パパとバァバと3孫ちゃんで松原児童館へ。
初めてなので、最初は緊張して
バァバから離れかった三人。
でも、そのうち、おもちゃで遊び出し、
トランポリンの取り合いも。
ひろい館内、貸し切り状態で自由に遊んでました。

先生に教えてもらって、
クリスマスツリーも作りました。

これからますます寒くなるし、児童館はオススメです。
午後から、福井の教育センターで開催された
貧困キャラバンに参加しました。
今年のテーマは
「ひとりじゃない ひきこもりに寄り添う社会へ」

まず、県職員から、
福井県のひきこもり支援について説明がありました。
福井県では、2014年から、
ひきこもり地域支援センターを設置していて、
電話や訪問、来所など相談支援をおこなっています。
また、外出支援として、フリースペースをつくり、
さまさまな取り組みをしています。
ところが残念ながら、やっているのは福井市だけ。
峠を越えた嶺南にまで支援は届いていません。
ぜひ、嶺南にも支援センターが欲しいです💧
次にメインの講演「おとなのひきこもりの今。
親ができること、社会にできること」
講師は臨床心理士の桝田智彦さん。
内容は…
引きこもりは、
若年層のひきこもりと、
中高年のひきこもりにわかれ、
100人に1人が引きこもっている。
引きこもりへの偏見は、根強く、
ひきこもりの人が犯罪を犯すかのように
言われているが、引きこもりの人の犯罪は
そうでない人と比較して極めて少ない。
中高年の引きこもりは失業や親の介護など
社会的要因、環境要因に由来するものが多い。
男性が約8割を占め、正社員経験者も7割で、
いわば、普通の人たち。
誰でも中高年ひきこもりになる可能性がある。
貧困を生み出している今の社会のあり方が、
ひきこもりを生み出している。
今から社会、みんなにできることは、
中高年ひきこもりを理解し、政治参加すること。
若者のひきこもりは、挫折や本人の資質、
いじめなど傷つき体験、発達障害、精神障害などに
由来することが多い。
若者のひきこもりの回復のため、
親だからできることは…
安心してひきこもれる環境を作り、
生きているだけで良いという自己肯定感と
自己実現欲求を育むこと。
回復を呼び込む魔法の言葉は「そう」
親の聴く力は何よりも我が子に生きる力を与える。
心を見て、心を支え、心を育む取り組みにより、
ひきこもりから回復する。…等々。
ぜひ、多くの方に聞いていただきたいお話でした。