福井1区で立候補を予定していた金元さんが
立候補を取りやめ、日本共産党は立憲民主党の
野田さんの当選のために頑張ることになりました。
野党共闘の候補者のため、
粘り強くご尽力されてこられた皆さまに
心から感謝するとともに、
英断した党県委員会と金元さんに敬意を表します。
31歳の時から33数年間、衆議院議員選挙に
立候補し続けてきた金元さんを身近に見て来たので…
涙が出ました。
もちろん、金元さん抜きで
トップダウンで決めたことではなく、
金元さんも納得しての一本化です。
ことの始まりは、6年前の安保関連法反対の闘い。
日本共産党や当時の民主党、社民党など野党は、
安保関連法(戦争法)に反対しましたが、
国会で強行可決されてしまいました。
このことを契機に、私たち野党は、
立憲主義を取り戻そう!
日本を戦争する国づくりへと突き進む
自公政権にストップを!
と、政党間の思想信条の違いを超え、
共に闘う関係を築いてきました。
国会では、日本共産党を含む野党で
環境問題、コロナ対策など、
様々な法案を提出していることが
赤旗でも報じられていました。
福井県でも、政治の立場の違いを超えて、
原発ゼロの福井を!と、共に活動してきました。
こうした共闘の積み重ねがあり、中央段階で、
日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組が
市民連合のみなさんからの要請をうけ
総選挙に向けての共通政策で合意しました。
日本共産党にとって、初めてのことです。
共通政策は、
安保関連法を廃止する、立憲主義を取り戻す、
消費税5%減税、格差社会をなくす、
医療・福祉のケア労働の処遇改善、
ジェンダー平等の日本を実現するなど20項目。
どれもが、切実に実現したいと思っている政策です。
国会議員になりたくて選挙に出てるわけじゃない、
大臣になりたくて選挙協力するわけじゃない、
ひとえに、
共通政策を実現し、
私利私欲の自公政権を変えたい、
立憲主義を取り戻したい、
子ども達の未来のためにも平和な日本を守りたい、
こうした思いからの日本共産党の決断です。
さて、金元さん、記者会見の後、
野田さんの事務所を訪ね、一緒に頑張る
決意を伝えてきたそうな…。
野田さんは、「党公認候補を下ろしてまで
応援に回ってくれるとは思っていなかった。
大英断に感謝したい」と。
ちなみに、2区でも、日本共産党は
立憲民主党の斉木さんを応援することになりました。
政権交代の選挙です。
政治を変えるチャンス!
今日、国会が解散されます。
公示まで残り5日、がんばらなくては!