今日は、予算決算常任委員会の全体でした。
令和3年度の決算について、
認定するかしないか審査します。
全体会では、私は、主に総務民生関係と
産経建設関係の17の事業について
質疑をしました。
質疑の中で分かったことは…
まず、敦賀市の職員数ですが、
正規職員が減り、会計年度任用職員(非正規)が増え
割合は47.7:52.3となり、
正規職員の割合が前年度よりも更に減っています。
このような中、定年退職9名に加え、
自己都合、勧奨による退職が18名、
あわせて27名の正規の職員が退職され
会計年度任用職員も42名、退職されたそうです。
しかも、そのうち、保育士は…
定年退職4名、自己都合7名で11名もの方が退職され、
会計年度任用職員の保育士3名をあわせると、
14名の保育士がやめられたとのこと。
ただでさえ保育の現場は大変ですが、
コロナ禍で予防対策など、ますます大変になり、
一定、処遇改善はありましたが、
それでもやめる方は多いようで…残念で悲しいです。
市は退職による欠員分は補充したとは言いますが…
子どもにとって大切な時期を保育するお仕事は、
コロコロ人が変わらない方が良いし…
子ども達のためには長く勤めていただきたいし、
そのためにも、根本的な改善策として、
保育士の配置基準を拡充すべきです。
6月議会の時に保育関係団体から
保育士の配置基準を拡充して欲しいと
求める請願が出され
私たち党議員団は賛成しましたが、
反対多数で不採択となってしまいましたが…
あらためて、残念でなりません。
あと、敦賀市の障がいのある方の雇用ですが、
令和3年度は法定雇用数にたいし4名不足でしたが、
令和4年度現在、正規職員11名、
会計年度任用職員11名の計22名で、
法定雇用数を満たしているそうで、良かったですね。
水道企業会計では、
令和3年度10月からの料金値上げにより
5556万円増収となり、
一方、水道料金の滞納者とともに、
給水停止中の世帯が増えています。
このような中、令和3年度は、令和2年度に続き、
1億7940万円の市債の繰上償還を行っています。
毎年1800万円の削減効果があったとの説明でしたし、
将来の負担を減らすことにつながりますが…
今、コロナ禍の中で困っている市民への施策に
使って欲しかったです。
さぁ、いよいよ、明日は予算決算常任委員会の
分科会です。
私の所属する文教厚生分科会は、
福祉、健康、教育、国保、介護、後期高齢者医療、
そして敦賀病院で、とてもボリュームがあります。
全体会では、質疑の通告が必要で、
1つの事業につき3回しか質疑ができない…など
制約がありますが、
分科会では通告無し、制限無しのガチ勝負?
しっかり準備して、のぞみたいと思います。