11月3日にオープンする人道の港敦賀ムゼウムの
運営について議員説明会がありました。
と言っても、ほぼ、これまでの説明と変わらず…
何のために開催したの?と思うほど。
目新しいのは、県道の歩道のカラー舗装、
イルミネーション、寄贈のあったピアノの活用、
県内の学校が修学旅行に来る…くらい?
収支も示されず、よくよく聞いたら、
最低目標の7万人で1990万円の赤字だそうで…
コロナもあるし7万も来ない可能性も…💦
さて、「人道の港敦賀ムゼウム」とは、
戦前のユダヤ難民やポーランド孤児を
敦賀など日本人が優しく受け入れた等、
交流などの資料館。
1940年代、杉原千畝さんが発行したビザで
多くのユダヤ難民が、シベリア鉄道を経て
海を渡って敦賀へ。
その後、神戸や東京を経由して
アメリカ等へ逃れました。
敦賀では、子どもがリンゴをあげたり、
銭湯を無料開放したり…
その前の1920年代にも、日本赤十字社が救済した
ポーランド孤児が敦賀を経由して神戸や東京へ。
そこで敦賀市は、
新幹線の開業を見据えた観光の目玉に、
優しい日本人がいた街「人道の港、敦賀」として、
当時、港にあった敦賀港駅舎、ロシア義勇艦隊事務所、
税関旅具検査所、大和田回漕部の4棟を
約11億円かけて復元し、それらの資料を展示します。
平和教育施設としつつも、観光部所管。
鉄道ジオラマを整備したけど
入館者が少ない赤レンガ倉庫といい、これ以上、
赤字の施設はいらない、というのが多くの市民の声。
が、槍が降ろうがコロナが来ようが、
新幹線もそのための観光開発も
止まる事なく進んでいっていきます。
賛成多数で決まっていくこととはいえ、
反対の声を代弁する日本共産党議員団の
値打ちは光っている❗←大げさ(^_^;)