今日は、新婦人が敦賀市の教育委員会に
安倍元首相の「国葬」にあたり
学校に弔意の強制をしないよう求める
申し入れを行いました。
私も同席する予定でしたが…
孫ちゃんが高熱で発熱外来を受診することになり、
検査結果が出るまで、私も、
自主的に自宅待機することに。
代わりに松宮市議に同席してもらいました。
お昼に、孫ちゃんの抗原検査の結果が
陰性とわかり、ホッ💓
午後から予定通り、生活保護の議員研修を
オンラインで受けました。
1時から3時まで、
講座D「生活保護基礎講座」と
「水際作戦の実体と対応法」
生活保護の水際作戦について、
某市役所の担当職員と当事者、支援者の
やり取りの録音を聞かせて頂きましたが…
当事者をバカにした物言いで、
嫌がらせとしか思えないような対応。
聞いていて、思わず、
それは違うやろ〜ウソ言ったらあかんで💢と
口に出てしまいました💧
私が議員になった当初、
敦賀市でも水際作戦はありました。
稼働年齢の方は、職安に月に何度も行って、
就職活動をするけど仕事が見つからないという
証明を求められ、結局、諦めた方も。
これについては、リーマンショック後、
改善されました。
また、生活保護費は、
申請日に遡って支給されるのですが、
書類がすべて整うまで申請日を書かせなかったり…
これについては、私も勉強して
何度かやり合っているうちに、
窓口に申請に行ったその日の日付で
書かせてもらえるようになりました。
最近の敦賀市の対応は、
私が同席しているケースしかわかりませんが、
水際作戦はやっていないようです。
思わず、感心するほどの対応をする職員も。
他の支援機関の方も「敦賀市は頑張っている」と
言われるので、そうなんだろうな〜と思います。
もちろん、当事者の受け止めはそれぞれだし…
扶養紹介のこと、決定までが長いこと等、
まだまだ改善して欲しい点はあるので
これからも、求めていきたいと思います。
4時から6時まで、
講座E「生きていけない困窮化する外国人」と
「外国人住民への医療・保健・福祉サービスの提供」等
外国人の困窮問題については…
恥ずかしいですが、初めて勉強しました。
総在留外国人は約286万人で
日本の総人口の2.3%だそうです。
そのうち、非正規滞在者数は6.7万人、
入管収容者数は134人、
仮放免者数は5781人だそうです。
仮放免者とは、日本にいてはいけないと言われたけれど
国に帰ることが出来ず、入管に収容された後、
病気などの事情で一次的に入管外で生活することが
認められた人のことだそうです。
仮放免者は、働いてはいけないし、
生活保護も利用できない…
国保の加入も認められず、
医療費が200%、300%と高額で
病気にかかってもお金がないため
治療が受けられないそうです。
働けない、食べられない、病院に行けない、
まさに「生きていけない」状況です。
命の危険があるなど、
様々な国の事情で帰られない人々…
でも、難民申請をしても、
日本の認定率は0.7%で、認定数は現在わずか74人。
イギリス63.4%、カナダ62.1%、アメリカ32.2%
ドイツ25.9%…で、日本が少ないのは明瞭。
しかも、難民申請を却下された外国人は
人権が無視され、犯罪者扱いのため、
国連から何度も、日本は勧告を受けています。
困窮外国人の生活と命を存続させるためには
せめて、ウクライナ避難民と同様の
支援が求められている、と。
自治体で何ができるか、ということでは
非正規滞在者については通報義務があるけれど
平成15年の法務省の通知によると…
「通報義務により守られるべき利益と
各官署の職務遂行という公益を比較考量して
通報するかどうかを個別に判断することも可能」と。
そのため、さいたま市では、
人道的、母胎・胎児の安全保持、
感染症の蔓延予防の観点から、通報よりも
行政サービスの提供を優先させているそうです。
敦賀はどうしているのか???
ここ数年、敦賀市でも外国人が増えています。
ぜひとも実体を調べなくては!
さて、生活保護の議員研修の最終日は
Zoomではなく京都で開催されるため参加できず、
私は、今日が最後です。
3日間、たいへん勉強になる研修で、
参加できて本当に良かったです。
これからの議員活動に
役立てていきたいと思います。