2022年04月28日

セーフティーネット賃貸住宅

今日の生活相談は、ご高齢の方の住まいの相談でした。


敦賀にも、ようやく、セーフティーネット賃貸住宅の

協力店が2店できたようで…


さっそく、相談者さんをお連れして行ってきました。


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セーフティーネット賃貸住宅とは、

高齢の方、障がいのある方、ひとり親家庭の方などの

入居を断らない賃貸住宅です。


ちょうど空きが出たところ、とのことで良かったです。


でも…

セーフティーネット住宅とは言え、

保証人がいない場合、

保証業者との契約が必要だそうで…

審査が通ることを祈るしかありません。


本来、住宅のセーフティーネットは、自治体の役割で、

市営住宅に入居できれば問題ないのですが…


敦賀市は市営住宅の空きは多いのに、

単身用の空きが無いのと、

保証人がいないと入居させないので、入れません。


政府は、公営住宅について、

保証人が無くても入居を認めるよう求めていて、

私も何度も議会取り上げていますが…


動かない野坂山を、

1人で素手で押して動かそうとしてる感じ?


ですが、医療費の減免制度を実現したように、

諦めず頑張って求め続ければ、

いずれは実現することに確信を持って、

これからも敦賀市に市営住宅の制度改善を

求め続けていきたいと思います。


また、セーフティーネット住宅も

良い制度だと思いますが、普及のためには

入居者へのサポートのネットワークも必要です。


先進自治体では、見守り支援、宅食、

亡くなられた後の後片付け等々の

ネットワークがあるそうです。


これも議会で取り上げましたが…

簡単ではありません。


地域共生社会サミットのために、

厚生労働省から派遣されている職員さんに、

この点も併せて進めていただきたい!と

お願いしました。


一歩でも前に進めることができれば、と思います。

posted by きよこ at 23:00| 福井 | 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする