9日は朝から日本共産党の福井県党会議。
第28回党大会の決定、綱領の改定など深め、
今後の活動方針を決めました。
今回の16年ぶりの党綱領改定は、
胸がスカッとするもの。
まず、中国問題について。
小学生の頃、親に「なぜ、共産党に日本ってつくの?」
と聞いたら「中国やソ連の共産党とは違うから」と。
18歳で入党し、知ったことですが、中国やソ連は、
日本共産党に自分たちの考えを押しつけようとして、
それぞれ、スパイを送り込んできていました。
それにより、日本共産党は何度も分裂の危機に…。
そのため、ソ連や中国の覇権主義と闘い、
党としては長く断絶していました。
中国の赤旗記者が、飛行場で、日本共産党員とわかり、
袋だたきにあって大怪我をおい、
命からがら帰国した報道にはゾッとしました。
ところが、中国が毛沢東時代の誤りを反省し、
日本共産党に謝罪をしてきました。
核兵器廃絶にも前向きになり、1998年、関係を正常化。
そのため、2004年の綱領改定で、中国について
「社会主義をめざす新しい探求が開始された」と明記。
ところが、最近の中国は…
香港の民主化を妨害するなど、
人権を弾圧しています。
核兵器廃絶の国際運動を妨害し、
核兵器の増強を進めています。
尖閣諸島など東シナ海や南シナ海で、
あいかわらず覇権主義的行動をおこなっています。
日本共産党はそれらに反対し、抗議してきましたが、
まったく耳をかしません。
そのため、もはや中国は
「社会主義をめざす国とは言えない」と判断し、
「社会主義をめざす新しい探求が開始された」
との明記を削除しました。
スッキリです。
その他、植民地だった国々が、解放後、
核兵器廃絶、戦争しない平和解決の流れを作っており、
すべての国々が、世界政治の主人公になる新しい時代が
開かれつつある…と。
その他、貧困格差の是正、人権保障、ジェンダー平等、
環境問題など…どんぴしゃりの改定です。
ワクワクです。
あらためて、
日本共産党の一員で良かったと思います。
さて、私も引き続き、県委員に決まりました。
閉会直後、藤野やすふみ衆議院議員が
あいさつに駆けつけました。
安倍首相は前夜祭の問題について
「私と同じ方法なら脱法行為ではない」と
発言したとの報告に、会場からええ〜💦とどよめきが。
総選挙で3選を勝ち取る決意を述べられました。
最後にみんなでガンバロー三唱。
大会決定をうけて、やりたいこといっぱいあります。
でも、無理せず、がんばりたいと思います。