14日は堺市へ、15日は倉敷市へ、
議会運営委員会で視察に行きました。
いずれも、議会BCPについて。
BCPとは、事業継続計画のことで、
災害や感染症の拡大の時、議会として、議員として、
どうのように行動するのか、というものです。
堺市では平成30年に議会BCPを策定し、
何度も追加し、対応マニュアルも作っています。
堺市議会では、災害がおきた時、
「堺市議会災害対策会議」を設置する、とのこと。
災害が起きて、市会議員が個別に担当課に要望すると
業務に支障を及ぼすので、
「堺市議会災害対策会議」を通じて、
災害対策本部へ情報提供するように、と。
災害対策会議を設置する必要が無い災害でも
直接、担当課に要望するのでなく、
議会事務局を通すように、と。
また、業務継続について時間を細かく区切って
設定していることが印象的でした。
翌日の倉敷市は、今から4年前の2018年、
真備町で甚大な被害があった自治体です。
そのため、経験をもとに作られた議会BCPで
情報をいかに早く議員に提供するか、など
とても説得力のある説明でした。
また、議会の災害対策会議を設置していない時は、
議員としての活動の制約は、極力もうけない、と。
災害の経験から、タブレットにもなるパソコンを
議員1人1台、持つこととなったそうで…
議員の安否確認にも使うそうです。
見ない人は見ない…その時は、電話をする、と。
敦賀市議会も、今年度中に議会BCPを策定します。
良いところは真似して、敦賀市議会独自の計画を
市議会みんなで作りたいと思います。
★ ★ ★
視察から帰って、すぐ、区長会のみなさんへの
出前議会報告会がありました。
出前議会報告会は、初めての取り組みで、
3チームに分かれ、区長会、PTA、子育てママに、
議会の報告をすることにしたものです。
ちなみに、今日の午前中、駅西の「ちえなみき」で
子育て中のママさんを対象に開催したところ…
3名のママと、ふらりと来られた方2名の参加で
なごやかで、有意義な時間となったそうです。
夜は、区長連合会のみなさんへの議会報告会で
私は、文教厚生と産経建設について
報告をさせていただきました。
また、意見交換会では、様々なご意見を頂きました。
議員定数についても、削減したばかりですが、
再び、削減を求められ…20名にすべきとのご意見も。
その他、歩道の整備等々…
後日、広報広聴委員会で各常任委員会に割り振り、
市民のみなさんにお返しする予定です。
今期、残り5ヶ月…忙しくなりそうです。