午前中は福井の大人が学び合う講座
「子どもが安心できる居場所を目指して」へ。
3月7日に開催する3.11さよなら原発集会の
第1回実行委員会と重なり悩みましたが、
そちらは夫に出席してもらって、私はこちらへ。
福井スコーレ代表の小野寺玲さんのお話は…
居場所とは、自分を受け入れてくれる人であり、場所。
自分が居て良い、自分が生きていて良いと思える場。
満たされていると分かりづらいけど、
これは、みんなの問題でもある。
リストラ、定年退職などで、
子どもでなくても、居場所が必要となることも。
三角形のピラミッドの底辺に「福祉」があり、
その上に「教育」、更にその上に「経済」がある。
存在を受け入れてくれる「福祉」が土台にあり、
そして、何者かになっていく「教育」があり、
結果的な視点として「経済」がある。
福祉が小さくなり、教育が大きくなると、
バランスを崩して倒れてしまう。
福井県の教育は威圧的。
教育が肥大化し過ぎ、
底辺の福祉の部分の安心が圧殺されている。
中学校教員の6割が過労死ラインを超え、
多忙で子どもに充分、接することができない。
これは今の政治によるものであり、
誰が悪い、という議論でなく、
何が教員を追いつめているのか、
何が子どもを追いつめているのか、
という視点で、率直に対話をすることが大事。
民主主義は大事であり、おかしいことはおかしい、と
声を上げていくことが大事。
また、会場からの質問へのアドバイスとして、
引きこもっている子に対し、親としては、まずは
本人が元気になることを最優先にすること。
小野寺さんもかつて不登校だったそうです。
最初、学校に行くように厳しく言っていた親も
「明るい不登校」と言って、
楽しいことをたくさん経験し、積み重ね
元気になっていったそうです。
我が子もかつて、不登校となった時、
居場所を求め、2人で県内、走り回りました。
いろんな「居場所」に行ったものの、
自分の居場所とは思えず、
結局、家に引きこもりようになったけど、
自分が自分で居て良い場所、
生きているだけで良いんだと受け入れてくれて
安心できる場所が「我が家」だったのかなぁ。
私も娘と楽しいこと、いっぱいしました。
普通の生き方はできなかったけど
おかげでいろんな選択肢があることを知り、
今は、自分にあった生き方をボチボチやって、
夫さんと仲良く暮らしています。
あれやこれやを思い出しながら講演をお聞きし、
会場からの親御さんの悩みもウンウン、わかるわかる!
また、ゲートキーパー的な人が、資格はなくても、
情報、選択肢を知っていることが必要、と。
町内の民生委員、福祉委員、学校の先生、
子ども食堂に関わる人…等々、
子どもや子育て世帯の身近にいる人が、
いろんな情報をもっていて、
悩んでいる人に情報提供できたら良いですね。
住宅手当が出れば、親元から自律できるし
内職的な仕事があれば、経済的な自立もできる。
…とのお話しも、大変参考になりました。
町内会の行事に行くと、町内の人が
上から目線でいろいろ押しつけてくるけど
1人ひとりが尊重される社会、
個人主義的なつながりの社会がこれから重要…
とのお話も、今後の町内会のあり方として
考えさせられました。
12時過ぎに終わって、大急ぎで敦賀に帰り、松宮市議と
市長選挙に出る弁護士の福山和人さんの応援で京都へ。
桂駅前で1時間、演説やチラシ配布しました。
一緒に宣伝した方が「4年前より反応が良い」と。
とても驚いたことに、子どもの医療費が2歳まで
一医療機関200円、2歳以上は1500円だとか。
無料と違うんや〜しかも、高い💧
中学校の給食も無くて、お金を払って注文した人だけ、
市外から業者が持ってくるそうな。
西京区から病院に行くのに
バスを何回も乗り換えなくてはいけなくて、
しかも、そのバス代も高いそうです。
そのため、福山さんは、
中卒までの子どもの医療費無料化、
小学校のような中学校の給食実現、
老人医療費の負担軽減…等々の公約をかかげています。
今日はれいわ新選組のみなさんも
応援に来られたそうで、
たまり場は活気に溢れていました。
街宣の後は、6時半までチラシ折り。
その後、下道を運転して帰りました。
体力的にはしんどかったですが、
創意工夫あふれる宣伝など勉強にもなったし、
行って良かったです。
ぜひ、京都で暮らす子どもからお年寄りまで、
みなさんのためにもぜひ、当選していただきたい!
と思いました。