長野市で開催される
中小商工業全国交流・研究集会に参加すべく、
朝7時に敦賀を車で出発し、
夫と交代で運転しながら、4時間半で長野市に到着。
実はこの研究集会は、
ず〜っと前から行きたいと思っていて、
ようやく実現しました。
ちなみに、何で夫が一緒かというと、
夫が働いている民商が主催で、
夫も勉強しなきゃいけないから、です。
今年のテーマは、
「循環型経済の確立で個性豊かな地域社会を
〜ローカル&スモールファースト」です。
基調講演は、小林世治・元日本大学教授の
「中小業者が地域政策に取り組む、ということ」
大企業主導のグローバル化や
それを優先する施策によって、
大企業は冨を膨らませる一方、
中小業者は不利な取引を余儀なくされ、
地域経済は疲弊している。
自律的、持続的な姿を取り戻すには
基本条例や公契約など地域産業政策が必要。
地域調査から始め、直接民主主義、
1人ひとりが参加し、自由な協働が必要…等々。
パネルディスカッションでは、いくつかある中で
「小規模事業者と地域の持続的発展」に参加しました。
パネリストは、
NPO法人峠茶屋専務理事、
訪問看護ステーション所長の江森けさ子さん、
前中川村村長の曽我逸郎さん、
坂城葡萄酒醸造(株)代表取締役の成澤篤人さん、
長野県環境部環境エネルギー課課長の真関隆さん。
感じたことは、とにかく、熱い!
自分の仕事に誇りを持っていて、
何より、自分の住んでいるまちが大好きで、
もっと住みよいまちにしたい、
もっと活気あるまちにしたい、
と、みなさん、熱い志を持ってるってことが、
ビシビシ、伝わってきました。
Iターンで中川村の村長になった曽我逸郎さんは
夢をもった人のまわりに、
夢を持つ人が集まってくる…と。
私は敦賀が大好きです。
その思いを共有できるみなさんと、
住みよい活気のある敦賀、作っていきたいなぁ〜
と思いました。
ちなみに、夫は、
基礎講座「事業計画の作り方と実践方法」に。
私には、さっぱりわかりません💧
善光寺の近くの宿にお泊まりし、
宿の方に進められるがまま、
朝5時起きで、善光寺のお朝事へ。
何をするのか、まったく分からず行ったのですが、
たくさんの方がずらりと並んでるので、
お聞きすると、住職さまからお数珠で
頭を撫でていただくのだとか。
無宗教だけど、イベント好きな私、
一緒に並んでやってもらいました。
2日目は分科会。
たくさんある中で、
私は「中小業者の活躍を促す自治体施策」に。
夫は「地域経済・地場産業再生の課だ」。
「中小業者の活躍を促す自治体施策」は
議員をされている方が多く参加されていました。
各自治体の公契約条例や小規模企業振興条例の
実現までの取り組み、条例の内容、
条例に基づいた施策…等々。
地域はそれぞれ違うため、
方程式はあてはまらない、
それぞれの地域の実情に合わせた条例が必要であり、
そのためにも、全数調査など、
地元の住民の声をしっかり聴く調査が必要…と。
最後は、特別報告。
報道写真家の早川文洋氏による
「日本縦断あるき旅〜地域の「宝」再発見」
心筋梗塞で心臓が一部壊死しているけど、
体調への挑戦!と、北海道から沖縄まで、
日本を歩いて写真撮ったそうです。
1日15キロ、11ヶ月かけて歩き、1日100枚くらい、
今回3500枚以上撮ったそうです。
心が震える時にシャッター切るそうで、
生きている喜びを実感するそうです。
81歳とは思えない…すごい!
台風が近づいてるので、
予定より早く閉会するとのことで
途中で終わってしまいましたが、
最後までお聞きしたかった!
実は知らなかったけど、
ベトナム戦争を伝えた報道写真家で…
本も出されている有名な方だそうです。
これからも、長生きして頂きたいです。
帰りも車で4時間。
帰ったらすぐに、党の会議に遅れて参加。
ハードでしたが、勉強になりました。
行って良かったです。
これから、議会内外でいかしていきたいと思います。