午前中は、昨日の続きで予算書とにらめっこ💧
1時から、議会の広報広聴委員会でした。
5月に予定していた議会報告会の延期を決め、
あわせて、今回のようなケーブルテレビや
YouTubeを使った議会報告についても
工夫していくことを話し合いました。
終わった後、急いで家に帰って、
zoomで開催された
「同性パートナーシップ制度等、
性的指向・性自認に係る施策や制度に関する勉強会」
に参加しました。
ELLY福井と(一社)LGBT法連合会主催です。
・性的指向や性自認の基礎知識及び
SOGIハラスメントについて
(神谷悠一・一社LGBT法連合会事務局長、
一橋大学客員准教授)
・福井県内における活動報告
(織田暁子・仁愛大学準拠、ELLY福井)
・パートナーシップ制度を中心とした
自治体施策についての報告
(明石市役所市政策局SDGs推進室)
・パートナーシップ制度を活用した当事者からの報告
(間々田久渚・群馬県セクシャルマイノリティ
支援団体ハレルワ代表)
LGBTは…
L レズビアン(女性同性愛者)の頭文字
G ゲイ(男性同性愛者)の頭文字
B バイセクシュアル(両性愛者)の頭文字
T トランスジェンダー
(戸籍の性別と性自認が一致していない人)の頭文字
で、よく耳にします。
実は、これだけでなく、
クエスチョニング
(性自認、性的指向が定まっていない)
の方もおられる…ということは知っていましたが…
性のあり方は50以上、あるそうで、
「LGBTQ+」と言うそうです。
また、性的指向(好きになる性)と
性自認(自分の性別についての認識)
のことをSOGI(そじ)と言い、
これらについてのハラスメントを
「SOGIハラ」と言うそうです。
カミングアウト(本人が伝えること)でなく、
他人が暴露することを「アウティング」と言い、
パワハラ防止法で、SOGIハラ同様に
防止が義務づけられています。
「アライ」という言葉も初めて知りましたが、
SOGIに理解して行動する支援者のことだそうです。
奥が深くて、幅が広い…
よくわかるお話で、大変、勉強になりました。
福井県では、ELLY福井のみなさんの運動によって
投票所入場券の性別欄、
印鑑登録証明書の性別欄、
公立高校の入試の願書、
福井県の書類の性別欄を無くしたそうです。
越前市でも、行政文書から70件超の性別記載欄を見直し
越前市共済会、職員組合の慶弔規定の改定で
同性同士でも結婚祝い金の給付を可能としたそうです。
福井県は、プライバシーがダダ漏れなところがあり、
不安や苦しみを抱えて暮らしている方は多いとのこと。
明石市は、「いつまでも、すべての人に
やさしいまちを みんなで」をかかげ、
専門職員を2人、全国公募して
パートナーシップ・ファミリーシップ制度を
作ったそうです。
ぜひ、敦賀でも制度化したいと思いました。