嶺南広域行政組合議会の視察の2日目は大垣市へ。
地下水や湧水を活用した
まちづくりについて視察しました。
大垣市は、古くから
「水の都」と言われているそうです。
市内には15本の一級河川、3本の準用河川が流れ、
地下水が豊富で自噴水が各地に多数あります。
水が豊富なため、大正から昭和初期にかけて、
多くの繊維工場が立地し、その後、産業構造の変化で、
現在は機械、電子、化学産業などが盛んだそうです。
このような中、地下水位が低下し、
自噴水が出なくなり、
濃尾平野では地盤沈下が深刻な問題に。
1971年、大垣市地下水対策審議会を設置。
1974年、西濃地区地下水利用対策協議会を設置。
事業所も会に入ってもらい、
自主的に地下水の揚水量を規制してもらったそうです。
そして今では、地下水揚水量が40%削減され、
自噴水が復活したそうです。
こうした自噴水を駅周辺開発で活用し、
駅の北口、南口のそれぞれの駅前広場に
自噴の水を使った親水広場を作っていました。
夏はこども達が水遊びをするそうで…良いなぁ💕
敦賀もかつては水が豊富で、
パイプをトントンと突き刺したら、
水が湧いて出た…とよく聴きます。
でも、今では、地下水位が低くなり、
昔のような自噴はしなくなり、
海に近い地域では地下水には海水が混ざるとか。
森林保全などの地下水涵養も含め、
敦賀の水を守る取り組みについて、
みんなで考えていけたら…と思いました。
さて、月末なので、家に帰らず、そのまま
夜7時半まで集金にまわりましたが…寒い〜💦
日は長くなってきたけど、ようやく冬が来た感じ。
夜、家に帰ってきりたんぽ鍋を夫と食べました。