2019年11月30日

松原児童館&貧困キャラバン「おとなのひきこもり」

今日はママがお仕事なので、

パパとバァバと3孫ちゃんで松原児童館へ。


初めてなので、最初は緊張して

バァバから離れかった三人。


でも、そのうち、おもちゃで遊び出し、

トランポリンの取り合いも。


ひろい館内、貸し切り状態で自由に遊んでました。


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先生に教えてもらって、

クリスマスツリーも作りました。


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これからますます寒くなるし、児童館はオススメです。



午後から、福井の教育センターで開催された

貧困キャラバンに参加しました。


今年のテーマは

「ひとりじゃない ひきこもりに寄り添う社会へ」


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まず、県職員から、

福井県のひきこもり支援について説明がありました。


福井県では、2014年から、

ひきこもり地域支援センターを設置していて、

電話や訪問、来所など相談支援をおこなっています。


また、外出支援として、フリースペースをつくり、

さまさまな取り組みをしています。


ところが残念ながら、やっているのは福井市だけ。


峠を越えた嶺南にまで支援は届いていません。


ぜひ、嶺南にも支援センターが欲しいです💧



次にメインの講演「おとなのひきこもりの今。

親ができること、社会にできること」


講師は臨床心理士の桝田智彦さん。


内容は…

引きこもりは、

若年層のひきこもりと、

中高年のひきこもりにわかれ、

100人に1人が引きこもっている。


引きこもりへの偏見は、根強く、

ひきこもりの人が犯罪を犯すかのように

言われているが、引きこもりの人の犯罪は

そうでない人と比較して極めて少ない。


中高年の引きこもりは失業や親の介護など

社会的要因、環境要因に由来するものが多い。


男性が約8割を占め、正社員経験者も7割で、

いわば、普通の人たち。


誰でも中高年ひきこもりになる可能性がある。


貧困を生み出している今の社会のあり方が、

ひきこもりを生み出している。


今から社会、みんなにできることは、

中高年ひきこもりを理解し、政治参加すること。


若者のひきこもりは、挫折や本人の資質、

いじめなど傷つき体験、発達障害、精神障害などに

由来することが多い。


若者のひきこもりの回復のため、

親だからできることは…

安心してひきこもれる環境を作り、

生きているだけで良いという自己肯定感と

自己実現欲求を育むこと。


回復を呼び込む魔法の言葉は「そう」


親の聴く力は何よりも我が子に生きる力を与える。


心を見て、心を支え、心を育む取り組みにより、

ひきこもりから回復する。…等々。


ぜひ、多くの方に聞いていただきたいお話でした。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 日記2017.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする