2021年07月29日

議員定数削減について

6月議会で、区長連合会から出された

議員定数削減の請願を賛成多数で採択したので、

何が何でも削減する人数を決めなくてはならない、

議会として何を基準に何人減らすか、決めて欲しい、

と議長から諮問され、議会運営員会が開催され、

今後の進め方について話し合いました。


私は、あくまで、議員定数削減には反対です。


議会は市民の代表です。


多様性の面からも、1人でも多い方が

より多くの市民の声を届けることができます。


定数が削減されると、議会が市民から遠くなります。


また、定数削減されると、

当選のための得票がより多く必要となるため、

残念ながら、敦賀のような田舎では、

大きな会社、団体、政党などがバックにないと

当選は難しく、少数派の声は届きにくくなります。


「身を削るべき」と言う方がおられますが、

削られるのは市民の声です。


また、議員削減して少数精鋭の議会に、

と言われる方もおられますが…

人数が少ないから精鋭になるわけではありません。


コロナ対策、市民福祉、まちづくり…

議会として話し合うべき課題は山ほどあるし、

市民の声を聞いて議員提案するとか、

議会基本条例にのっとった改革を進めるとか

そのことに時間を割いた方が、

よっぽど、市民のためになると思うのですが…


議員定数削減に反対している私としては、

とってもしんどい議運でした。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする