今日は午後から、原発運動関係の学習会集会が2つ。
脱原発をめざす首長会議のフォーラムと
裁判の会の廃炉の学習会。
どっちに行くか悩みましたが、
敦賀のあいあいプラザで開催される脱原発首長会議の
「脱原発へ2020 敦賀フォーラム」に参加しました。
主催は、脱原発をめざす首長会議。
全国には元職を含め99人の会員がおられるそうです。
もちろん、敦賀の市長は入ってません💧
今日は、米原市長はじめ7名の元首長さんが
参加されていました。
講演は「脱原発への道筋を具体的に」で
講師は元内閣官房国家戦略室企画調整官の伊原智人氏。
内容は、「革新的エネルギー・環境戦略」の背景、
策定の経緯などでした。
政権への信頼が落ちる中、エネルギー政策について、
国民的議論を吸い上げることで、
その結論に従うのが良いと思った。
そして、2030年のエネルギーの原発依存度を
ゼロにするか、15%にするか、20〜25%にするか、
国民的議論をおこなった。
議論の中でゼロが増え、最終的にゼロの結論を出した。
核廃棄物の再処理をやめることについては、
六ヶ所村が、やめるなら廃棄物を
立地自治体にもどせと反対。
立地自治体も廃棄物をもどされることに反対。
そのため、期限までに結論が出せず、
「革新的エネルギー・環境戦略」には
再処理をやめることは書けなかった。
平成24年9月に「革新的エネルギー・環境戦略」を
発表したが、横やりが入り閣議決定できなかった…等々。
会場からの質問で、赤ちゃん連れた若いお母さんが、
「脱原発への道筋は、誰が考えているのか?」と。
進行役の方が、「今、野党間も検討されている。
投票行動によって実現することができる」と。
集会後、全原発の廃炉政策への転換、
汚染水の海洋放出反対の緊急声明を発表。
記者会見が行われました。
余談ですが、日本共産党の元びわ町長さんも
参加されてて、終わった後、名刺交換しました。
1999年、ヤミの勢力の不当な要求に屈せず闘い、
子育て支援や暮らし応援の町政を実現した方です。
引退されても、革新懇や9条の会などで
活動されているそうです。
思いがけない出会いがあり、参加して良かったです。