今日は9日、長崎に原爆が投下された日です。
長崎の学校では登校日で、11時2分に黙祷をします。
私が平戸中学校入学したころは、
まだ、被爆体験のある先生がおられて
登校日に全校生徒でお話をお聞きしました。
高校では、先生と生徒有志による
平和学習実行委員会というのがあって、
2年生の時、自ら手をあげ←当時の私にはすごい勇気✨
3年生まで2年続けて、参加しました。
グループでテーマを決めて、図書館で勉強したり…
観光客に「長崎に原爆が落とされた日を
知っていますか?」など、アンケートをとったり…
で、文集を作って、9日の登校日に発表をしました。
ちなみに、その時、中心になっていた先生が、
被爆二世だったということを知ったのは、
卒業して20年以上たってから。
たまたま見た福井新聞の若者欄に、
平和運動している筑波大学の学生の記事があり…
「父が被爆二世で、長崎の高校で生徒と一緒に
平和の取り組みをしている」と。
名字を見たら、先生と同じで、
顔は、私が卒業した後、結婚した先生にそっくり。
なんで被爆二世だと教えてくれなかったのか…
先生にも葛藤があったんだろうなぁ…
そんな経験もあり、
私にとって、反核平和運動はライフワークです。
核兵器のない世界のために、
これからも運動を続けていく決意です。
合掌。
☆ ☆ ☆
今日は、生活保護の議員研修の2日目で、
Zoomで参加しました。
まず、講座B「コロナ禍と自治体財政」。
国のコロナ対策関係費の2020-2021年度の
歳出は総額95.8兆円で、
事業雇用継続37%、
個人向け支援19%、
検査・医療・ワクチン等17%、
地方創生臨時交付金16%、
産業構造改革6%
消費喚起4%、
感染拡大防止1%。
2020年度の地方のコロナ対策関係費は
市町は9割が特例定額給付金で財源は国庫。
イベントなどがコロナで中止となる一方、
国からの交付金が多く交付されたため、
多くの市町が財政調整基金の残高が増加した。
「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」
は、「地方創生」がついたことで
「コロナ対策」とは名ばかりのような
デジタル化や消費喚起に使われ、災害便乗とも言える。
コロナで財源がない、
生活保護費が圧迫していると言うが、
国が交付税措置している生活保護費の
執行率は80%〜95%。
人口規模の小さい市町ほど低い。
主な理由として、
生活保護の人件費が少ないことがある。
ベテランの職員を配置していなかったり、
高齢者が多いとワーカーが少なくても良いため、
十分な人員を配置していない等が考えられる。
…等々。
基準財政需要額の中の生活保護費と
実際に使われた生活保護費について
敦賀市の状況をしっかり、調べなくては!
わくわく♫
次に、講座C「生活福祉資金特例貸付の意義と問題」。
生活保護の福祉貸付のコロナ特例で
緊急小口資金、総合支援資金を利用する人が激増。
緊急時に大勢の命、暮らしを守ったが…
緊急小口、総合支援、延長、再貸付により
マックス200万の借金を背負った人も多い。
また、現場では、簡略された手続きのため、
貸付以外の十分な支援に結びつけることができず、
丁寧な相談支援ができない無力感にさいなまれた。
更に、貸付以外の生活支援策が示されず、
出口戦略がないことへの制度不信に。
2023年1月から償還(返済)が始まる。
返済が困難なケースが多く
貸付以外の支援に結びつけるためにも
社協の体制整備が必要。
…等々。
「生活福祉資金はお断りしてからが社協の仕事」
とのお話に、感銘をうけました。
コロナ禍の前、何人もの方を社協にお連れしました。
福祉貸付は、領収書がないと借りれない、とか
ブラックに乗っていたら借りれない、とか
今、借りてて返済中の人は借りれない、とか
なかなかハードルが高くて借りれず、
あきらめて帰ったことが多々ありますが…
それきり、です。
「お断りしてから」どんな社協の仕事があるのか、
講師に質問すれば良かった…聞けずに残念。
また、先日、生活保護の申請をした方が、
生活保護が支給されるまでの生活のため、
社協で福祉貸付を借りれるハズなので
社協にお願いしたところ…
緊急小口を借りてるので貸せない、と。
この場合、他に利用できる制度はないか?と、
講師に質問したところ…
特例で借りている場合、
本則の福祉貸付は利用できる、とのこと。
なんと…!
知っていたら、借りることができたのに…💦
もっと勉強しなくては💨
ひまわり畑と孫ちゃんたち