6月議会で、区長連合会から出された
議員定数削減の請願を賛成多数で採択したので、
何が何でも削減する人数を決めなくてはならない、
議会として何を基準に何人減らすか、決めて欲しい、
と議長から諮問され、議会運営員会が開催され、
今後の進め方について話し合いました。
私は、あくまで、議員定数削減には反対です。
議会は市民の代表です。
多様性の面からも、1人でも多い方が
より多くの市民の声を届けることができます。
定数が削減されると、議会が市民から遠くなります。
また、定数削減されると、
当選のための得票がより多く必要となるため、
残念ながら、敦賀のような田舎では、
大きな会社、団体、政党などがバックにないと
当選は難しく、少数派の声は届きにくくなります。
「身を削るべき」と言う方がおられますが、
削られるのは市民の声です。
また、議員削減して少数精鋭の議会に、
と言われる方もおられますが…
人数が少ないから精鋭になるわけではありません。
コロナ対策、市民福祉、まちづくり…
議会として話し合うべき課題は山ほどあるし、
市民の声を聞いて議員提案するとか、
議会基本条例にのっとった改革を進めるとか
そのことに時間を割いた方が、
よっぽど、市民のためになると思うのですが…
議員定数削減に反対している私としては、
とってもしんどい議運でした。