「遊びの拠点」
「居場所」である児童館の重要性が
認識される機会となりました。
松原児童館は児童クラブを併設していますが、
館長を含め、全員、非正規職員で、
敦賀児童館もみなさん、非正規です。
子どもの国の児童センターも館長以外、
みなさん非正規です。
そこで、18歳までの子どもを対象とした行事、
ボランティアの育成など求めるとともに、
そのためにも正規職員の配置、職員の増員、
非正規職員の処遇改善を求めました。
また、粟野は三分の一の人口をもち、
子育て世帯が増え、子どもも一番多い地区ですが、
児童館がありません。
粟野南小学校の前に建設している
第2粟野南児童クラブを
粟野児童館として整備するよう求めました。
児童館については、私は、強い思いがありますが
今回、質問が多く、時間が無いので走った走った💦
丁寧にできず、しかも、
あまり良い答弁がもらえなかったので残念でしたが、
これからも、子どもの権利条約を実践する児童館を
応援したいし、質問していきたいと思います。
最後はヨウ素剤。
質問が多くて…ついつい、弾丸トークで
ここまで飛ばしすぎたせいか、
最後のヨウ素剤で思いがけず残り8分もあったので、
ゆっくり丁寧に質問することができました。
原発事故に備え、ヨウ素剤を全市民に配布すること、
そのために、前もって、
医師の問診を行うことを求めました。
また、福井県が二年ほど前に予算化したものの、
そのままになっていた学校への重複配備用のヨウ素剤を
新婦人の県本部の交渉で、ようやく県は
「自治体が要望すればおろす」と言ったので、
敦賀市も県へ要望して、市内の学校に重複配備するよう
求めました…が、が、が…
市長は、「そういう方向性は考えておりません」と…💨
ええええ〜なんですと〜!?
教育長も担当部長も協議すると答弁したのに、
市長は「考えていない」とは、信じられない〜💨
まだまだ道は果てしなく長い…
これからもずっと実現するまでがんばります。