2020年02月16日

脱原発へ2020 敦賀フォーラム

今日は午後から、原発運動関係の学習会集会が2つ。


脱原発をめざす首長会議のフォーラムと

裁判の会の廃炉の学習会。


どっちに行くか悩みましたが、

敦賀のあいあいプラザで開催される脱原発首長会議の

「脱原発へ2020 敦賀フォーラム」に参加しました。


主催は、脱原発をめざす首長会議。


全国には元職を含め99人の会員がおられるそうです。


もちろん、敦賀の市長は入ってません💧


今日は、米原市長はじめ7名の元首長さんが

参加されていました。



講演は「脱原発への道筋を具体的に」で

講師は元内閣官房国家戦略室企画調整官の伊原智人氏。


内容は、「革新的エネルギー・環境戦略」の背景、

策定の経緯などでした。


政権への信頼が落ちる中、エネルギー政策について、

国民的議論を吸い上げることで、

その結論に従うのが良いと思った。


そして、2030年のエネルギーの原発依存度を

ゼロにするか、15%にするか、20〜25%にするか、

国民的議論をおこなった。


議論の中でゼロが増え、最終的にゼロの結論を出した。


核廃棄物の再処理をやめることについては、

六ヶ所村が、やめるなら廃棄物を

立地自治体にもどせと反対。


立地自治体も廃棄物をもどされることに反対。


そのため、期限までに結論が出せず、

「革新的エネルギー・環境戦略」には

再処理をやめることは書けなかった。


平成24年9月に「革新的エネルギー・環境戦略」を

発表したが、横やりが入り閣議決定できなかった…等々。



会場からの質問で、赤ちゃん連れた若いお母さんが、

「脱原発への道筋は、誰が考えているのか?」と。


進行役の方が、「今、野党間も検討されている。

投票行動によって実現することができる」と。



集会後、全原発の廃炉政策への転換、

汚染水の海洋放出反対の緊急声明を発表。


記者会見が行われました。


86742773_2764110500348608_2902814064306552832_n.jpg


余談ですが、日本共産党の元びわ町長さんも

参加されてて、終わった後、名刺交換しました。


1999年、ヤミの勢力の不当な要求に屈せず闘い、

子育て支援や暮らし応援の町政を実現した方です。


引退されても、革新懇や9条の会などで

活動されているそうです。


思いがけない出会いがあり、参加して良かったです。

posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする