今日から一般質問が始まりました。
今回、正副議長のぞいて22人中
15人の議員が一般質問します。
私は、ガラガラ抽選の結果、
三番目なので、今日のお昼一番。
昨夜、夜中3時頃までかかって
質問や再質問の原稿を作りましたが…
30分以内で収まる気がしない…😵💧
でも、削れない…💦
半ば開き直って、本番にのぞみ、
ゆっくり丁寧に…と心がけましたが…
時間内に質問をすべて終えようと思うと、
ついつい早口に💧
結局、時間が足りず…
最後は原稿をかなり端折って、
持ち時間30分内にキッチリ収めて終わりました。
終わった後は、しばらく、ぜぇぜぇ…💧
全速力で走り終えた達成感と…
時間が足りなくて、掘り下げた質問ができず反省…💧
さて、私の一般質問は…
1 安心して住み続けられるまちづくりについて
(1) 立地適正化計画の見直し
立地適正化計画は、
コンパクトなまちをつくる計画です。
都市計画区域の中に、
都市機能誘導区域と居住誘導区域を設定し…
商業施設、学校、子育て施設など
暮らしに必要な施設を都市機能誘導区域に集約し、
その周辺の居住誘導区域に住民を誘導し、
まちをコンパクトにする、というもの。
でも、逆に言えば、区域外は、住みにくくなり
人口が減ってしまうわけで…
共生社会で地域コミュニティが大事と言ってるけど…
矛盾しない?
そのため、日常生活圏域(地区ごと)で
住みやすいまちづくりをすべき、と求めました。

また、人口の1/3が粟野に住んでおられますが、
粟野の居住誘導区域は
バイパスから北の野神と若葉町一丁目だけ。
なので、せめて、粟野中学校まで
居住誘導区域を広げるよう求めました。
また、居住誘導区域に地図混乱地域があり、
住民が困っています。
そのため、敦賀市が申請している混乱地域について
法務局に解消してもらうことはもちろんですが、
混乱がひどくて土地を売ることも買うこともできない
酷い一角については、敦賀市独自で地籍調査をして
早急に混乱を解消するよう求めました。
(2) 免許自主返納の支援
公民館で敦賀署に免許返納出張窓口を設けてもらい、
いっしょに敦賀市の自主返納支援事業の手続きを
やってはどうか?と求めました。
(3) コミュニティバスの充実
改善して欲しいという要望が多いので、
バスの利用者から声を聞いて、
見直すよう求めました。
また、小中学校の児童生徒、高校生、
高齢者のバス代を無料にするよう求めました。
(4) 医療依存度が高い方への支援
怪我や病気で敦賀に住み続けたいと願っても
受け皿がなく、叶わない…
そんな悲しいことがないように、
病院を退院した後の受け皿として
医療依存度が高い方が入れる老健施設の拡充、
在宅における24時間看護、介護の整備を
次期介護保険事業計画に盛り込むことを
求めるとともに、
敦賀病院に医療療養型病床の整備を求めました。
2 子育て支援について
(1) 2歳児までの子育て負担の軽減
市長は9月議会で、子育て生活応援事業として、
マイナンバーカードを取得している
0歳児に5万ポイント、1歳児に3万ポイント、
2歳児に2万ポイントを毎月付与する事業を提出。
議会は、公平性の観点、財源の問題などから、
子育て生活応援事業を削除した予算案を可決。
市長は、9月議会の閉会のあいさつで
「議論を踏まえ、引き続き安心して子育てができ、
次世代を担う子供たちが健やかに成長できるよう、
さらなる支援の充実に向けて検討する」と
言ってたのに、かわりとなる子育て支援を
12月議会に予算計上されなかったのは何故か?
と問うとともに、2歳児までの子どもの
子育て支援を求めました。
まず、保育料の無償化。
3歳以上児の保育料は、
消費税増税とセットで2019年から無償になったけど、
3歳未満児の保育料は無償になりませんでした。
未満児でも無料なのは、非課税世帯と
第2子、第3子の子どもさんだけ。
敦賀では、未満児さん690人中365人が無償で
330人が有料です。
先日、ひとり親で非課税なのに、
保育料が無料にならない方の相談があり
「祖祖父母認定」という制度があることを知りました。
ひとり親で家族と一緒に暮らしている方が
生活保護基準よりも収入が少ない場合、
お母さんの収入だけでは暮らせませんよね?
祖父母に助けてもらってますよね?と
祖父母の収入で保育料が計算され、
有料になるケースがあるそうです。
祖父母と一緒に暮らしていても、
収入が生活保護基準より多くて
所得が135万円まで(非課税)←収入で320万円ほど?
の場合、保育料は無料なのに。
国の制度で、全国でも疑問視されていますが…
市独自で祖父母認定がなくせないなら、
いっそ有料の330人の保育料を無償にしてはどうか?
と求めました。
次に、家庭育児応援手当の拡充。
敦賀市は2020年、市独自で
家庭育児応援手当を創設しました。
保育所等を利用していない0歳から2歳の
第2子以降の児童を養育する世帯に、
対象児童1人に毎月1万円を支給する事業です。
令和3年度の決算では、わずか9世帯のみ。
この家庭育児応援手当について、所得制限無しで、
第1子から支給するよう求めました。
最後に、2歳児までの保育の拡充について。
待機児童はゼロと言いつつ、
実際には2歳児以下は空きがない、と
市役所の窓口で断れ、一時保育をハシゴして、
働いている子育て家庭もあります。
敦賀市には、児童福祉法第24条で
保育に欠ける子どもの保育の実施義務があります。
そこで、保育を希望する家庭が、
安心して仕事できるように、窓口で断らず
保育所に入所させるよう求めました。
市長が9月議会の補正予算で提案した
2歳までの子育て応援手当は年間6億5000万円の
事業でしたが、
私の提案した事業は、そこまで必要は無いし、
市民の願いに沿ったものです。
良い答弁では無かったですが、
次の3月議会の補正予算、当初予算で
事業を計上してくれることを心から願います。
(2) 放課後児童クラブの時間延長
放課後児童クラブの時間が保育園よりも短く
時間内にお迎えにいけないために
正規から非正規に変わったり、仕事を辞めたり
という家庭もあります。
中には、ひとり親家庭で、
子どもだけで夜まで過ごしている家庭も。
安心して仕事、子育てができるよう
6時までとせず、保育園同様、時間延長を
するよう求めました。
3 旧統一協会の問題について
旧統一協会とその活動について、
市長の認識を伺うとともに、
市長や副市長などの特別職、執行機関について
旧統一協会、関連団体との関わり、
市への寄附の受領の有無について伺いました。
市長はじめみなさん、関わりは無いとのことで、
寄附の受領も無かった、と。
ピースロードについて、
県内で他の自治体が後援しているので後援したが、
中止になったし、今後は後援しない、とのこと。
市民から旧統一協会やダミー会社による
霊感商法などに関する相談は無かったようですが、
今後、旧統一協会による被害者の相談窓口を
開設するよう求めました。

その後、松宮市議の一般質問では
市役所のATMの設置、原子力防災、
安定ヨウ素剤の配布について。
安定ヨウ素剤の配布については、
申請について改善を検討してくれるとのこと。
良かったです。
posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁|
議会、議員活動2016.11〜
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