2020年10月22日

議員説明会

11月3日にオープンする人道の港敦賀ムゼウムの

運営について議員説明会がありました。


と言っても、ほぼ、これまでの説明と変わらず…

何のために開催したの?と思うほど。


目新しいのは、県道の歩道のカラー舗装、

イルミネーション、寄贈のあったピアノの活用、

県内の学校が修学旅行に来る…くらい?


収支も示されず、よくよく聞いたら、

最低目標の7万人で1990万円の赤字だそうで…

コロナもあるし7万も来ない可能性も…💦


さて、「人道の港敦賀ムゼウム」とは、

戦前のユダヤ難民やポーランド孤児を

敦賀など日本人が優しく受け入れた等、

交流などの資料館。


1940年代、杉原千畝さんが発行したビザで

多くのユダヤ難民が、シベリア鉄道を経て

海を渡って敦賀へ。


その後、神戸や東京を経由して

アメリカ等へ逃れました。


敦賀では、子どもがリンゴをあげたり、

銭湯を無料開放したり…

その前の1920年代にも、日本赤十字社が救済した

ポーランド孤児が敦賀を経由して神戸や東京へ。


そこで敦賀市は、

新幹線の開業を見据えた観光の目玉に、

優しい日本人がいた街「人道の港、敦賀」として、

当時、港にあった敦賀港駅舎、ロシア義勇艦隊事務所、

税関旅具検査所、大和田回漕部の4棟を

約11億円かけて復元し、それらの資料を展示します。


平和教育施設としつつも、観光部所管。 


鉄道ジオラマを整備したけど

入館者が少ない赤レンガ倉庫といい、これ以上、

赤字の施設はいらない、というのが多くの市民の声。


が、槍が降ろうがコロナが来ようが、

新幹線もそのための観光開発も

止まる事なく進んでいっていきます。


賛成多数で決まっていくこととはいえ、

反対の声を代弁する日本共産党議員団の

値打ちは光っている❗←大げさ(^_^;)

posted by きよこ at 23:00| 福井 ☔| 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする